北朝鮮の行方

鴨緑江は中国と北朝鮮の国境の川ですが、私は鴨緑江の中国側の岸に5歳まで住んでいました。朝鮮側の家や人が見えますし、鶏や犬の鳴き声も聞こえます。冬には川が凍るため、両国の住民は一緒に鴨緑江の氷の上でスケートを楽しんだり、氷に穴を開けて釣りをしたりしていました。

野生のサクランボや桃や葡萄などは美味しかったですし、川の魚やエビも美味しかったです。そんな中、我が家が飼っていた豚が夜中に狼に食べられた時のことは一生忘れません。犬が吠え、父が兄を連れて犬と一緒にその狼を追い払ったのですが、私は布団の中に隠れて騒ぎを聞いているだけで恐ろしかったです。

中国側に住む住民のうち4割近くは朝鮮族です。私の印象では、朝鮮族の女性は明るくて働き者です。朝鮮族のお盆祭りに初めて招待された時、畳に上がり、茶碗蒸をごちそうになりました。お盆祭りというのはお盆をたたきながら輪になって踊るものでした。

川岸の一面に咲く黄色の花畑で朝鮮族の女の子と隠れんぼした時の思い出、そして彼女のお父さんの漁船に一緒に乗った時の思い出は今も鮮明に脳に浮かびます。

たぶん世界中の人々にとって北朝鮮という固有名詞が出てくると、金一家三代の世襲専制や洗脳された軍隊と住民と処刑、暗殺などのイメージが浮かびますが、私には私達と少し文化が違うだけの優しい住民たちの印象を消し去ることができません。

1969年のある日、そんな自然に溢れて美しい我が家から我々家族が追い出されます。理由は中ソ関係が悪化し、ソ連寄りの北朝鮮に警戒する必要があったからです。それまでに見たこともない軍隊が国境にやってきて対岸を監視するようになりました。

山東省の田舎に戻る前、汽車に犬を乗せてはいけないとの理由で家族で泣きながら犬を近所の方に預けました。しかし、犬は見捨てられたと気付き、無人の我が家に戻って飲食を拒否して亡くなりました。あれ以来、我が家はもう犬を飼うことはありませんでした。結婚して自分の家族を持った私も犬を飼うことはありませんでした。

生まれ故郷の山東省に戻って少し大きくなった時、私は家に遊びに来る、朝鮮戦争に参戦した村のおじさんの話に興味を持ちました。あの鴨緑江を渡った時の寒さや食料供給が足りない時の辛さ、米軍空爆の激しさなどをよく聞かされました。「全身に墨を塗ったような米兵」(黒人兵)を俘虜にとったこともあるというのです。私に平和で美しい思い出をくれたあの国境ですが、その当時からたった10数年前に戦争(1950−1953)があり、はるばる米国のケンタッキー州や中国の山東省から参戦する人がいたとは、想像もつきませんでした。

大人になり冷戦が終わった頃から、北朝鮮は完全に大国の都合でできた国で、大国の都合に翻弄された国だと思うようになりました。金日成は中国の東北で抗日ゲリラに参加し、ソ連軍の権威を借りて北朝鮮の指導者の座に着きました。その後、ソ連の支持を得て韓国に侵攻したのですが、米韓の反撃で鴨緑江まで追い詰められました。

国境に近付く米軍を嫌って、中国が派兵して米軍をソウル以南に追い返しましたが、最後に38度線で膠着して停戦しました。この時、私が生まれた村のおじさんは死なずに故郷に復員したことになります。

1969年、中国はソ連と決裂し、国境で戦争状態になりました。北朝鮮はソ連寄りの姿勢を取ったため、中国は北朝鮮が背後から攻めてくるのを心配して再び国境に軍隊を派遣しました。この時、私達家族は退去を求められ、山東省の田舎に追い返されました。

北朝鮮の歴史は大国によって翻弄された歴史であると同時に、大国間の不和と矛盾をうまく利用し、国際政治の狭間で生き延びた歴史です。よく考えてみれば我々民衆も大国の都合で翻弄されていました。

北朝鮮の現状を見て腹が立ってすぐにでも何とかしたいと思う気持ちもわかりますが、北朝鮮ができたのは日本を含む大国の都合でもあることは忘れてはいけません。また、北朝鮮の問題を解決する際、北朝鮮とその周辺の地域に昔の我が家と同様の住民がたくさんいることを忘れてはいけません。

