二週間ほど前、ある私的な会合で日本の産業政策について経営者と言論人達の議論が白熱していました。話が原子力発電所の受注で日本が韓国に敗れたことに及ぶとある知人が「韓国如きの国なんか恐れるに値しない」と言い放ったのです。
年上の方が多い中、なるべく発言を控えていた私はついつい我慢できず「そんなことを言うから負けるんだよ」と言いました。驚いたことに私の声とほぼ同時にまったく同じことをおっしゃる方が居ました。声の主は私が日頃から尊敬している実績のある経営者の先輩でした。
日本人とか、韓国人とか、アメリカ人とかは関係ありません。ライバルに敬意を払わないといずれ酷い目に遭う。これはもう歴史が繰り返して教えてくれた教訓です。
15年前、サムソンが世界で急成長を始めた頃、似た話はよく聞こえてきました。技術、ブランド力、資金、イメージ・・・どれをとっても韓国企業は話にならないと考える日本人は多かったのです。「サムソン如きのメーカー・・・」との声も多く耳にしました。
ビッグスリーの凋落をみてますます日本の自動車メーカーに自信を高める関係者も多いと思いますが、トヨタ自動車が売上げ世界一の虚栄心に走った時点ではもう自ら「カンバン方式」を捨てたのです。多くの関係者がライバルへの敬意を忘れたことが今の窮状の遠因にもなっていると思います。
「韓国如き」との発言に反論した二週間後、新聞の一面にベトナムでも原子力発電所の受注に負けたニュースを見ました。「先進国の日本とフランスが負け、軍事援助をセットしたロシアが勝った。政府が新興国に勝てるように特別な仕組みを作れ」という論調でした。
これは失注(注文取りに失敗)した社員が会社に戻ってあれこれ言い訳をして失敗を正当化する現象とそっくりでした。日本は韓国に敗れた時点から新興国という強烈なライバルに敬意を払い、対策と注意を払えばロシアに勝つ十分なオプションを持っていたはずです。眼中にフランスという「先進国」しかないところが前回の教訓を生かしていない証拠です。
中国で生活して強く感じましたが、技術と品質を持っていてもシェアが取れない日系企業には大変類似点が多いのです。ライバルの現地企業に対して「安かろう悪かろう」、「モノマネ」と敬意を払わず、日本自身も同じ手法で下から勝ち上がってきた事実を知らないのです。
これらの企業の共通項は日本人が重要ポストを独占し、現地社員の意見も聞かず、現地の友人も持たないことです。駐在員達が日本式の生活一式を持ち込み、日本人だけが行く店で用を済ませようとします。来る日来る日も日本人だけが溜まる居酒屋やバーに通い、現地のトレンドにもニーズにも無関心です。
どこの世界でも営業の本質は変わりません。それは売ることではなく「知ること」です。しかし、「知ること」で何よりも大切なのは謙虚な気持ちです。ここでいう「謙虚」は曖昧な文化的な意味合いではなく、「顧客と同じ視線を持ち、ライバルに敬意を払う」というきわめて具体的なビジネス行為なのです。
「産業の構造改革」という掛け声ばかり聞こえて久しいのですが、結局他人事です。組織のトップが精神構造を変革しない限り、構造改革なんてありえない。「韓国如きの国なんか」と聞いた時は驚きましたが、ごく稀なケースだと分かっています。しかし、ビジネスでライバルに敬意を払わない現象は実に珍しくないのです。
P.S. 私もつぶやきを始めました
昨日、ツイッターを始めました。もっと私的にもっと気楽に会話できるからいいと思いました。
ツイッターをやっている読者はぜひフォローしていただきたいと思います。
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ご参考に私の最初のつぶやきをご覧ください。
僕のマッチョの友人、田村耕太郎さんが偉い!「節操がない」という人はおかしいよ。自分だって大企業や上司に媚を売る立場なのに。理念は政党に属するのではなく個人のもの。耕太郎さんが理念があるからこそできたことよ。妬いている人が多いのでは。
