一緒に損している

ハワイでレンタカーを借りました。保険込みの24時間で150ドルなので安いと感じました。たまたま17時半ごろに帰ってきたので返しに行きましたが、店が閉まっていて誰も居ませんでした。ドアに書いてある連絡先に電話しても誰もでません。

地元の人に「どうしたらいいか」と聞いたら「24時間だから明日朝に返せばいい」とのことでホテルの駐車場に車を止めて翌日朝に返しに行きました。

店の前に止めて鍵を返しに行くと「駐車してから返してちょうだい」と言われました。駐車して鍵を返して誰もその車の傷の状態をチェックしません。「ガソリンを満タンにしましたか」と聞かれましたが、「あっ、忘れました・・・」と言うと「今回はいい」と微笑まれました。

そういえば借りる時も傷の確認などをしませんでしたし、何時間いくらとか、ガソリンをどうするとか、早く返す場合にどうしたらいいのかも言われていませんでした。初回は迷いましたが、その代わり、二回目以降はすっかりその気楽なシステムに慣れました。

先日、金融界の幹部達に講演しました。同席者にはテレ東の小谷キャスター、伊藤忠の小林会長、元外務省の薮中先生が居ました。少子化を克服するためにいずれ外国人労働者を受け入れるしかないと主張したのは薮中先生でしたが、小谷さんが訴えたのは働く女性の環境改善でした。

子供を産むゴールデンタイム(30歳前後)は女性が一番働く時期と重なります。子供を育てながら働く女性の社会環境は酷いと私も痛感します。その主な原因の一つは労働時間の長さです。しかし、日本の企業や商業施設において17時に正々堂々帰る会社は果たしてあるでしょうか。

重要な会議は17時以降。それでは働く女性は昇進できませんし、後ろめたさを残しながら帰るでしょう。日本のスーパーは人が居なくても22時まで開くし、コンビニは24時間が当然です。レジでは1円もミスしませんし、どんな時も丁寧な対人サービスを行います。

国が少子化対策にもっと補助を出すべきという声が多いため、政府が借金を増やして子ども手当をだしました。私は当時からフジテレビの「新報道2001」でそれを批判して前原さんと喧嘩みたいになったのです。

お金の問題ではないからです。過剰サービス、過剰労働、男性社会などの古い体質を改革しない限り、多くの問題は根本から解決しません。それは政治家、経営者など、影響力のある人々の責任だけではありません。社会全体が働き方と生き方を見直す時期なのです。

客である時は細かいことにこれあれ文句を言って王様気分ですが、同じ人が自分の職場では自分の顧客の奴隷になっています。ソープ嬢がストレス解消にホストクラブに通うようなもので一緒に損しているだけです。

それと、もっと大きな損があります。社会があまりにも細かいサービスに特化すると、世界の消費者との乖離が大きくなります。それが日系企業の海外マーケティングを難しくし、若者の海外志向を阻害します。普通の外国も全部不便不安に感じるからです。


この記事へのコメント
このお話について、最近特に共感できることがありました。
フランス人と仕事に絡む話をしていると、「日本とフランスは両極端にいるね。」となるのです。
カルチャーを語ると繊細さで似ていると感じる部分が多いのに、生活が全く違うのです。
自分を犠牲にして会社に尽くす日本、権利を主張して生活の豊かさを守るフランス。
「程良いところというのが重要だね。」いつもそういう結論になります。
私は残業を前提に仕事をすると、密度が薄くなると感じるのです。
緊張感を保って仕事が出来ない。計画的に仕事をすることは出来ないと思うのです。
集中して仕事を出来る時間は限られています。特に頭脳労働であれば、そうだと思います。
精神論で「たるんでる」と言われても、判断の鈍りや視野の狭まりを認識すべきでしょう。

エマニュエル・トッドも言うように、これからは全世界でインテリジェンスは当たり前の世界になります。そこで通用する仕事をするためには、「長時間仕事をする」よりも「より質の高い仕事をする」ことになるでしょう。それが出来なければ、成熟した社会で付加価値を付けることは出来ません。「質を上げる」ための一つの重要なファクターが「女性の社会進出」だと思います。逆の意味でも重要だと思うのです
Posted by 坂口 拓史 at 2012年02月24日 08:51
全く同感です。少子化に関せば、補助金より、働く環境、働くことへの習慣の改善が必要です。がんばっている助成にとって、お金より時間をもっと上げたいのです。なぜ、外資が短時間労働で、日本企業以上の利益を上げていられるのか 経営者はもっと研究すべきです。
 
過剰サービスも同じです。過剰サービスを要求しすぎて我がマンションの管理員は退職しました。 人間は機械ではないので機械のように正確に2時間動けません。 お互い様、ゆとり、有難う そういう気持ちが薄れてきたようです。

