日本がまた中国の政治体制を学ぶ日

「経済一流、政治二流」。30年前によく日本人から聞いたコメントです。今思えば田中総理や中曽根総理などのような世界に通じる総理大臣と、いつでも総裁の椅子を狙う有能な政治家が自民党にたくさんいました。今のような「他に居ないから安倍総理を支持する」状況とは真逆でした。

もし今の日本の政治が二流であれば、当時の日本政治は間違いなく一流でした。

そもそも一流とか二流とかは世界との比較論の中で成り立つ話です。選挙で選ぶならば、身の回りの生活や自分の関心事に合わせて投票するのであって、世界と比較して選ぶわけではないのです。だから実のところ、一流か二流かはどうでもよいことです。

それでも当時の人々はなぜ敢えて「政治は二流」と言うかというと、それは「経済が一流」であることを強調するための言葉のバランスだと思います。日米関係に強く依存し、国際的に独自の戦略を持たない苛立ちでもあると思います。

しかし、経済が一流と言えなくなった今、日米関係に当時以上に依存しているにも関わらず、日本には「政治が二流」である意識が全く無くなっています。これこそ日本の政治的危機だと思うのです。

戦後日本は結果的に自民党の「一党独裁」でした。日本の本当の民主主義は自民党の中の派閥闘争によって実現していました。それぞれの派閥が異なる利益団体や集団に属し、異なる理念を持ちながらも反対のための反対という無駄をしませんでした。自己主張しながらも他の党内勢力との牽制や妥協を繰り返しました。

その結果、日本の政治家は確かに国際的顔を持つ人は少なかったのですが、日本の総理ということで日本国としての政治的存在感は今よりはるかにありました。それは外国にいないと分からないことです。

安倍総理はよく国内向けに自分が外交に強いようなことをアピールしますが、先日の国連演説のガラガラの会場をみれば分かるように、実態は日本の大手マスコミの宣伝とは違うのです。鳩山総理の国連演説のほうがよほど人気で聴衆が多かったです。

一党独裁でまともな党内闘争もない。国内マスコミをコントロールし、人気を演じる。選挙のテクニックだけは三代世襲のおかげで誰よりも長けて「世界一流」である。不正や失策があっても選挙に勝てばリセットされ正当化される。

このような形だけの民主主義は長期的に見た場合、国家衰退の原因にもなると私は思うのです。

国民の利益を政治と政策に反映させることに反対する国民などは居ません。皆さんと同様に私達中国人も日本人と全く同じです。違うのは体制(やり方)だけです。

13億もいれば、利益の複雑さは日本の10倍になるのです。それぞれの政党に自分の利益を代表させ、選挙戦で戦う西洋式な政治も一つの選択肢ですが、4大文明の一つとしての中国には、異なる方法で同じことを実現させようとする工夫とシステムがあってもおかしくないのです。

中国の一党独裁体制も既に70年間近く続きました。その結果、優秀な人材は殆ど共産党体制内部に集まりました。党内闘争も優秀な人材同士の戦いになり、激しさは想像を絶します。建国の父である毛沢東が死んだ途端、奥さんが逮捕されるくらいですから、どれほど党内の力が複雑かつ強力かは分かります。

国営マスコミは報道しませんが、中国人の多くは党内政治の様子を知っており、利益闘争から路線闘争までの情報を共有し、独自の方法でそれぞれへの支持と反対に加担するのです。共産党も調査機関を通じて国民の動向をよく知っているのです。政権のまずい政策が続くと国民の不満が言論からデモや暴動に発展していくので党内の反対派が自然にそれを利用して力を増していくのです。

「中国は崩壊する」と思われながら、数百年来ぶりの復興を成し遂げる事実は変わりません。年間一億人以上の国民が海外旅行を楽しんで国に戻ってくる。毎年50万人の留学生が出ていきながらほぼ同様の数の留学生が戻る。

北朝鮮のような抑圧な社会ならば、中国社会の今の活力を説明することができません。米国式の政治システムを中国に導入すべきだと考える中国人の数が急激に減ってきたは欧米の調査機関も発表しています。

中国の政治システムが優れていると思ったことがありませんが、少なくとも多くの日本人が思うほどダメなものではありません。選択肢がないのに「選んでくれた国民」に責任を押し付ける現在の選挙制度の弊害を直さないと、いずれやっぱり中国の体制がいいと日本国民は考えるのではないでしょうか。

今、こんなことを聞くと笑ってしまう人が多いかもしれませんが、20年後のことを予想できる人はいません。40年前、ソ連崩壊を予想しましたか?20年前、中国が再び世界一位のGDPを生み出すと予想できましたか?