100年は歴史の中では一瞬です。北朝鮮の体制がどうなっても、北朝鮮とその周辺地域の住民の暮らしは続きます。戦争はすぐ終わりますが、住民の暮らしは永遠に続きます。戦後処理を考える冷静さと余裕がないならば、開戦は自殺です。
この記事へのコメント
宋 様
今回のメルマガ内容は重たいものですね。また私個人もあなたのメルマガを読み始めた頃に今回のご苦労の話を読んで覚えています。大変な苦労をされたのですね。が故に宋さんの移り変わりも私には手に取るようにわかる時があります。
つまりあなたのお国の事です。朝鮮戦争は多面的に史実を知り理解しておかないと誰にも語れませんし、それこそ大国の思うつぼになります。朝鮮統治の決意をした日本もそもそも大国のいじめにアジアの不安を心底恐れたのが根元にあります。有色人種で唯一白人と孤独に戦った民族でもあります。中国とはいいますと? いまではその歴史さえ変えられてしまっています。大国体制もなかったお国が国連常任国になったりしたのも大国の仕業であり今となります。日本は大国ではありません。経済的な数値として上位に上がっただけです。日本にも北鮮の方々が多く住んでおり私も幼い頃一緒に田舎で過ごした体験があります。ある日突然皆さんが本国に帰るという事態がおきました。共産主義万歳の声に騙されて去った方々の数十年の苦労はおしてはかることもできません。我々日本は東京裁判で無理難問の罪を被せられ敗戦国の始末を受けいまだにアメリカの属国的な立場にあります。漁夫の利を得たあなたのお国には白人大国の意識がそのまま引き継がれているのが現在我々が抱える問題の源なのでと私は思います。今回の宋さんの表現の流れで共に考えて行けたら極東アジアはパラダイスな地域になることは間違いないと信じたいものです。
Posted by 池谷 延夫 at 2017年04月28日 08:42
何時もユニークな分析を送って頂き、感謝して居ります。 北朝鮮に怒りを感じる前に、日本の責任を御指摘に成った点は同感で御座います。 但し、中国もこの国の成立には大きく関与して居りますし、蔣介石も朝鮮戦争には参加したくて米国に止められた経緯がある事も事実と思います。

扨小生は、現在バンコクに居ります。 ツマラナイエピソードを下記致します。
************************
連休前の空きを狙いバンコクにやって参りました。
飛行機はシンガポールのLCCのスクートを使いました。 当然シンガポール経由という
訳ではなくて、先にバンコクに下りて、シンガポールに行く便です。 到着はスワンナ
プーム空港ではなくて、ドンムアン空港でした。 前者が混むので、昔使っていたドン
ムアン空港を再利用している様ですが、稍交通の便は悪く、MRTが直接繋がらず、レー
ルリンクバスを使わざるを得ませんでした。

さて、ホテルの近くまでMRTを使って、余り暑いのでタクシーを拾ったのが敗因でした
。 多分歩いて10分かからない処を、3時間以上掛かってしまいました。 雲助タクシ
ーではなくて、本当にダメなタクシーだったのです。 最初に拾ったタクシーは、場所
を知って居ないので止めて、2回目に拾い直したタクシーは場所が分かるという事で乗
りました。 処がどう考えても大回りなので、文句を言ったら、一方通行の関係でこの
やり方しかないと言って居ました。 高速料金まで取られて行った処は違う場所で、運
チャンが迷ってしまいました。 soiの名は似ていますが、地番が有りません。 しょ
うがないので、偶々空港で小生のSIMフリーのスマホをセットしていたので、ホテルに
電話し、運チャンに出ろと言ってホテルのマネージャーと会話させたのですが、現地語
なので良くは分かりませんが、自分の言い訳ばかりして、行き方を確定するのに4回も
電話を繋いでやりました。 其処から又大回りと渋滞、道に迷いを繰り返し、3時間以
上掛かって着きました。 勿論、最初からの約束で50Bしか払いませんでしたが、メー
ターは600B位になって居ました。

之は、ホンダの現役時代に経験した事と同じでした。 タイ人は真面目な人が多いので
すが、要領が悪く、困ると直ぐ日本人に頼って来ます。 自分もスマホを持って居るのだから、検索して場所を知ろうという努力は殆どやりません。 止まって人に聞いたらどうだとアドバイスしても、変なプライドなのか余りやりません。 尤も最後の方では、聞きまくって居ましたが。

次に、東南アジア全般に言える事ですが、交通渋滞が酷いのと、道路の設計上小回りが出来ず、大回りしないと辿り着けない交通事情が有ります。 バンコクは、比較的マシと思っていましたが、甘かった様ですね。