アメリカのレンタカーを使い慣れていると日本のレンタカーは顧客を信用していないの一言に尽きます。 借りるのに一時間、返すのに一時間、これ旅行中は大きな時間です。

いつもあっという視線からのご意見有難うございます。
Posted by 藤田克宏 at 2012年02月24日 08:54
最後の「・・一緒に損しているだけです。」は同感です。
 「天に向かって唾を吐く」ではないですが、「日本人は、常に自分で自分の首を絞めることをしている。その時は良くとも、その行動や発言が結局自分の首を絞めることになっている」と思っています。
Posted by 小林 由紀夫 at 2012年02月24日 09:04
私は「お客様は神様です」をやめるべきだと思っています。従って、今回の宋さんの意見に賛成です。
お客様を神様扱いすることにより発生する労力が日本社会を疲弊させているように思えます。また、クレーマーを生み出す土壌にもなっているのではないでしょうか。
それなりの対価を支払う人だけを神様扱いして、一般消費者が完璧なサービス・品質を過剰に求めるのを考え直すべきだと思います。
Posted by もーやん at 2012年02月24日 09:07
少子化対策として、お金をばら撒いても、効果は殆ど無いでしょう。
イスラエルでは、平均的には、ユダヤ系の住民が経済的に裕福で、パレスチナ系貧しいですが、子供の数は、前者が1〜2人、後者が5〜6人が多いとの事です。人類は豊かになれば子供の数は減少するのです。保育園等の施設を整備するならば兎も角、直接お金をばら撒いても効果は期待できないのです。
高度経済成長の時代の発想で、お金をばら撒けば政治家の仕事は終わりと言う発想は終わりにすべきです。
労働条件はそんなに厳しいのでしょうか?通勤電車で、月曜の朝には、つり革につかまって居眠りする人を良く見かけますが、週末になると元気になっていきます。会社で、体を休めている人が結構いるのが現実です。厳しい条件で頑張っているのは、かなりの少数派になっているようです。
これも、高度成長の時代と、現在とを混同しているのではないでしょうか。
Posted by 旧旧車 at 2012年02月24日 09:46
宋さん、
いつもの鋭い観点からのコメント、私も同感です。アメリカへ行くたびに、日本での過剰サービス、それも顧客からでなく店からの押し付けが多いように感じます。経費節減でスーパーの袋詰めはお客任せにするけど、レジでお客を待たせ、開店時に行くと棚に品物補給をやっていたり、そのカートを通路の真ん中において、お客のことを考えない等も気になります。ハードウエアー店でのセルフチェックアウト等も日本では、進みませんね。人がいないとダメと思っているのか、お客を信用しないのか?
商店街もオフィス勤務と同じ時間帯で、オフィスから帰宅時には店は閉まって、商店街がシャッターの閉まった街になって行くのは当たり前だとおもいます。
もっとお客が本当に何を求めているのか、考えてほしいです。
それと同時にアメリカでの韓国の家電製品の進出には目を見張りました。テレビだけでなく、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機等では日本製品は見ませんでした。それに引き替え韓国製品の展示品は50%以上を絞めていました。本当にお客の求めていることの勉強が必要です。
Posted by 越智敏雄 at 2012年02月24日 09:47
確かに「社会全体が働き方と生き方を見直す時期」ですよね。

働く子育て中の女性でも、
近くに親がいて手伝ってもらっているからバリバリ働ける人、
子育てで頼る人もなく常に私生活の時間に追われている人、
子育てだけでなく介護(親・配偶者だけでなく、子供に病気や障害があるなど)も担っているため疲れ果てている人
・・・などなどそれぞれ立場の違う人がいます。

同じ子育て中であるにもかかわらず、後者であるほど前者からの風当たりがキツイです。

年々、サービスが細かくなる日本。
昔はもっとおおらかだったような気がするのですが。
社会の価値観が変わらないと、これからさらにギスギスしていきそうです。
Posted by 働く女性 at 2012年02月24日 10:05
まさに共感できるお話です。
日本のお客様の厳しさは世界一といわれますが、その裏返しが「・・一緒に損しているだけです。」
だと思います。
建築関係の仕事をしていますが、クレームで生じる新しい商品の廃棄物だけでも相当なものです。
いまや『人と物を大切にしない国民世界一』ではないでしょうか。
Posted by 百間 at 2012年02月24日 10:11
男社会と変革させる。大賛成ですね。
中国では、上司ほど、早く帰る。裏事情は知りませんが。仕事で、上司が命令することが仕事で、日本のように管理まで、仕事の範囲で無いからです。
その面で、言葉で男社会に変革といっても、変革は起こらないでしょうね。
仕事の指示と管理を別の上司か、組織を考えないと変革はないでしょうね。日本の全体主義的管理社会と個人主義の人民の差でしょう。

人民というと。国家管理理屈と歴史の流れから思考すると、選挙権や議員等になる権利は公務員にないのではありませんか。
人類の歴史で、新しき時代への変革は、国家組織労働者は選挙権や立候補する権利がないという憲法を制定することでしょう。
少しは、富の再分配で、談合や誘導が発生しないのではありませんか。
そこで、男社会が変革するでしょう。
Posted by 蕩太  藤本 at 2012年02月24日 10:49
いつも感心して拝読させていただいております。
お金の問題ではないからです。過剰サービス、過剰労働、男性社会などの古い体質を改革しない限り、多くの問題は根本から解決しません。それは政治家、経営者など、影響力のある人々の責任だけではありません。社会全体が働き方と生き方を見直す時期なのです。

客である時は細かいことにこれあれ文句を言って王様気分ですが、同じ人が自分の職場では自分の顧客の奴隷になっています。ソープ嬢がストレス解消にホストクラブに通うようなもので一緒に損しているだけです。

と言うことについては全く同感です。これには関係ありませんが、先日私が新聞に投稿したのですが没にされたエッセーですが、自己紹介の代わりとして御覧戴きたいと思います。ご笑納下さい。