・・・・・・
@xxxx 宋です。ありがとうございます。東京には月1週間から10日ほど滞在していますよ。なんといっても25年間もいると日本を外国と思えないです。何をしようかと迷っています。不惑なんて嘘だよね。一生続きそうです。
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そのとき思ったのは、なんと勿体無い、人生の、あるいは仕事の、大きなチャンスをみすみす逃すとは、ということでした。異文化を知り異文化の中で仕事の力が試せるという、こんな面白いことを会社のお金でできるのに、本当に勿体無いなあと、思ったものです。そう思いながら小生は現地の人たちが暮らす地区に滞在し、日本人が来ない店でご飯食べてました。いろいろ面白かったですねえ。おかげでその国のありようが、なんとなくわかった気がします。
これに加えて、「現地では重要な判断・決定はできず本社にお伺い立てなければならない」もよく聞く話ですよね。
ちなみに、韓国人ごとき・・・とこき下ろす人って、実は相手を恐れてたりコンプレックスだったりの裏返し、本当の自信がないからなのかなあと、そんな気がします。そういう論調に振り回されない確かな眼を持つためにも、相手を知り尊重する気持ちが大事ですね。
長文失礼しました。
奢る者は久しからず..。
今回の記事も「失敗の教訓」を思い出しました。昨年暮れでしたが某国営放送で「坂の上の雲」と言うドラマが放映されておりました。今に至る年金含む社会保障問題、アジア政情の不安定さ、太平洋戦争に至る原因は、そもそも日清日露戦争の大勝利と言う「事象」に様々な端を発しております。それが様々な国際・国内情勢、法制度、国民意識に影響を与える「触媒」の役割を果たしました。悪影響の最たるものは日本の社会に与えた影響です。失敗の記憶は忘れ去られ、成功体験だけにすがり、その理由が誇張され神聖美化されるのは長幼の序を重んじる社会ではままある事ですが(親・先輩の悪口は言えない、と言う。)、全体を客観視して、「失敗の記憶」、こちらが勝利した場合でも「相手の失敗の原因」を掘り下げ社会共有の記憶とすることが出来なければ「歴史は繰り返す」どころか、失敗の連鎖につながる結果を生みます。「学ぶ」ことは大事ですが「謙虚に学ぶ」事も大事なのだと言うことにあらためて気づかされました。
学生のころ、ソニー、ホンダ、松下などの起業家精神と経営者に感動し、ああ、この大国に追いつくようになったのか、と勇気凛凛胸を張ってアメリカ旅行を楽しみました。
瓦礫の下から再生したモノづくりにかける気概を日本人の誇りに思いました。
どこかのTV局で、サムソンがいかに苦労して今の地位を築いたか、というような泥臭い特集を組んでもらえませんでしょかね。その努力を具体的に見て感じて反省する機会にしたいと思います。
ただ、私の正直な気持ちとしては、韓国が頑張って日本に負けない技術を持ち、かつての日本が技術立国として世界に名をとどろかせたように、韓国もなることができればとてもうれしいです。そうなった時、韓国人にも慢心の心がきっと起こってきます。そのステージにいたれば、今の日本が直面している問題に同じように直面するでしょう。
韓国は過去のこともあり、日本が相手となるとものすごくファイトをもやします。ああ、にくたらしい!と思うライバルがいてこそ、お互い切磋琢磨できるはずです。
スケートはかつて日本に教えてもらいましたが、今では韓国が日本に圧勝しています。キム・ヨナちゃんが女王なのも何かを暗示しているようですね。
その理由は故障及び品質がよくないのでとの理由です。本質は同じです。
まだこの時代に国粋的な考えをもっている人間がいる事が驚きです。しかも若い人に。