扨、暑いバンコクに来た理由は現地の日系を中心とした企業で、お客さんに成りそうな企業の訪問ですが、休みに入るとNGなのでかなり急がねばなりません。 土日が絡む日程なので、空いた時間は、何時もやっている骨董屋巡りと、軍事博物館、シューティングレンジに行く事を考えていますが、余り小生を知らない人は、後者の2つは好戦主義者と誤解されそうですね。

今回は何時ものスクンビットではないので、余り日本人や日本食の店は近くに在りません。 スクンビットのsoi33等に居ると、日本のケチな都会と変わらないので、バンコクの普通の生活環境でしょうか。 

パキスタン等に居ると、バンコクに寄ればホッとしますね。 文明国に来たという感じです。 然し、NIESと言われた旧中進国がこれ以上の発展をするためには、人の問題を含め、課題は多いと言えますね。 勿論ODA対象国は御卒業に成って居ますので、自力で頑張って頂くしかありません。

先ずは、御報告まで。

Mike 企業支援コンサルタント バンコクにて
Posted by Mike at 2017年04月28日 08:48
宋様
いつも興味深いテーマをご提示いただき、ありがとうございます。
一部の政治家や巷に飛び交うニュースに踊らされることなく、過去の歴史から学び、そこから進化する姿勢が大切であることを痛感いたしました。
同時に、ただキレのいいだけの記事ではなく、根底に流れる、人や生き物を慈しむ気持ちが伝わる素晴らしい内容だと思いました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 森 伊知郎 at 2017年04月28日 08:48
お早うございます。そして、ご無沙汰しています。
宋さんの思い出や叙情は、理解できますし、歴史観もその通りだと思います。