平目やアイナメから東電に感謝状が届いた。放射能汚染魚に成れたので漁師が私達「底魚」は安心して海の生活を満喫できている事に感謝する。
と言うことである。東電の原発も底魚に良いことをしたものである。その点アンコウは損をしている。放射能基準値を越していないので鮟鱇鍋にされている。
アンコウに早く教えてやりたい。「早くたくさんの底魚を食べて放射能基準値を高くする事を」そうすればアンコウも食べられなくなると!
田中防衛大臣の事     某新聞のコラムでコーヒーの話を糸口にして田中防衛大臣の事が出ていた。
それをみて私は思った。今までの国会や沖縄訪問の話などは逐一新聞やテレビで拝見して、この方が実に正直な方であると。
恐らく故田中角栄さんは真紀子さんのお婿さんにこの人柄ならば上手く行くと思って迎えたのであろうと。
色々な経験をつんで図らずも防衛大臣と言う国の最も重要なポジションをになう事になりその姿を国民の前に晒されることになった。
沖縄知事面会の姿や国会答弁である。国会では野党議員からイビラレいる様子を見るとお気の毒にる。
日本の防衛大臣がこんなに優しくて人のよい姿を世界に晒すことは如何に日本と言う国が戦争などには
不向きで、程遠い国であるかを証明しているようであり、まさに「平和憲法日本」に相応しい事であると思えてきた。
野田総理は優れた人選をしたものと高く評価したい。
この防衛大臣であれば戦争があっても闘うことが出来そうもない。
たとえ、外国からの侵略を受けたとしても、微動だにせず平身低頭でニコニコしてごめんなさいと謝ってくれる。
この防衛大臣のいる限り中国は安心して日本を脅し続ける事が出来る。
韓国も、こんな時だから日本海と言う名称を「東海」に変えさせる為に世界世論を高める事が出来る。
何があってもニコニコしてごめんなさいと頭を下げて謝る田中防衛大臣を北朝鮮も畏れる事は無い。
下手な誇りが国を滅ぼす事にならないために日本国民は田中防衛大臣を見習うと良い。
「世も末か まだまだ先は 限り無く ノー天気なら 悩む事なし」
と書きましたが誰にも見ていただけないのは残念ですからと思い御送りいたしました。

次に、60年後の日本と言うレポートを私たち70過ぎの若々しい元青年達が作りました。
お忙しい毎日を御送りの宋先生に1時間でも時間が許されるならばこの「夢のある」レポートを御覧いただければ幸いです。お許しいただければ直接お伺いいたします。群馬県在住者。以上 
Posted by 大山松男 at 2012年02月24日 11:04
とても共感して読みました。
私は妊娠出産で会社から「お払い箱」になったクチですが、当時は「保育園に預けることさえできれば、また仕事ができるのに…」と悔しく思っていました。現実は認可保育園には入れず、かと言って認可外に月6万円出して働く気持ちにもなれず(勿論そうしている方々も沢山いるのです!)、何より小さい子供がいる女性を雇用する求人もありませんでした。

ですから、待機児童の解消を望む声がどんどん大きくなっていることは自然なことだと思いますし、それに政府が対応しようというのも尤もで、そうでなければ困ります。

ただ、今は思うのです。
女性の出産や子育てを「ブランク」ではなく「キャリア」あるいは「学歴」として扱えるような社会にならないと、少子化は改善されないのではないか、と。

どの女性も「自分が子供が欲しいから」自分のために愛する人の子供を産むのであって、「社会が少子化みたいだから、子供を産もうかな」という女性は多分いません。
「家のために子供(孫)を産まないといけない」価値観だった昔と違います。

もちろん、待機児童を解消することは重要ですが、女性は妊娠・出産に関しては適齢期があるので、子育てが先で、学歴や仕事は後でも十分という考え方、仕組みにしていくことも必要なのでは…、と、テーマの過剰サービスからは話がそれてしまいましたが、最近感じていることを書かせていただきました。


(ところで、中国の友人に「中国では男の子を産むほうが喜ばれるんだよね?」ときくと「女の子だよ!今の時代は男の子は家がないと結婚できないから、親が家まで買わないといけない。お金がかかって大変よ。産むなら女の子よ」との答えで非常に興味深かったです)
Posted by さやか at 2012年02月24日 11:30
日本人の本質的な問題ですね。最終的に自分の頭で考えて、自分で判断し、自分で行動し、自分で生きていくということが、人間として当たり前で、基本だと思うのですが、そのことを忌避し、人の考えた事を、皆で合意して、一緒に行動し、回りとほとんど変わらないように生きていく(これが無難)、ということに何の疑問も抱かずにいるのが大多数日本人だと思います。ですから他人(他国)の価値観の違いも認められないし、尊重もできません。ですから、物事の本質が全く見えないし、見ようとすることに価値も見出せません。根の深い問題です。
Posted by 宮崎和彦 at 2012年02月24日 11:32
日本のサービスは良いと言うが本当かと思う
特に最近のサービスはマニュアル化され過ぎて居る
現場が一番状況を把握して居るのに現場で物事を決められない
だから客の為にルールを作るのでは無く店がルールを作りマニュアル化する
最近の企業ではカスタマーセンターを専門企業に任せて居る
この企業がまた最悪で自分達は優秀だと見せる為にクレームを丸め込む居直るのが仕事の様にし客が何を言って居るのか聞いて居ない
契約して居る企業には本当の声が伝わらない
海外では客とスタッフは同等と言うがそれ自体、日本人は理解出来て居ない
日本人は同等と言うとタメと成りタメ口を聞いて良いと成る
海外ではお互いを尊重し同等と成る
だから客はスタッフに対し良いサービスをして貰った時はお礼としチップを渡す
日本では部下を誉める時は私の右腕だとか手足の様にと形容するが此は人格を否定した単なロボットで有る
オリンパス事件でも会長が社長に飼い犬がと言ったので分かる
自分で判断する人を好まない日本で有る
中国の「阿片戦争」と同じ現場の声が帝に伝わらない現場も下手な進言をすれば自分の首をはねられるから下手な進言をしない
日本企業も同じ事だったから世界で物が売れなく成った
Posted by dinng at 2012年02月24日 11:33
会社にやりたいことも聞かれず、子供を持つことだけで、「大変ね」と言われ、孤立されているワーキングママの立場です。