そして2千年にもわたって日本が中国の体制を学んできた歴史にそれだけの理由はあったに違いありません。だから今日のタイトルは笑うだけで済ませるのではなく、今の日本政治を考察するヒントになれば幸いです。今日の本意はそれ以上でも以下でもありません。

この記事へのコメント
いつも心のこもったメッセージをありがとうございます。
まったくおっしゃる通りだと思います。

一般市民としても政治に危機感があるので、今できることは経済で世界に影響力を持つことしかないという状態が続いていると思います。
田中角栄や中曽根さんのような政治家はもう出てこないのでしょうかねぇ
Posted by 澤本茂郁 at 2017年09月29日 08:11
五毛(笑)
Posted by 独裁万歳 at 2017年09月29日 08:39
確かに宋さんの仰る通りです。
私も、中国における熾烈なトップへの競争は、米国の長期にわたる大統領選挙より、真の競争をしていると感じておりました。能力のある共産党員は、早く出世をさせて小さくても自治体のトップを経験させ、その成否から次への挑戦をする。それを、上の人も下の人も見ている。いわば360度評価を経て、順次ステップを上げ、将来の最高指導者を選んでいく。やり方は違うが、民主的な制度ではないかと。ご指摘で気がつきましたが、自民党の派閥争いにもその側面はあったかもしれません。
ただ、これで習主席が一強をさらに強化し、三選を選択すると折角の良きやり方も将来は危うくなりそうだと、強く危惧しております。
もちろん、もう一つの大国、合州国の大統領選挙のフェイクニュースでの乱発と当のご自身が相手をフェイクと決めつける実情からすると、合州性による弊害で危うくなっているのは同様ですが。
Posted by 大木昇一 at 2017年09月29日 08:45
話の本筋ではありませんが、

25年前、経済成長率から中国が2010年代に日本を抜かすことを計算し、と同時に、それに対して社会科の教師が「中国は無い」と笑った事を記憶しています。
Posted by 9ちゃん at 2017年09月29日 08:46
確かに宋さんの仰る通りです。
私も、中国における熾烈なトップへの競争は、米国の長期にわたる大統領選挙より、真の競争をしていると感じておりました。能力のある共産党員は、早く出世をさせて小さくても自治体のトップを経験させ、その成否から次への挑戦をする。それを、上の人も下の人も見ている。いわば360度評価を経て、順次ステップを上げ、将来の最高指導者を選んでいく。やり方は違うが、民主的な制度ではないかと。ご指摘で気がつきましたが、自民党の派閥争いにもその側面はあったかもしれません。
ただ、これで習主席が一強をさらに強化し、三選を選択すると折角の良きやり方も将来は危うくなりそうだと、強く危惧しております。
もちろん、もう一つの大国、合州国の大統領選挙のフェイクニュースでの乱発と当のご自身が相手をフェイクと決めつける実情からすると、合州性による弊害で危うくなっているのは同様ですが。
Posted by 大木昇一 at 2017年09月29日 08:48
日本にいた頃は自民党連中に媚びる
中国に戻る途端中共に媚びる
米国にいる子供たちはトランプに媚びてるところ?
権力に媚びないと生きられないの?
Posted by 独裁万歳 at 2017年09月29日 08:53
中国人としてこんな見方に絶句しました。中国の諺に「三十年河東三十年河西」あり、たかが三十年ひとサイクルの這い上がりをこんなに絶賛するのは、日本のバブルやソ連の70年代といった歴史を果たして見て来ましたか。
Posted by funiey at 2017年09月29日 08:56
読んでて感じたのは、「政治体制」の定義、切り分けが宋さんと一般的な日本人とでは異なるのかなと。
確かに本来の政治体制のみを論じれば、確かに指摘の通りと思いますが、一般的な日本人が中国を嫌うのは、言論の自由や裁判権など、自由がかなり制約されている環境です。
中国は今の政治体制を維持しつつも有る程度の自由を国民に与えることは可能なはずで、そうなると中国を見る目も変わるのではないでしょうか?
本論からずれましたが、感じた事を書かせて頂きます。
Posted by かきたろう at 2017年09月29日 08:59
今回は正論で毒がないのでつまらない。
あえて言えば、学ぶべきは中国も含めた世界でしょう。
60億の人の利害関係を各国の立場と力関係でバランスするのですからね。
Posted by knack at 2017年09月29日 09:17
宗さんの考えは一考に値しますが、国民の民意を選挙で聞かず、習主席が独裁的になっているのをある意味で日本の参考にしたら?と言う意見には賛同できません。安部さんも習さんやトランプさんの姿(独裁的)をうらやましく見て(一強で)政権を私用しているのです。相対する勢力の中から均衡した政権が出ることがやはり理想で、そうした政権になる様に選挙民が優れることが必要なのです。宗さんが「選挙民よ自覚せよ」と言うなら解りますが、習さんの姿勢を参考にしたらと言うのは同意できません。
民主主義は決められない政治体制だから一人で
決められる政治にするのが良いというのは、世の独裁者の理論です。それには組せません。
Posted by 沼さん at 2017年09月29日 09:19
宋さんのおっしゃるような日が来ると信じたいですね。
でも、日本の政治家はナチスの手口を学ぶことを選んでいるようです。
Posted by なれうじたかみち at 2017年09月29日 09:20
日本の国際社会における立ち位置が変わる時ですので
優秀だが毒もある人は上に立つわけに行かなかったの
でしょう。