純粋にものの価値や評価を正当に出来ない日本人のおごりです。
日本人のDNAに東アジアに対する差別があるのです。これらが無くならない限り国際社会での競争に生き残る事は難しいのです。
こんにちは
いつも興味深く拝読しています。
「これは失注(注文取りに失敗)した社員が会社に戻ってあれこれ言い訳をして失敗を正当化する現象」
今回は驚きました。
殊にB2Bビジネスでは営業活動や受注行為はセールスパーソン個人がやっていることではありません。個人の技量だけで完結できるものでもありません。
会社が全社を上げて取り組んでいるのです。特に大型プロジェクトになればなるほどそうです。失注は会社全体の総合力として負けたのです。受注できる提案ができなかったのです。
何でも個人責任に帰結させる論理展開は如何なものかと思います。
ましてや宗さんはSFA事業で成果を出された経営者です。
見識に大きなズレがあるように強く感じました。
正直、ガッカリしました。
私も仕事柄、同様の解釈をする経営者たちに多く会ってきました。
そのマネジメント達に共通するのは、会社全体の競争力不足を個人の責任に転嫁し、個人を入れ替えることで事の顛末をつけ、事業の仕組み・やり方を変える、改善することを拒むことです。
会社全体としてのやり方、考え方を変えなければ、大きな意味での競争力など養える筈もありません。
マガジン全体の主旨とは離れたコメントで恐れ入ります。
ものづくりをする人間ならば、人種や国籍で評価などしません。技術とその結果だけが技術屋のモノサシなのです。なに人だろうが男だろうが女だろうが技術に差別はありません。優れたものを作る人はそのことのみによって評価されるべきでしょう。かつて日本製なんて、といわれた私たちならわかるはずです。
外国暮らしの長い宋さんだからこそ感じるセリフなのでしょうね。
私は外国暮らしの経験は無いので宋さんの指摘される典型的な日本人です。
色々な意味で小国日本が世界的な評価を受けて思いあがっている内の一人として耳が痛いです。
確かに以前の韓国には興味もなく最近近づいてきた感覚にどこか見下した感はありましたが、それも含め日本人が奢っていた間発展途上国は真摯にやった結果このような成長をしたのだと思います。
正直私の根底にあるどこか見下した感覚、いや見下して安心したいという感覚は自分の成長の妨げになっているのでしょう。
見つめなおす機会にしてもいいかなと思います。。
一つの国が永遠に栄えることはないのですから。かつてのギリシャ、ローマ、中国、スペイン、英国、米国がそうだったように。
日本の油断/驕りによる敗北の順番が回ってきたということです。
韓国も中国もすぐに驕り高ぶりますよ。
そうやって繁栄が移っていくだけなのです。
ボクシングに例えれば、チャンピオンがノーマークのボクサーに負けたようなものです。
当然、チャンピオンはなぜ負けたのか分析するでしょう。
賢明なチャンピオンなら、負けた原因が相手ではなく、自分自身にあったことに気付くはずです。
問題はチャンピオンの地位も名誉もプライドも捨てて、自分の問題点を克服できるかどうかです。
僕は「言うは易し」で、とても難しいことだと思います。
私は、40数年アパレル業界の仕事に関わってきました。どなたかのコメントに「坂之上の雲」と評されていました。ファッション・アパレル業界も「坂之上の雲」を駆け上がってきました。明治維新以降の日本の化は、秋山兄弟や伊藤博文、福沢諭吉、岩崎弥太郎などによってもたらされたと考えれば、「脱亜入欧」の思想に至った歴史的には理解できます。ファッション産業は戦後に誕生した産業です。私は20歳代後半から、ファッションの先進国のフランスやイタリアに、眼鏡をかけた小さな風采の上がらない日本人が必死になってファッションを学んだ(盗む?)次代を懐かしく思い出します。日本のファッション界も一応成長しました。