じゃ、転職したいと探してみると、長時間残業、遠地出張が求められます。

男性なら、適当に働いて、そこそこのキャリアで、そこそこの給料を貰えって、中庸な人生を送れることに対して、女性は出産子育てだけで、こんなキャリアライフの選択ができなくなってしまいます。

キャリアを諦めて単純作業の仕事をするか、多忙で子供を犠牲するか、或はリスクを背負って独立するか、極端の選択しかありません。

日本社会、自分の首を締めています!
Posted by 人生の分岐点に立つワーキングママ at 2012年02月24日 11:51
いろんな思いで読ませてもらってますが、今回は全く同感です。いつも思うことの一つに宅急便の時間指定サービスがあります。夜間しかいない人や業務上どうしようもない場合もあるとは思いますが、こちらが頼んでもないのに送り主(メーカー)が午前中着指定していて、それを間に合わせようと宅急便のお兄さんが必死になっている。全く無駄です。時間指定する場合は別料金を取るべきとすら思います。
過剰サービスへの期待は回りまわって自分の首を絞めることをもっと自覚すべきです。
Posted by 広若 剛 at 2012年02月24日 11:59
2週間前まで、北京で約2年間仕事をしていて、今の日本の完璧主義には、少々やりすぎではないかと感じていまして、結果として、消費者を『バカ』化しているのではないかと思っています。
という私も、2年前に北京に着任したときに、中国政府が、98%の食品は、安全基準を満たしていると自信をもって発表しているのを目にしたときには、食品の安全性は、100%でないとダメじゃないかと思ったものです。
なぜ、こうなってしまったのか?
日本も、食品の品質事故は何度か経験し、その度に改善し続けて、現在に至っていると思います。その間、日本の消費者は、そのような危ないものを買わないように、自己責任で、大丈夫なものを選んできたと思います。が、今では、膨大なコストをかけてでも、完璧に安全なものしか売ってはダメだ。だから、消費者は何も考えずに売っているものを買えばいいんですよ。ということになってきて、本来、人間が生きるために持っていた防衛本能というようなものが薄れてきているような気がしています。昨年、ユッケ(生肉)で食中毒事件が起こりましたが、その対策は、政府が生食肉流通を規制することにより、問題を解決することになりました。これなど、典型的な例ではないでしょうか。
一方、中国の消費者は、基本的には政府を信用しないで、自分達の目で耳で、情報を集めて、安全なものを選んで買っている。そして、納得できれば、それに見合うコストは負担する。また、財力がない人は、財力がないなりに、自分で工夫して、自分の納得できるものを選んで買っているということだと思います。どちらにしても自己責任意識がたいへん強いのではないかと思います。
何となく、今の日本のやり方は、コストをかけて、日本の消費者から生きる智恵を失くしていっているような気がしています。
Posted by 野田和男 at 2012年02月24日 12:33
◆私の考える「社会全体が働き方と生き方を見直す」ということ。

女性の社会環境を見渡し、「養ってもらっているのは誰か」ということをふと考えました。

初めまして。いつも勉強させて頂いております。
今回のメールを拝読し、私は、子育てをしながら働く女性の環境の厳しさは、「男性社会である」ということと密接につながっており、「時代」は男性の頭の中から変えなければいけないターニングポイントにきているのではないかと感じました。

「養ってやっている」
「家族のために働いている」

こうした考えは一般的な常識とされていますが、果たして今の時代に、この価値観のままでいいのか。一度ゼロベースで考える必要があるのではないかと思ったのです。

確かに多くの男性が家族のために働いていることは事実です。現実的にお金がないと生活できません。しかし、本当に「お金を稼ぐ=養っている」なのでしょうか。自分もそうでしたが「養ってやっている感」は男性の中に非常に根強くあるような気がします。

これは、女性の子育ての大変さや労働環境の厳しさをいまひとつ男性の中で腹落ちしていないところとつながっていると思います。

実際、結婚して会社勤めをしている大半の男性が朝食、夕食を妻に用意してもらい、子供が小さければ保育園のお迎えなどもお願いしているはずです。それも一つの「家族を養う」ということだと私は思うのです。