選挙の結果は分かりませんが、安倍内閣は移行期を
担う役割を果たしたのだろうと私は思っています。
Posted by sparerib at 2017年09月29日 09:30
現在の中国の政治体制が安定しているのは、社会が経済発展したためで、中共の制度が良いためではありません。大躍進など、長いこと、人民に無理な政策を押しつけて塗炭の苦しみを与えた体制を賞賛するのはどうかと思いますよ。民意がちゃんと反映されず、一部の幹部の独裁で物事が決まる体制は明らかに時代遅れですし、伝統的な政治体制の欠陥(支配層の腐敗、人民を抑圧する強権政治など)をそのまま引き継いでしまっています。むしろ社会が安定している今こそ、政治改革を中国人は呼びかけるべきでしょう。そうでないと、社会の内部でたまったマグマが噴出するかも知れません。
Posted by Gaku Yamaguchi at 2017年09月29日 10:12
宋さん、おはようございます。いつものヘソ曲りです。

ここ数回のご意見は特段に異論を唱えるほどのものではありませんでしたので、一ヶ月後に控えた共産党大会に向けて、宋さんが習近平政権に忖度されたのかなと思っておりました。

憲法より上位に位置する共産党の最高指導者である習近平”主席”からの圧力は凄まじいばかりで、規約の2期10年を3期以降も可能とするために『政敵』を次々と摘発させていますものね。そういう実情から、抜け目のない宋さんはこのところ当たり障りのないコメントを投稿されていたのではありませんか?

今期で定年となるはずの王岐山・紀律検査委員会書記が党規約の「68歳定年制」の例外として、新たに設置される国家監察委員会主任に就くとすれば習近平”主席”の野望は確実ですよね。宋さんもそのように確信されたので、今般、またもや習近平政権寄りのコメントを発せられたのではありませんか?


「いずれやっぱり中国の体制がいいと日本国民は考えるのではないでしょうか」と宋さんは書かれておられますが、中国では憲法に「中国は共産党が指導する」と規定されおり、『中国』という国家組織の上部概念として中国共産党が存在しており国民には結党の自由がないのですよね。

しかも、来月開催される中国共産党の「全国代表大会」で「重要事項の審議」、「党規約の改正」、「中央委員会報告」、「中央委員の選出」を行い、この「全国代表大会」の決議は中央委員会が執行することになっているんですよね。中央委員の中の政治局会議の権威は絶大で、“人事”を含めた中国の重要事項の決定はこの”密室”の中で行われるのでしょう?
しかも、中国では「人民解放軍」は組織として政治局とは別扱いであるという世界に類を見ない奇妙な政治形態なのですよね。

こんな典型的な独裁体制が良いと、日本人が考えるはずがありませんよ。

今般のコメントで宋さんは、13億人の人口、40年前のソ連崩壊のことを仰っておられますが、60年前の毛沢東の有名な言葉にも触れて頂きたいですね。

60年前の1957年11月にソ連で開催された世界の共産党及び労働党の大会の場で、毛沢東が「核戦争が起こったら、全世界27億人の半数が死に半数が残るという。中国6億人の半分が死んでも3億人が残るのだから、何が大したことがあろうか」と発言したのですよ。