でも、日本にも「3代目で…」と言うように、苦労もなく、会社や政治基盤を引き継いだ人間は会社や社会を駄目にしてしまう。という言い伝えがあります。
全体主義特に、共産主義や社会主義という名前の全体主義で、ヒットラー、スターリンや毛沢東、金正恩のような権力者が軍を支配下に置くと、歴史が示すように、ジェノサイド(大量殺戮)が起こります。
その意味では、現状は、看過できません。
少なくとも北朝鮮に軍事技術を移転してきた、ソビエト(現ロシア)、中共、パキスタン等や経済協力という名で軍事力支援をしてきた国には少なくとも大いなる責任があると思います。
何れにせよ、北朝鮮国内でのクーデターか米国などとの限定的戦闘は、避けてとおれないでしょう。その時でも、犠牲者は、宋さんの指摘するように「人民」という名の思想を無理やり刷り込まれた庶民なのでしょう。
Posted by 沼田一博 at 2017年04月28日 08:52
日本の都合はどんな都合だったのでしょうか?
日本を下げたい気持ちは伝わってきますが、意味が分かりません。
Posted by 森本 at 2017年04月28日 09:00
いつも拝読しています。
今回は、読ませて頂きながら、鶴見良行の「島伝いに行く」という言葉を思い出しました。小さな舟で島伝いに、どこまでもいけばいのです。隣の島がどこの国かなど関係ありません。ずっとそのようにして人の交流も物の交易もしていたのですから。飛行機で飛ぶ点から点への移動ではなく、道を歩いて舟を漕いで交流すれば、食べ方や香辛料は少し違っても、自分も彼の人も同じように、暮らしを営む人間です。
政治にも経済にも必要なのは、それを肝に銘じて考えることができる人物だと思います。
Posted by 金子英子 at 2017年04月28日 09:15
宗文州さま
長らくメルマガを拝読しておりますが、初めてご連絡させていただきます。
今回のメール、一言でとても感動しました。
ご自身の透徹した歴史観と人間愛が伝わり、どんなメディアのニュースや論説よりも心に沁み入るものがありました。東アジアの国々にはもっと共有できる宝物がたくさんあるような気がしてなりません。そのようなことを教えてくれる宗さんのメールには毎回感謝しております。心から応援しております。
富野博則拝
Posted by 富野博則 at 2017年04月28日 09:28
今回の内容は感激的でした。これまでの宋様のご意見・レポートの中で最高です。生きた歴史の一端が分かりました。ありがとうございました。
Posted by ueno norio at 2017年04月28日 09:39
本当に重いそして貴重なお話を読ませていただきました。いつも心を打たれるご意見に勉強させていただいておりますが、今回は何としてもお礼を申し上げたく、コメントを投稿いたします。
真実を認識する冷静さと、歴史に学ぶ知恵と、発言し行動する勇気をありがとうございます。
ますますのご活躍とご発言を今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 石原 謙 at 2017年04月28日 09:46
淡々とした描写がかえって心に響きました。内容はいつも興味深く拝読していますが、今回のは文体に気を配られている様子がうかがわれて改めて宋さんの文章力に感服しました。
Posted by 大坪 at 2017年04月28日 09:49
地に足のついた、血の通った、よい文章と思います。
そうだよなー、とお腹で感じました。
そら、そうだよ。
Posted by う。。 at 2017年04月28日 09:55
毎度のことながら上から目線で書かれた最後の2パラグラフは、日本人に対してクギを刺しているいるつもりなのでしょうね。でも昔のことを蒸し返して「忘れてはいけません」などという前に、現代において国際紛争の種をまき散らしているご自身の国を直視すべきでしょう。また、前回「日本の右翼系の情報は世界で最もあてにならない思い込みに基づく情報の一つ」と書かれましたが、ご自身こそいい加減な情報に基づいてデマを何度もまき散らしているではありませんか。日本の悪口につながる材料なら確認もせず何でも飛びつく、という姿勢を改めてはいかがですか。
余談ですが、宋さんの飼ったペットはすごいですね。猫(ミヤォミヤォ)は家族が大切にしている木を判別し、犬は捨てられたことを理解して絶食ですか。宋さんご自身も中国シンパのタクシー運転手によく遭遇するようですし、予言は(宋さんご自身によれば)すべて的中。まさに超能力一家ですね。次はどんなエピソードが出てくるか、楽しみです。
Posted by H.Mari at 2017年04月28日 09:59
北朝鮮という国ですが、一部の国民が貧困や飢餓や収容所でひどい生活をしているとニュースで見ます。国のトップは誰でもいいし、いろいろ対応する時間やお金も周りの国にないので、これだけは根本的に解決する取り組みをして欲しいと思います。
Posted by someone at 2017年04月28日 10:17
今回のコラムはじんとしました。
北朝鮮はただただ恐ろしい国、という印象に以前より疑問を持っていましたので、少し考えが整理できたような気がします。
北朝鮮と中国の子供たちが一緒に川でスケート遊びをするさまがはっきりと思い浮かびました。偉い人たちの都合、プライドで庶民の小さな幸せが奪われるのはなんとも許しがたいです。
Posted by ari at 2017年04月28日 10:31
戦争はすぐ終わりますが、住民の暮らしは永遠に続きます。ーーーそうなんですね。視野を広げなければいけないですね。
Posted by 八木東一 at 2017年04月28日 10:51
近隣の国で、しかもこの数十年でたくさんの出来事があった事を考えると、生々しいことが一杯ですね。
朝鮮戦争のときに、日本には200万人の避難民が来たとされています。中国にはもっと多くの避難民が出たでしょう。シリア難民の比ではないですね。
たとえ戦争にならなくても、ドイツ統一のように20年過ぎても旧西ドイツ側の負担は有るようです。まして戦争となれば更に大変な事態が続くでしょう。先ずは、金王朝を何とか処分できないですかね?
問題を総合的に考える人たちはいるのでしょうか?
Posted by 旧旧車 at 2017年04月28日 11:07
話の進め方もさることながら実体験をもとに書かれた文章には説得力がありますね。戦争の悲惨さは、残酷な場面を描写せずともじゅうぶん伝わるものだと改めて思いました。

北朝鮮という国家についての見方もたいへん参考になりました。国家というものは、たかだか数千万(北朝鮮なら3000万人)ほどの人間の意思に基づいてできていると思いがちですが、そういう単純なものではないのですね。

Posted by だいこん at 2017年04月28日 11:39
現在の日本にとって、北朝鮮は国交がなくとも没交渉であっても、さほど痛痒が生じる国ではない。
事実であるかどうかは分からないが、日本人の大多数はそう感じていると思います。
しかし、近代史を振り返れば、朝鮮、満州における日本の行為行動は、侵略のレベルを超え、蚕食併呑という強奪そのものでした。
その責任は当然問われるものであるし、感情的な遺恨は、良好な関係を構築した後も少なくとも三代二百年間は持続すると思います。
日本国が、国際関係の強い影響下であったとしても、北朝鮮と良好な国家関係を築くことを怠って来たことは紛れも無い事実です。