女らしさ、男らしさ、仕事の役割や分担は必要ですが、私は今回の宋さんのメールを拝読し、良い意味で「男が養っている」という価値観や「お金を稼ぐ=養っている」という価値観から離れようと思うことができました。
本当にありがとうございました。

「養っている」という価値観を見直すということが、私の考える「社会全体が働き方と生き方を見直す」ということです。
Posted by @daiti0227 at 2012年02月24日 14:02
今回も考えさせられるテーマでした。
たしかにアメリカに長く出張して、感覚がアバウトになって帰ってくると
日米の違いを感じますね。僕は帰国して銀行へ書類を提出するとき、記入ミスを
したので二重線で訂正して郵送したら、訂正箇所にハンコを捺してくれと返送
されてきました。「ああ、日本ではそうだったんだよな」と改めて日米の違いに
気づかされました。

アメリカでは毎週週末にレンタカーを借りていたんですが、むこうのミスで
車の手配が遅くなることもある反面、希望通りの車が手配できなかった場合
「同じ料金でワンランク上の車を貸しますよ」と言われたことがあります。
ただ、日本車が借りたかったので、ちょっと複雑な気分でした。

でもそうですね。人間関係をあまり厳密にやりすぎると、お互いに損している
のかもしれませんね。たとえばお店で何か買うとき、昭和の時代だったら、
「いつも買ってくれているから」と少しおまけしてもらうことはありました。
いまは1円のおまけもないでしょうね。おまけしてほしかったらポイント
カードのポイントをためてくださいって感じでしょうか。

実際、アメリカよりも日本のほうが「人間は平等でなければならない」という
意識が強いのかなあ。よくわからなくなってきました。
Posted by 管理人のゆい at 2012年02月24日 14:39
今回のお話で、今労災で話題のワタミを連想しました。外食産業もものすごいコスト競争で、それは原材料というより労働コスト削減で争っています。しかし、サービスの質は落とさない、というよりむしろ上げている。海外ではMac Jobと言われるような低賃金の店員のような仕事は、皆無愛想で、従業員同士おしゃべりしたりしています。日本はSmileゼロ円です。でも、こういう発想が、Mac Jobのような一見つまらない仕事にもやりがいを生み、改善を生み、お客様に喜んでもらえることで、幸福感を生む、ということにも繋がるという見方もできるし、洗脳による奴隷労働だという風に見える人もいるでしょう。要は働く人が幸せであればいい。苦しみながら働くのをやめればいいのではないかと思います。
Posted by 都市部無党派層 at 2012年02月24日 15:03
いつものように「同感」の方が多いようですが、残念ながら私は「同感」出来ません。 「細やかなサービス」のどこがいけないのでしょう? 「過剰」となれば「過ぎたるは及ばざるが如し」で良くないことに違いは無いのですが、「過剰」かどうかの線引きはかなり難しいでしょうし、「過剰」と思うかどうかは主として受け取り側の判断によります。

日本の「極め細やかなサービス」を喜ぶ外国人もたくさんいらっしゃいます。 接客もそうですが、掃除、洗濯なども徹底していますし、時間を守るとかそうした行いがこれまでの日本の文化なのです。 私は「文化は移り変わるもの」と思っており、旧習などに拘るつもりはありませんが、どう考えても「細やかなサービス精神」を捨て去る理由が分かりません。 国際社会と乖離するとのことですが、それではどこの国が標準なのでしょうか。 時間にルーズなフランスやイタリアでしょうか、それとも汚れを気にしない中国でしょうか。 
それに 「こども手当」について、宋さんは「これはお金の問題ではない」と述べていらっしゃいますが、最後のところでは「損得」を述べていらっしゃいます。 これは論理に矛盾があるのではないでしょうか。 生き方を「損得」で決める考え方には賛成できません。 宋さんは経営者だったから「損得」に敏感なのでしょうが、場合によっては「損」を覚悟で生きていくこともあります。

世界の国々には、それぞれの文化があります。 気候・風土そして宗教や道徳観などが違うのですから当たり前のことであり、それらを金太郎飴のように同じ文化にする必要などありませんし、出来る訳もありません。 そうした違いを理解して、時により相手に合わせることも必要でしょうが、時によっては大いに自己主張するべきです。

Posted by けいちゃん at 2012年02月24日 15:16
今回も大いに共感です。
きめ細やかなサービスと、無理難題押し付けて大威張りの神様扱い顧客とは、まったくの別世界です。お客様は神様でも何でもなく、お互い一庶民です。たまたま売る・買うの関係がその場にあるだけで、そのときにお互いを尊重するだけの話です。
あと、「滅私奉公」「目上には逆らわない」「空気を読む」といった「人を殺す」悪しき伝統が、皆を疲弊させ、年間3万人の自殺を生んでいると思います。これらを良き伝統と吹聴する人間の多くは、自分の能力のなさ・努力の少なさ・見識の低さを、覆い隠す人たちです。ホントにそれらを持っている人は、そういった一見マトモそうにみえる=反論し難い一般論を、振りかざしたりしません。
また、政治や官僚を批判するのは簡単ですが、それもまた自分自身のことを置いといての責任逃れでしかない。ホントに責任あるのは「みんな」だと思います。もちろん自分もです。
ちなみに同様のことをFACEBOOKに書いたときは、通常の投稿でいいねを押してくれる人のほとんどから、反応ありませんでした。寂しいですがそれが実態だと思いました。
Posted by おおたに at 2012年02月24日 17:14
いつも何となく思っていることを文章にしてくれているので、溜飲が下がる思いで読んでいます。
私も「日本は便利すぎる」と思っていました。
友達とも「お店はそんなに遅くまでやっていなくて良い。多少不便でも、環境や人に優しい方を選ぶべき時期だ」と話していた所です。