宋さんが仰るように、今まさに、その倍の13億人の人口を持ち日本の10倍の利益を謳歌するがゆえ、習近平”主席”が「中国13億人の半分が死んでも6億人が残るのだから、何が大したことがあろうか」と考えての行動が『一帯一路』構想の基にあることを危惧します。


Posted by 田中 晃 at 2017年09月29日 10:17
宋さんはやはり中国人の思想で育った方だなと今回の投稿を見て感じました。
今の日本が中国の政治を見習うことなどあり得ないことです。
宋さんにはそれが理解できないでしょう。
日本は民主国家です。
政治家は選挙で国民から選ばれます。
多くの国民に指示されればその政党の独裁になりますが、独裁政治が国民に受け入れなければ選挙で独裁政治はは破綻します。
政党を国民が選ぶことができるのが日本の政治で、中国の一党独裁政治では国民の意思が反映されません。
宋さんはそこが違うことが理解できないようですね。
是非中国に日本や欧米の政治体制を学んで欲しいし、宋さんにも学んで欲しいと思います。
Posted by 山永順一 at 2017年09月29日 10:54
いつも楽しく拝見しております。
確かに日本の政治は二流と言われてもしかたのないところがあります。でもそれは我々国民が二流だからに他なりません。政党の選択肢がない状態も我々国民の責任に他なりません。それが民主主義だと思います。ある政治家に問題ありと思えば次回の選挙で票を入れなければいいだけです。その結果その政治家は落選するかもしれませんし、当選するかもしれません。選挙結果は全て国民の責任なのです。自民党一党独裁も国民の選択の結果なのです。しかしその状態は次の選挙で変えることができる可能性があります。中国の政治システムでは共産党一党独裁の状態を変えるには革命を起こすしかないでしょう。もしかしたら血が流れることになるかもしれません。ところが民主主義では国民が流血することなく、すなわち武力によってではなく選挙によってその状態を変えられます。
最低の民主主義は最良の独裁に劣るかもしれません。しかし、私は最良の独裁より最低の民主主義を選択したいと思うのです。
Posted by しらとり at 2017年09月29日 12:55
最近、ブランコ・ミラノヴィッチさんの『不平等について』を読みました.その中で、「中国は2048年まで生き延びるか」など中国に批判的なという小論があります。
 その一つは、国内の省間の貧富格差の拡大です。豊かな沿岸部と貧しい貴州省などの所得格差は10対1であり、旧ソ連の共和国間の最大格差の6対1を上回っており、更に拡大の傾向にあるといいます。しかもこの格差には、最貧のチベットは含まれていません。
 こうした格差に伴う不満を抑え込み国内の統一を維持するには、言われるように、民主主義などといった甘い対応は問題外でしょう。
 しかし、人々の幸福や権利を剥奪してまで、国内の統一を維持する必要があるのでしょうか? 
 日本でも経済的利益を度外視しても、尖閣諸島を守らなければならないといった排外主義的言動があります。戦前は、勢いに任せて、冷静な判断ができず、侵略戦争に突入し、歴史的な敗北、悲惨を味わいました。
 習近平さんが国威より人民の幸福を重視してくれることだけが、望みです。
 ただただ、習近平さんにお頼み申す以外に方法がありません。
 今回は、掲載してもらえますかどうか?
Posted by 金田 at 2017年09月29日 13:17