二千五百万の人口を抱える北朝鮮は、国民国家として十分な規模であるし、国連でも大多数の国によって存在を認められています。
現在、国際政治的に見れば、安倍政権がいかに虚勢を張っても、北朝鮮に対して軍事侵略をすることは不可能であるし、影響力を及ぼすことも全くできません。
北朝鮮がアメリカを挑発することの意味は、アメリカを巻き込むことによって自己の交渉カードの数を増やし、効力を強めるためであると思います。
しかし、地政学的には、本当の当事者は中国とロシアではないのでしょうか。
北朝鮮という国を切実に必要としているのはロシアだと思います、旧ソ連ならまだしも、現ロシアの国勢では、シベリアを含む極東ロシア地区を確保し続けるは大変な負担であろうと想像されます。
ロシアにかかる中国の人口圧力は巨大なものではないのでしょうか。
北朝鮮のミサイルも核兵器も、真実は中国に対して向かっているのではないのでしょうか。

二千五百万の人口規模の国で、軍事に力を注ぎ、原発と核兵器を維持するのは大変な負担になります、それがそのまま国民の上にのしかかっているわけで、北朝鮮人民の辛酸はまだまだ続くのでしょうか。
Posted by 藤田 備 at 2017年04月28日 13:29
大変良い話でした。
Posted by 立木 勲 at 2017年04月28日 14:02
100年待つ余裕は、もはやないかもしれない。
時代は1960年代の姿から猛烈な姿で動いています。
おそらく北朝鮮以外の誰もが望まないでしょうが
戦略的忍耐は終わったと思います。
生存権をかけた戦いの時が来たのかも知れません。

Posted by 追川たかし at 2017年04月28日 15:38
冷静な視点というのは、宋さんのような見識だろうと思います。
人の世に、客観的にフラット(公平)なものの見方というのは、存在しないとは思いますが、宋さんの今回の記事は、少なくとも、政治的立ち位置を前提とした、政治家やアナリスト達の意見とは比較にならないほど、はるかに、こだわりや押し付け、扇動的要素が少ないと思います。
Posted by さとうひろし at 2017年04月28日 15:48
初めてコメントします。アムノクカンの向こうが野生のサクランボや桃や葡萄の恵みのある土地とは想像したこともありませんでした。飼い犬の話は心が痛みます。悲劇的なニュース番組意外で、朝鮮族の人々を生の人間として伝えていただけたのは宋様の記事が初めてです。この記事をきっかけに、違った目でかの土地と人々を洞察する努力をしようと思います。
Posted by ラズベリー at 2017年04月28日 21:35
いつも楽しくメルマガ拝見しております。
朝鮮族のお話、朝鮮戦争のお話、とても興味深いです。教科書やテレビでしか北朝鮮ことをしらなかったので、とても為になりました。ありがとうございました。
Posted by 岩本徹 at 2017年04月29日 09:55
朝鮮・韓国人と日本人とは違いが強調されますが、実はよく似ているのではないでしょうか?
 北朝鮮軍人の行進や金王朝の圧政は、第二次大戦までの日本そのままですし、朴前大統領が占い師を重用したのは、安倍首相が占いを信じているのとそっくりです。
 安倍首相の占いの悪影響は今のところ明白にはなっていませんが、第二次大戦までの日本軍の悪影響は、戦場となった他国は言うまでもなく、日本人・朝鮮人・台湾人に対しても甚大なものがありました。戦争末期には兵器製造のため、金属類は銅像・梵鐘・刀剣はもちろんのこと、貨幣に至るまで、供出させられました。焼夷弾攻撃で都市が焼き払われても降伏せず、原爆投下・ソ連参戦でやっと、降伏しました。
 日本は幸い分割されませんでしたが、朝鮮・韓国は南北に分断され、現在に至っています。
北朝鮮問題に対して、日本にある程度の責任があるのは、宋さんが指摘される通りです。
 日本は戦後、無謀な戦争を反省して、非武装・非戦を誓い、憲法9条を守ってきました。近年の中国の拡張政策や北朝鮮の核武装で、護憲が危うくなってきました。
 日本と韓国・朝鮮はよく似ています。できれば、金王朝が、徳川慶喜のように平和的に退陣してくれれば最高なのですが…。
Posted by 金田 at 2017年04月29日 13:51
北朝鮮が今朝発射の弾道ミサイル「ムスダン」発射後爆発で失敗率は88%!どうも噂の米軍のサイバー攻撃が本当らしい?
1994年に戦争なら100万人の犠牲者数だったかもしれないが、2017年の今開戦なら米軍は瞬殺で北朝鮮軍と金正恩を倒して圧勝出来て韓国・日本・駐留米軍にも殆ど被害が無いシュミレーションが確信できれば行動する可能性がある筈。
ハッキリしているのは就任以来100人以上の幹部を処刑して来た狂人である金正恩がもし5年後にICBMを持ったら、日本・米国のみならず宋さんの祖国中国にも核ミサイルが飛んで来て数百万人単位の死者が出る可能性は否定出来ない。
米国はたとえ今年開戦で数万人〜数十万人の犠牲が出ても、5年後・10年後の数百万人の犠牲者がその程度で済むなら米国は決断するのではないか!?
Posted by 太田雄一 at 2017年04月29日 22:00
国家権力者って、人やお金を支配したがると思います。北朝鮮の辺りに、リスクや脅威があって欲しい人達がいる。軍産複合体とか、外に敵を作って支配しやすくしたい人達。 
(…話は逸れますが、中央集権じゃなく、地方、地域 分権になって欲しいです。中央は、それぞれの調整役、連絡やアドバイス役 程度でいてほしい)
たしかに、北朝鮮の人民のこと、北朝鮮を語る時、頭にない人が多いように思います。
Posted by 末永美枝子 at 2017年04月30日 08:13
最近、特に騒がしくなっている北朝鮮情勢ですが、宋さんが国境近くに住んでいたとは知りませんでした。上の人は上の人の問題を抱えていますが、大多数の人はその日暮らしで精一杯だと思います。しかしその人たちも一生懸命生きています。今の状況は傍目に見ても北のTOPが綱渡りをしています。でも大多数の人は生きていきます。このままでは中国も巻き込まれることが分かり切っていますから、努力しているのはわかりますが、結局最期に被害を受けるのは、その大多数の人です。政治はそんな大多数の人たちのためにできた仕組みのはずですが、残念ながらそうなっていない国が世界には何個もあります。悲しい現実ですが、それもまた大国の理由で何とかしてしまうのが政治でもあります。
今回もおそらく何とかなるとは思いますが(状勢を見ていると)、もう少し長期的(2,30年単位でもいいから)に収まって欲しいものです。
Posted by 前田 浩幸 at 2017年05月02日 10:41
いつも楽しく拝読させていただいています。