また、働く女性の環境問題ですが・・・
ちょうど昨日、登録してあった転職サイトを通じて紹介会社からオファーが届きました。
返信すると「相手企業は男性をイメージしているので難しいだろう」とのこと。
経歴を見てオファーして来たはずですが、性別で選定するようです。
このような事は当たり前のようにありますが、不思議なことです。
行きつく理由は「男性社会でやりやすいから」。
つまり、企業の手抜きです。
今まで、能力よりも性別で人を選定し、女性に仕事を取られるのが我慢できなく、長く仕事していればやった気になっていた・・・
極端な物言いをしましたが、そんな慣習が日本を衰退に追いやったのかもしれませんね。

ともかく、早く時代に合った方法を作り上げる準備をしてほしいと思います。
Posted by あんず at 2012年02月24日 17:28
きめ細かなサービスは日本人のいいところでもあるから全く否定はしたくないです。
そのサービス品質を保ちながらゆとりのある生活を実現するにはどうするか考える必要があるんじゃないでしょうか。サービスの中には余計なものも多いのでいかにシンプルに必要最小限かつお客さんに嫌がられない程度の細やかなサービスを提供出来るかという事もそのひとつだと思います。レンタカーについては車に傷をつけるのを極端にイヤがる日本人の性格も関係していると思います。傷をつけたりしないかとビクビクして乗ってても楽しくないので余り利用はしません。それはもうそういう文化になってるので簡単には変わらないと思います。満タン返却についてもガソリン価格がアメリカより随分高額なので仕方のないことです。
これからはいかに品質を保ちつつストレスを減らしていくか考えてみるものいいとは思いますが、多分変わらないと思います。みんなが始めないと誰も始めない国なので。
Posted by とむ at 2012年02月24日 22:05
宋さん

こんにちは、心臓のカテーテル手術の術後からなんとか復帰したばかりで、「メルマガ」拝見しました。

残業ばかりしている奴に昔から「仕事ができる」やつがいたためしはない。は日本のまともな人の間では常識です。

以下は全く同感です。我が家の家訓では、「仕事」「休養」「学習」「遊び」は等価だと教えてきました。受験勉強中でも正月は、アウトドアーは、スキー、インドアは、トランプ、花札、マージャン、ゴールデンウィーク・夏はテニス、バトミントン、水泳などは良く子供に付き合っていました。

“お金の問題ではないからです。過剰サービス、過剰労働、男性社会などの古い体質を改革しない限り、多くの問題は根本から解決しません。それは政治家、経営者など、影響力のある人々の責任だけではありません。社会全体が働き方と生き方を見直す時期なのです。”

若い人の中にも以下のような考えを持っている人もいますから、そのうち変わるでしょう、政治家を除いては。


神田 敏晶
死ぬまで仕事に困らないために 「20代で出逢っておきたい100の言葉の要点まとめ」

・99%の人は準備だけで人生を終えてしまう。
準備不足で失敗するのではなくて、準備ばかりして挑戦しないから何も成し遂げられない。

・親や学校の先生が、反対するほうを選んでおけば、たいてい間違いない。
それが正解かどうかよりも、本当に自分が好きな方を選んだかどうかのほうが大切。

・周囲の顰蹙を買ったら、チャンス。
昔ながらの古い価値観やしきたりにとらわれていては、顰蹙など買うことはできない。

「仕事」
・最悪の職場から、将来のヒーローが生まれ
る。

・残業人間に、仕事ができる人はいない。
労働時間の長さと年収は反比例する。

・何をするかより、誰とするか。

「時間」
・“Time is life.” 遅刻は殺人と同罪。
遅刻するというのは、待っていた人たちすべての命を奪ったということ。つまり殺人と同じ。

・群れから脱出すると、時間が増える。
集団で行動すると、その中で一番遅い人に合わせなければならなくなる。

・100点目指して期限切れより0点でもいいから前日に提出。

・忙しい人は、夢が実現しない。
本当に忙しい人で夢を実現させて幸せな人生を送っている人は、この世に一人もいない。

・何をするかより、何をしないか。

「組織」
・現在群がっているグループで、あなたの一生が決まる。
10年後、あなたの年収や社会的地位はちょうどその平均値になる。

「勉強」
・「これを選んだ人はさすがにいないよね」という選択肢こそ大切。
誰もが考え付かないような不正解を選んだというのは、それだけ才能がある証拠。

「情報」
・情報を知識に、知識を知恵に昇華させるのが、人間の仕事。

・情報で大切なのは、集めることより捨てること。

「友情」
・友情は目的ではなく、結果にすぎない。

・友達の数を増やすのをやめると、嘘のように人生が楽になる。

量ではなく質が大切、というのはまさに友人関係にこそ当てはまること。

「恋愛」

・相手に腹が立つのは、あなたが相手に依存しているから。

・本気でモテたいなら、群れない。
単独行動を取るようにすると、自分の実力がとてもよくわかる。

・「…だから好き」は愛していない。「…なのに好き」が、愛している。

「決断」

・「どちらでもいい」という人は生きているとは言えない。
人間には二通りしか存在しない。
「別にどちらでもいい」と言いながら、死ぬまで決断することから逃げ続ける人間と、すべてにおいて自分で必ず結論を出していきながら、毎日確実に夢に接近していく人間。