「昔の政治家は偉かった」。よく聞かれるコメントです。私もある程度は当たっていると思います。しかし、昔と今では国民の意識が異なり、昔は偉い人のいうことは黙って聞いたものだし、与えられた情報量もまるで違っていて都合の悪いことは隠すことができました。経済成長が続いている時代は、明るい将来を考えれば多少の問題は気にしないですんだということもあります。現在はそうはいきません。状況がまるで違うのに一概に決めつけるのはどうかと思います。
また、私も安倍首相はあまり評価していません。しかし、その理由は宋さんや野党、マスコミがいうように独裁だったり権力を乱用しているからではなく、むしろ国民に媚びてせっかく決まった消費税引き上げすらできないなど、指導力に欠けるからです。ただ、民主主義の欠点(意見が違いすぎて何も決まらない)についてはある程度割り引いて考える必要はあると思います。
中国の政治をうらやましく思うことは時々ありますが、それは政治システムが優れているというよりは、賢い人たちが強い権限を持ち、愚かな大衆に影響されずに国政を進めることができるからです。国民にそれなりの満足度を与え、安定した体制が続けばそれなりに繁栄を招くでしょう。ただし、過去の例をみる限り、国民をそれなりに満足させながら長続きした政権はないのではないかと思います。過去にも例があるように、民衆の怒りが一定例ベルに達して動乱が起きたり、分裂して全体としての勢力が落ちていく可能性があるのではないでしょうか。
日本が中国に学んだことが多いことは事実ですが、なぜ近代〜現代になって逆転したのでしょう。「2千年にもわたって日本が中国の体制を学んできた歴史にそれだけの理由はあった」というのは認めますが、逆に宋さんには過去のこととはいえ、それがわずか数十年でひっくり返された自国の事実を見つめてほしいものです。
p.s.国連の演説で安倍氏は「会場がガラガラ」鳩山氏は人気があったと言われますが、本当ですか?また、本当だとしてもたった一人の演者のために聴衆が出入りするのでしょうか?以前もAKBを見るアジア指導者たちが「うつろな目で見ていた」などと書かれましたね。宋さんの検証不能なことを良いことに、印象操作をしているのではないかと疑いたくなります。他者を批判するなら、それなりに根拠のある事実を挙げるべきだと思います。
Posted by H.Mari at 2017年09月29日 13:53
すみません。訂正です。
p.s.の最後から2番目の文の書き出し
「宋さんの検証不能なことを・・」
→「検証不能なことを・・」
Posted by H.Mari at 2017年09月29日 13:59
宋さんが、安倍首相を嫌っているのは良く理解できますが、では
習近平国家主席を支持するのか?否か?明言しないのは卑怯です。
罵倒しても大丈夫な相手にだけ批評し、怖い相手には沈黙するのであれば
ダブルスタンダードですね?
日本は多くの欠点があっても三権分立の国民主権であり、
中国は共産党による共産党のための一党独裁政治です。
けっして中国人民のための政治ではないように思います。
宋さんは、香港の若者たちの気持ちを考えたことがありますか?
(日本の一庶民)
Posted by 日本の一庶民 at 2017年09月29日 14:33
安倍首相は、大変優れた政治家です。大量虐殺を平気でする中国政治家と比べないでいただきたい。
Posted by Bruce Muto at 2017年09月29日 15:10
「好調の時はリスクが一番潜在化した時。危機の時はリスクが一番顕在化したとき。」
かなり前に宋さんがツイッターで呟いた言葉です。