「入欧」を果たしたと錯覚したもの達の、「脱亜」の錯覚は今も続いているのでは無いかと言う懸念を持っています。もう65歳を超えてしまいましたが、若い時に韓国、台湾、中国、インドネシアなどと繊維製品の生産輸入の仕事を行なっていました。それらの国の現地の方との交流は楽しい思い出がたくさんあります。私は女房とそれらの人との再会の旅を楽ししミの一つにしています。私のモットーは「ハーフ&ハーフでアジアとの商売を行なう」です。何故そう考えるかというと、「入欧」時代の欧米人との商談時の劣等感のトラウマかも知れません。 長いコメントを書いて、申し訳ありません。
トヨタに象徴される様に、日本人に謙虚な気持ちが消えてしまった様でとても残念に思っています。
これは建築業界でも有りました、結果企業の倒産、解散、縮小が続いています
人間の心の中に有る、おごりを戒める方法は無いんでしょうかね。
これからも楽しみにしています。
興味深く拝読しました。おもしろかったです。
謙虚な向上心がないと...進歩し、発展することから逃げちゃうと「韓国如き」となってしまうのでしょうか。経営者の場でまだそういう視点があるかと思うとこの国の行く末を憂えてしまいます。
幸い、宋さんのような方がいらっしゃるのでそんな空気とパラダイムを変えてくれると思いますが。
経営者といえば...マンガですが島耕作(とその作者?)も韓国に強烈なライバル意識を持っていて、ルサンチマンの表出には長けているのですが、戦略やマーケティングの分析を欠いているようで...同じく「謙虚な向上心がない」なぁと読みながら思ってしまいます。
Samsung:3,500万台
LG電子:2,500万台
SONY:1,500万台(頑張って)
中近東行きの飛行機はビジネスクラスは韓国人ビジネスマンばかりで殆どの日本人ビジネスマンはエコノミーと。
謙虚に現実直視が必要です!
今回も全く反論がありません。
その通りだと思います。
人は誇りをもつことが驕り高ぶることであると勘違いをし、謙虚であることが媚びへつらうことであると勘違いをしやすいものです。
相手に敬意を払いながら己の生き方に自信を持つことが大切であると思います。
ありがとうございました。
そして私はそうであってはいけないと思いつつも、結局は彼らと同じ穴の狢なのだなと思うことが多々あります。
「全てのものの90%は屑である」との格言の通り、中国人も韓国人も日本人も90%は屑であるとお互いが認識し合った上で謙虚に対話を重ねていくことが重要だなと最近つくづく感じています。
これはさておき、
人が作った所謂、物というのは、千の言葉、万の言葉で表現、或いは説明するよりも使ってみたほうが話しが早いですね。
極端な話ですが、きちっとした考えも無く作った物は、使用に耐え切れず直ぐに壊れたり、果ては某国産自動車メーカが使用したアメリカ製部品のように人の命を奪ってしまう危険が出てくることすらある。
これは、日本の驕りとか、差別とかの次元の話ではないような気がします。
言葉が発せられた事象を捉えると、確かに、驕りかもしれません。
日本も韓国も資源の乏しい国で、国を繁栄させていくには技術立国になるしかないので、これからもお互い切磋琢磨していくことになるでしょう。
中国もレベルを上げてきています。 先日中国に出願した特許について、現地の代理人からのコメントは実に的確な指摘と判断で、日本の一般的な特許事務所よりも優秀ではないかと思われました。 工業所有権についての中国政府の取り組みが遅れていますが、民間では既に高いレベルにあるようで、今後の特許係争では手強い相手になることは必至です。
特に日本は内向的で陰湿な人間が多い気がします。
同じ仕事をしていても正規と非正規では給料が倍くらい違います。
階級社会ですね。
韓国でも四割くらいの労働者が非正規らしいです。
なぜ囚人でもないのに差別されて働かなければならないのでしょうか?