・決断に時間をかければかけるほど、「やっぱりやめとくか」になる。
人間は迷う時間が長ければ長いほど、最終的に現状維持を選ぶようにできている。

・自分で決めたもの以外は、決断ではない。
「たくさんバカなことやってきたな」と死に際に笑える人生が、極上の人生。

ご参考になれば幸いです。息子の友人らしい…。Facebookで教えてくれました。

Posted by 沼田一博 at 2012年02月25日 13:53
いつも楽しみに拝読しています。今回初めてメールしました。親切、丁寧が大切な事だとは思います。しかし、余りにも過剰なサービスを求める風潮は、長時間労働と高コストを生じ、疲労を生む事になってしまいます。そのためますます他者に対してより厳しくなる事の繰り返しとなると思います。そろそろお互い許容できる社会を目指す時期に来ているのではないかと考えます。
Posted by 新悪人志願 at 2012年02月25日 14:04
宋さんについては平素から「世界の経営者」として尊敬しています。さて「女性の社会参画」は行政として重要な政策だと思います。ただ零細企業である弊社(東京)の経験から「手に職」のある会計事務の求人は万年不足です。20代30代の働き手は男も女も、体力や根気がなく週40時間が働けない、又は働かない人が急激に増えています。介護等の3K職でももっと酷い人材不足です。「キツイから、給料が安いから」と言って働かないだけです。失業しても働かないのです。週40時間の仕事はいっぱいあるのに…。週40時間だと5時に帰れる労働時間の設定は十分可能です。だから働きたくない日本人を何も政府が税金を使って助ける必要はないと思います。本当に困っている人だけ助ければ十分です。もちろん雇用側も「子育て支援」には頑張ります。たとえば事務職ではクラウドコンピューティングの仕組みを利用した在宅勤務が、弊社のような会計事務所を例にしても、あと1年ほどで十分可能な時代に入ります。でも働かない人は働かない!給金が安すぎるとか、週休5日じゃないから嫌だとか言って…。結論として日本は日本人の雇用にこだわっていては介護現場だけではなく事務職域でだって、働く人はいなくなっています。働かない日本人を助けるより、社会を支える企業を助けてください。外国から働きたい人を、例えば単純労働も含めて5年間就労ビザを与えて働かせてあげてください。さもなければ零細企業も外国へ行くしか生きて行けません。「劇的な移民解放は日本人の労働機会をなくす」というのは嘘です。更に間違っているのは、就労の門戸を外人に開けば、山ほど来てくれると考える傲慢な錯覚です。役に立つ外国人はどこの国ででも役に立つのです。まして「有能な外国人」は最早、偉そうに移民鎖国を続けてきた日本に来てくれると考えるのは間違いでしょう。国家運営に戦略がある賢い国では、すでに移民歓迎の政策を採っています。最後に脳もないのに偉そうなことを言って失礼の段、お許しください。

Posted by 堂上孝生 at 2012年02月25日 17:12
何よりも最後の一文にとても共感しました。

>社会があまりにも細かいサービスに特化すると、世界の消費者との乖離が大きくなります。

私もすごくそう思います。
Posted by 笹ちゃん at 2012年02月27日 01:41
はじめまして
1970年代生まれの男です。
後段の「金融界の幹部たちに講演しました。」以降の件について御意見の中にも
賛同することが多くありましたので書かせて頂きました。

大学に勤務しておりますが,我々の職場にも女性の進出は多いのですが,就業環境
というと小規模な職場ですので,各人の負担は,御想像のとおりです。

今は女性だけの問題となっているように感じますが,常に感じるのが,超高齢化社会
と言われる状況を迎えるにあたり,私達(男)も9時-5時勤務がこれまでのように
仕事ができないことになってくる時代をそう遠くない将来に迎えるのでは
ないでしょうか?

私の職場における彼女たちの日常の業務時間に対する密度については,”働く女性”
さんが書かれているように,限りある時間の中で非常に一所懸命取り組んでいます。

私達世代は,育児を終えるのもつかの間,「自身の親,パートナーの親の介護」と
次なる課題に取組まざる得ない状況になると思います。

その際に,教育現場での啓発や理解もそうですし,ワークシェアリングなどで
事業体としてもこれまでのように今のうちに備えておくべきではないでしょうか?