どこか宋さん以前とは、変わった印象を受けます。歳月とともに変化するのは当然ですが。個人ではなく、母国の歴史や体制の長所だけ並べて語る宋さんカッコ悪い。
Posted by hidepon at 2017年09月29日 15:13
安倍晋三は今の習近平の政治体制に心酔し、近付こうとあらゆる言葉を駆使して民衆を騙そうと努力をしていると思います。情報規制をし、マスコミをコントロールし、多くの太鼓持ちを各局に配置しています。婦女暴行容疑で最近はテレビに出なくなったコメンテーターなど枚挙に暇がありません。
しかし、日本人が真に学ぶべきは胡耀邦や趙紫陽などもっと自由で溌剌としていた時代ではないでしょうか?今の政権から学ぶべきことは反面教師してこのような政権を絶対に選ばないことです。貴国の国民ももう一度、胡耀邦、趙紫陽時代を思い出されてはいかがでしょうか?
Posted by 都田隆 at 2017年09月29日 15:32
田中さん、中曽根さん、そして中国の政治家に共通するもの=莫大な賄賂政治。
宋さん、金権政治支持者なのですね。

なのに森友・加計問題なんて、屁みたいなもんじゃないですか。

無党派ですが、今回はちょっとどうかなと思いますよ。
選挙前の世論操作としか読めない。

一つ言えるのは、阿部さんになってから物事が決まるスピードが歴代の自民総理と比べても早いと思います。
それだけ官邸主導なわけで、それだけ官僚の恨みをかう訳で。。。この辺のいやらしさを1000倍したものが、中国だと思います。
Posted by tomocchi at 2017年09月29日 16:23
宋さんの本領発揮なのでしょうか?
これは中国共産党向けのプレゼンですよね。この様な文章を書かなくては生きていけない国に生まれなくて良かったと、ほっとすると同時に、日本の良さを再確認させてくれたことに感謝します。
Posted by 旧旧車 at 2017年09月29日 16:50
13億人の人民を擁する中国が共産党一党独裁ではなく、蒋介石の国民党を日本も支援して西欧諸国や共産党に対抗して勝利していたら、今の中国がどうなっていたか、と考えることがあります(歴史にifはありえませんが)。やはり、13億人の人民を治めるには、皇帝による強権的・専制的統治のようなものが必要なのでしょうか。それができなければ、チベット・ウイグル・東北部などの周辺地域は別の国になっていたのでしょうか。   日本の安倍一強政治については、宋さんの意見に同感です。自民党の中で切磋琢磨した結果の一強ではなく、自民党の中が全て一人になびいているようなことでは、本当に日本の行く先が思いやられます。希望の党が自民党に対抗する一つの勢力として出てきたのは、良いことだと思います。しかし、希望の党とは異なるリベラルな考え方の受け皿となるもう一つの勢力が第三極として結集できることになれば、更に面白いと思います(ありえないことでしょうが、日本共産党が社会主義革命の党綱領を変えて、社民党や民進党の一部などと一緒にリベラル勢力が結集するとか・・・)。
Posted by 橋本周策 at 2017年09月29日 17:22
中国に学べというのはまさか盗國賊になれということではないでしょうね。
Posted by 高 宏 at 2017年09月29日 19:06
1967年に初めて中国語を学び、日中国交回復を願い、アジアの時代がやって来ることを確信していました。
以来、時代の波にもまれながら、紆余曲折の自分自身の人生を歩み、結果として、多少の野心も夢と散り、スマホで中国のテレビを楽しむだけのジジイになりました。
中国の古典も、歴史も、近現代史も、文革以後の歩みも、そこそこ学んで来ました。
もし僕の思考に、世界性、国際性が有るとしたら、それは中国から学んだものだと思います。
世代から言って、かっての大東亜共栄圏のリメイクでしかなかったのかも知れませんが、新時代のアジア共生圏を夢見て来ました。
実力が伴わず、少しづつ先を行き過ぎて挫折し、本番ステージで活躍できませんでしたが、楽しい夢をずっと見させてもらいました。
少なくとも、今も、僕は中国人だとは言わないけれど、アジア人だとは言える。
いや、そうであろうと努めている。
Posted by 藤田 備 at 2017年09月30日 04:41
客観的に相手と自分を見て遠慮せずに意見を主張する人は格好いい〜
Posted by こつこつ at 2017年10月01日 11:12
私は頭が良くないので、書いている意味がわからなかったですが、良いところは真似をして悪いところは反面教師にすれば良いのではないかと思いました。日本人は島国ですので、大陸の方(特に中国・朝鮮半島の方)との考え方等の違いは理解した方が良いと思います。(でも理解できないんだろうな〜)
Posted by 0084(単細胞) at 2017年10月02日 01:06
宗さんへ