誰だってどこの人だっていきなり隣人や近所の人に敵対心なんて持たないのではないでしょうか?

メルマガを拝読していつも思うのです。
個のレベルにおいて、付き合ってみれば、そんな問題なんて話し合えば、知り合えばたいしたことないのに。と。

朝鮮の方に知り合いはいませんので、私にはどのような人たちが住んでいて、どういった生活をしているのか、こういうところから話が聞けるのはとても有意義です。
テレビのニュース番組では有事の際はどうだとか、ミサイル発射がどうだとか、そんなことばかりが注目されて報道されているように感じます。お隣の国の指導者を批判するより、今目の前で行われている法案審議の詳細をやってくれたほうがまだいいのに、どうでもよいスキャンダルばっかり。
北朝鮮より中継で原稿を読む方には、このような情勢の中ご苦労様ですという気持ちはありますが、スタジオからでも放送できるそんな内容ではなく、現地で何が起こっているかをもっと伝えてくれるとニュースを見る側にはもっと伝わるのですが。(当然制約があるのでしょうけど)

地方に住む私から言わせれば、築地市場の問題だって全国ニュースではさらっと流してくれて結構です。東京都民が決めるのだからと思っています。

そうやって、自分に近いところ。自分のまわりということを中心に考えてしまうのが良いことかどうかはわかりません。が、そういうものなのではないでしょうか?

大国同士の都合の中で誕生・維持された国だからとか関係なく、そこに人が住んでいて同じように考え生きている人たちがいる。
そういった人たちの都合を考えずにすべてを決める上がいる。
民主主義だって言ったって、上が勝手に決めるのは変わりはないような気がします。
そういった中で他国を宛に、私の国のことを考えてくれと言っても、その人の都合でしか考えないですよ。現地の声を聴き、現地の言葉を聞き、現地の望みをかなえてくれるそんな素敵なよその国なんて存在しないですよ。どこにも。ましてやその声だってその国の総意じゃないのですから。
だとしたらせめて、そこにどんな人が住んでいて、どのようなことを望んでいて、結果こうなったということを知りたいです。
たとえ何があったとしても、結果を数字だけで語らなくていいように。
そう思う人がいたのに、そう思う人がいたから、とか。



Posted by 八幡 孝幸 at 2017年05月09日 09:22
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