産休,育休,介護休暇と様々な制度が設けられてきましたが,取得率が毎年報告され,
あたかも上昇しているように聞こえていますが,周りを見回してもそれを活用して
いるのは,女性でしかありませんし,私の職場では,男性が活用しているのは皆無
です。
また,それはその男性が表面に出していないとしても,家族の誰かしらが,その
負担を追っているはずです。

御意見を寄せられている方々の中にも様々な意見がありましたが,全てがそのとおりで
全てがそのとおりでもありません。
ただし,セーフティーネットとして,個別の制度設計ももちろんのことながら,
企業体のみならず,社会全体の取組みとしてもこの問題に対して,彼女たちから
学ぶ・学べることが多くあることだと思います。

子育ては,個人のライフイベントなのかもしれませんが,社会を作るのもその人
であり,教育というものが社会を作るという点では,働き方についてももっと
もっと我々は考えなければならない時期にきていることだと思います。
Posted by 山内俊哉 at 2012年02月27日 12:59
「過剰サービス、過剰労働、男性社会などの古い体質を改革しない限り、多くの問題は根本から解決しません。」まったくその通りだと思います。
Posted by さとうひろし at 2012年02月27日 20:18
中国人はKYだという日本人は「国際社会のKY」

誰かをKYと表現する日本人は、それが多様な価値観や多様な意見を容認しない硬質化した閉鎖的概念だと認識していない。
KYという言葉は一つのグループ(ネット上のサイト・家庭・会社・学校・国家)にて
無意識に同質化を強要する日本人の病癖の表れなのです。閉鎖的で小さなローカルエリアのローカルルールを
「世界の基準」と思い込む無知と傲慢さが明治以降の日本人は150年にわたって培われました。
それはネット上の世界、例えばブログや2ちゃんねる、ニコニコ動画やユーチューブ等でも同様です。
明文化されて、本来はルールとは言えないようなくだらないローカルルールを無視するものを「KY」と非難するのです。
来日したイギリス人が昔、日本以外の外国に行くと自分が「イギリス人」であることを意識するが、日本では
自分が「日本人ではない」ことを強く意識させられる、と言いました。それだけ日本人は閉鎖的で排他的なのです。
この悪しき島国根性は、日本人のDNAに染みついているように感じます。
Posted by 日撃公子 at 2012年02月28日 01:14
以前から拝見させていただいておりましたが、初のコメントです。

”お客様は神様”なんてバカげてますね。お店にいくと横柄になる人は人間性を疑ってしまいます。

昔バイトをしていた焼き鳥屋で、お客さんを「社長」と呼んでいました。(女性はお嬢ちゃんでしたが。。。)

それは、お客さんが飲食してくれたお金で自分達は給料をもらっているからだそうです。

しかしここの接客スタイルは体育会系そのもの。決してキメ細やかなサービスや、気の利いた接客があるわけではありません。むしろあるのは活気のみ、という感じでした。

勝負はあくまで味。そこにはとことんこだわり、焼き方も腰から顔まで上がる備長炭の火の中で焼くのが美味しく焼くコツだそうです。まさにキャンプファイアー。

この店は平日でも常に大繁盛で、多いときには一日数百人の来客がありました。(ちなみに地方です。)

この店を知った人はこの店からは離れません。

お客が求めるものにとことんこだわり追求し、わかりやすい形でお客に示す。単純なようで難しいのでしょうか。

でも結局そういうことだと思います。

Posted by 普通の人 at 2012年02月29日 16:40
英国に長く住んでいますが、カスタマーサービスのひどさにはあきれます。電話してもつながらないとか、たらいまわしとか。対応する人によって言うことも変わったり。スーパーのレジでも、店員とお客がしゃべりながらなので、時間がかかる。会社は定時になると全員さっと帰る。ひどい場合は定時10分前くらいから帰る支度。道路を車で走ると、いきなり予告もなしに工事で道が不通。
どうですか、不通の日本人はこんな目に遭ったら怒り狂うと思いますが。外国人が日本のサービスがすばらしいと思うのは当然です。
でも、サービスがいくらすばらしくても、日本人はそれで幸福でしょうか。こちらには「クオリティ・オフ・ライフ」という言葉があります。どうも、こちらの人たちはそれが一番大事なことだと思っているようです。
海外が長くなったので、日本に行くとレジの人がロボットのようで多少気味悪く感じるようになったこの頃です。
Posted by J 鈴木 at 2012年03月01日 03:29
あまり経済だとか政治だとか関心がないほうですが。初書き込みしてみようかと想いました。何故かって宋さんの存在を知ってから嬉しいからです。多くの日本人は怒るより諦めるほうが得意な気がします。中国の方は炎のように生きているように見える。日本人は柳に風と受け流して生き永らえてきた部分も多い。政治に立ち向かうのは疲れるからです。それより個人の生き方を変える発想のほうが身軽です。男性社会なのは、男性が女性に負けたくないというのが見え隠れするし逆に女性はそんな男性の弱さにも気付いている。結果、女を捨てないと魅力のある仕事が得られないので寂しい限り。が、いつも感じるのはこの国が国際的に評価を得るものは最初から狙っていなかったものの方が注目されてきた。故に、現実的には天然ボケのお国柄ですね。性格は真逆に見えますし少なくとも宋さんも中国人らしい方に見えます、が、どうかお互いのよさを消さずにもっと上手じゃなくとも活かしあう道は無いでしょうか。わたしは愛すべき隣人と殺し合わず新境地を拓いていけたらと願ってやみません。


Posted by チエ at 2012年03月07日 11:22
だいぶ前に配信してもらったメルマガを読んでいたら、この記事にぶつかりました。

日本の閉塞感の原因はこれですね。
宋さん、目からウロコです。
もっと気楽に生きられる社会にしなければ!

同根だと思いますが、コアの仕事より体裁のための仕事が多すぎるのが、日本流の生産性の低さの原因だと思います。結局、保身が根底にあるのでしょうか。

花より団子。もっと本質を追究した仕事を洗練させなければ、更に世界に取り残されてしまいますね。
Posted by hide at 2012年03月23日 11:45
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