今回のコメントを見て、ビックリポンでした。
個人的には珍しく、今回の政治情勢に当たり、Yahooニュースの主に毎日版と時事通信版にコメント欄が多く用意されているので頻繁に書込みをしているのですが、その内容が正に今回の宗さんのコメントと瓜二つ。
私も宗さんレベルに来たかと内心ご満悦です。
後半の中国の政治に関しては、個人的に無知に等しいのでなんとも言えませんが、言論の自由が日本にあるかと言う点では、方法は違えど、日本の方が寧ろ陰湿な言論統制があると思っています。
その一方で弱者保護の行き過ぎた風潮で、弱者=最強法的保護者の中で、その風潮を、悪用するもの、責任転嫁するもの、義務を放棄して権利の乱用をするもので、日本は身動きが取れなくなっています。
20年、30年後の日本は、まさしく安倍政治をこのまま続けさせれば、貧民老人で街はゾンビ犯罪者で荒れ放題になるのではと懸念します。
一方で労働人口は減少しても、IoT、AI、ロボティクス化で労働不足は解消され、富は一部に集中し、現在の労働力不足による賃金の上昇もなくなり、若年貧民労働者の増加で、やはり犯罪が蔓延する国になるのではと言うのが、現在の個人的な展望です。
何より怖いのは、結局富の極端な集中が何を巻き起こすかと言うことをシンプルに考えれば答えは簡単に出ます。
どんなに個人が莫大な金を以ても、消費する規模にはおのずと限界があると言うこと。
1兆円を超える資産を有する富豪がいくら贅をつくしても、その額は、一般大衆が少しだが収入の大半を消費する(せざるをえない)額と比べると、結局ダイナミズムに欠け、金は滞留してしまいます。現代はまだそれでも巨額の投資先があるのでしょうが、消費の面(横展開)でのダイナミズムが失われれば、おのずと投資は回収できなくなり、貧富の差が闘争を生みやがてその社会は崩壊していくのです。
今世界はまさにその只中に突入していると考えています。
かつて東欧社会やソ連が崩壊したのは、マルクス主義(レーニンは入れたくない)が主張する経済システムが崩壊したのではなく、共産主義がまさしく重要と位置付ける「指導者」達が、例外なく専制君主に化けてしまったことで、資本主義の「独り勝ちを自ずと監視し合う、不公正を大義に足の引っ張り合いをする」等の欲望同士が牽制しあうことで、結果富の集中の速度が資本主義国より早く専制君主共産主義国に起きたことで、東欧社会は早々経済が崩壊したと言うのが実態かと思います。
右肩上がりを前提とするケインズ経済から抜け出せない西側諸国は、一方で同一神を頂く「ユダヤ教」「キリスト教、イスラム教」の経済格差を根源とする宗教戦争が混乱に拍車を掛けています。
そんな中、日本に話を戻しますと、明治維新以来、日本は時の産業革命の波に乗って強力に資本主義と反共政策を推し進めてきました。
そうした国に育った日本国民が子供の頃から無意識の内に反共主義を植え付けられる中で、あの東欧社会の崩壊が、反共の正当性を国民に焼き付け、今正に北朝鮮が、そして中国も同様に専制君主的な支配を前面に押し出しています。
これは正に日本国民にとって「中国」=「専制君主」=「恐怖」の何物でもないのです。
恐らく、共産主義がガチガチだった頃の共産主義国から見た資本主義国は腐敗すると植え付けられた国民が資本主義に持つ恐怖と同じでしょう。
中国とてケ小平がいなければ、北朝鮮のような専制君主国になっていた可能性は否めません。
くどくど書きましたが、ここで質問です。
前述のように主義主張の異なる国に生まれた国民(いずれ指導者になる者含む)は、それぞれの国の指導者達、そこで構成される社会の中で異なる体制への反体制情宣を繰り広げ、主義でなく恐怖を植え付けていきます。
日本国民もまた例外ではありません。
国家の指導者をその1票1票で選ぶ国民が反共思想を言葉を覚えた時から植え付けられていくのです。
そんな日本人に対して、アジア人(中国人でなく)による一帯一路を構築することがベストであると理解させ安心させ、その大船に乗せるためには、中国政府の日本へのアプローチはどうあるべきだと宗さんは思いますか?
いずくかの回でメルマガの題材にして頂ければ幸いです。
Posted by Pu_san at 2017年10月02日 09:38
2年前、中国のある地方都市に滞在した時のこと。
宿泊先のホテルで、日本のNHKのニュースが流れていました。しばらく眺めていると、民主化を求める中国人作家のニュースが流れた途端、テレビ画面が真っ黒になり、2分ほどそのまま。やがて、当たり障りのない日常のニュースが流れ始めました。
ああ、これが検閲かと、なんだか怖くなりました。
日本の政治には確かにいろいろな問題はあるものの、言論の自由、人権が保障されていないどこかの国よりは、はるかにましではありませんか?
中国の一般の人々は、日本人に実に好意的と感じましたが、少数民族を抑圧し、周辺の国々への野望を隠そうともしないわがまま放題の現政治体制は、大人(たいじん)の振る舞いで尊敬できたかつての政治家達と異なり、とても学べる対象ではありません。
Posted by エイスケ at 2017年10月10日 23:57
 永年の宋さんのメルマガ愛読者です。「そこまで言って委員会NP」等にも出演して鋭い意見を言っておられるので、いつも楽しみにして視聴しております。 パーティ会場で参加者同士が会話して話題に困ってもいても「宗教と政治の話だけは話題に乗せるな」の忠告を頑なに守ってきている人間ですので、宋さんが珍しく「日本がまた中国の政治体制を学ぶ日」との刺激的なテーマで意見を述べられいたことに興味を持ちました。
 まず結論から言いますと、日本が中国の政治体制を学んだ歴史は有史以来ないかと思います。確かに日本は漢字をはじめ、律令制度や都の区画整理、仏教や禅、道徳観など、遣唐使や遣隋使などを中国に派遣して学びましたが、根幹となる政治制度はまったく受け入れていません。当時から現在まで政治体制の根幹は、天皇の存在であり、いかに強大な武力を持った武士が台頭して、武力によって幾度も幕府が入れ替わっても、天皇が抹殺されることはなかった。去勢を施された官吏である宦官も存在しなかった。科挙制度もなかった。
 日本人は表面的には中国の文化・芸術・宗教・政治体制を受け入れたように見えても、日本人としてのフィルターを通してしか学んでこなかったわけです。それが日本人に流れる血脈ですので当然なのですが。
 文化のみならず政治も、民族がもつ血脈や伝統、風土によって大きく影響されることは異論ないと思います。それらは決して一朝一夕には変えることができないし、変えれたとしても民族が持つフィルターを通してしか変えれない。
 で何が言いたいかと言いますと、今の中国は国内の多様な民族がもつ可能性を強制的に
一つにしようとしていることが果たして正しいかということです。
 日本も百年以上前の明治時代には、標準語や標準的な教育によって、地域に住む住人の考え方やコミュニケーション方法の差異を少なくするために標準化をしてきましたが、地域の文化までを抹殺するようなことは行ってこなかった。それが日本人の多様な考え方やダイナミズムに大きく影響を与えていると考えます。
 現在の中国政府は民族の多様性を強制的に抹殺しようとしている(チベット、内モンゴル等)。その点で、中国政府は日本のやり方に学ぶ必要はあると思います。
 中国がアメリカのように創造的でダイナミズムに満ちた文化国家になるには、一党独裁により思想教育よりも、民族の差異を認めてそれ生かす政治体制に切り替えないと(すでに試行していることが知っていますが)、かつての栄光は甦らないと思います。
Posted by 大木みきお at 2017年10月11日 14:19
あら!私も安倍総理が完璧とは思いませんが、 天安門事件がなかったことにする政治に学べばいんですか?
Posted by 後藤 at 2017年10月16日 10:27
いつも 本当の事を誠実に真正面から発信する
宋さんに大変好意をもって、ブログやツイッターを拝見させていただいております。
特に2011.三月東日本大地震あたりからの 宋さんのツイートには全く同感同意ばかりの日々でした。
Posted by 浅沼 at 2017年10月21日 10:47
チャーチルは政治の在り様はその国の民度を表すと言いました。民度もありますが、その国の文化と言った方が良いと思っています。文化の波及は、民族間の婚姻が全くフツーに成った時に為されると言うように、そうそう簡単には成らない。理屈でなく、感情に根差すからです。
とすれば、文化に根差す政体は、簡単に移入されるものではないと想います。確かに律令制度を初めに多くを中国から学びました。が、それは「方法」の一種であって、文化(=政体の基礎)そのものではない。和魂洋才;換骨奪胎;羊頭狗肉の様なことは、洋の東西を問わずに行われている。所詮、真似事に過ぎない。無理に行うと、木に竹を接いだ有様になり無様ですし崩壊する。
中国・少数民族と言われながら、500万人の集団であれば一個のNative=Nationを形成する規模。それを、集権体制で統治するのは「人々が真善美と感じる」普遍性を欠くと思っており、いずれはそれぞれの「価値観」で合意を形成する政体になると想っています。
日本の民度と権力層の凋落=水位の低下から発する昨今の混乱は、別次元から発していると想います。それは、少しづつ変化する人間の倫理観と積み重ねが利き急速に進む科学技術の発展度から発する格差の違い(=股裂き状態)から起こっており、全人類的な変化と想います。
自己実現=俺のルールでやらせろ!を多くの人が言えるような環境になり、必然的にCHAOSへ突入しているからです。日本の混乱も、そこに起因している。中国にまなんだところで解決するものではない。次元が違うテーマでしょう。換言すれば「お門違い」ですか?
Posted by 武蔵 at 2017年11月29日 09:39
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