確かに、「島耕作」は作者のうっぷんをはらすだけの場になってしまったようですね。
ありがとうございます。
さて、「・・・ごとき」ですが、小生にも
思い当る点があります。
上海にて食品の営業を行っておりますが、中国
現地企業の生産技術は非常に高く、競合相手と
して真摯に受け止めたいと思っています。
しかし、一点やはり「納得のいかない!」点があります。
それは、「脱税」と「商標侵害」です。
品質と価格が連動することはお互い同条件ですが、
脱税・商標侵害 はあまりにアンフェアではないか?
といつも憤りを感じます。
これを行うと実際に顧客には、「良い品質でより安く。」提供できます。
真面目に商売する日本企業が「バカを見る」気がしてなりません。
少し論点ずれて恐縮ですが、よければ、コメントください。
結果的にその時の印象が当たっており、リタイアしている現在複雑な思い出、日々のニュ−スを見・聞きしております。マスヤジ
今回の
どこの世界でも営業の本質は変わりません。それは売ることではなく「知るこ
と」です。しかし、「知ること」で何よりも大切なのは謙虚な気持ちです。こ
こでいう「謙虚」は曖昧な文化的な意味合いではなく、「顧客と同じ視線を持
ち、ライバルに敬意を払う」というきわめて具体的なビジネス行為なのです。
この言葉は感銘を受けました。
確かに営業は知らないと始まらないのだとおもいます。
ありがとうございます。
一部の考え方だとは思いますが残念ですね。
私は上海に駐在してから16年目になりますが、最初は外国でどうしたらよいのか全く分からず迷いました。
時々間違った考え方を持ってしまったこともあります。
一番印象に残ったというか、人生を変えたことがあります。
現地に設立した会社が経営困難になりどうするか瀬戸際にたった時です。パートナーに自分の思いを話したら、「我々は幾らでも生きる道はある。しかし現場の社員はどうするんだ。地方から上海に出てきて職を失ったら行き場が無くなる。」と言われました。てっきり「失業後の保障は・・・・」と聞かれると思っていた私、なんとも恥ずかしい思いをした記憶があります。
良く中国での失敗談を聞きますが、同じ仲間になって一緒に苦労すれば思いもしなかった意見や協力が得られると思いました。
どの国にでも言えることと思いますが、自国だけでは生きていけません。
国籍の心の壁を越えて協力し合えるパートナーが必要であり、それを得たときには人生の考え方が変わると思います。
ただ、当時僕は、日本人とはなるべく飲み食いせずに、韓国人(もちろんサムソン、現代自動車の人間もいました)とほとんど話していました。その時感じたのが、いずれは韓国も先進国になってくるだろうが、その時は日本もさらに先を行っているだろうから、まず追いつかれることは絶対にないよって、彼らに言い張っていましたし、彼らもそれを自覚していて、「だから自分たちも、いつかは追いつけるように頑張るんだ」って言っていました。
それが今や、なんたることだ、って感じです。
僕自身、当時『上から目線』であったことは事実です。さらに奢りがあったのも事実です。また日本人全体に奢りがあったのも事実です。
最近は、韓国、中国の台等に、危機感を持ち始めていました。でも、ここまで早く彼らが追いついて追いこしていくとは、予想していませんでした
僕個人としては、まだまだ間に合うと思っています。
早く現実を直視し、サイチャレンジしていかなければと思います。
でなければ、世界から置いていかれるのも、時間の問題になるのではないかと思っています。
昔、韓国でマナーを取り上げたテレビ番組が毎週放送されていました。
韓国人のマナーは最悪、日本のマナーはすばらしっていうテーマの番組です。
それが今や、日本のマナーも当時の韓国並です。
考えも同じですが、マナーを含めた心も見直さないと、世界においていかれる日本になるのも時間の問題だと思います。
改めて考えさせられる今回のテーマでした。
先日の日曜日に、日本代表と韓国のサッカー試合応援に行きました。
日本代表のブルーのひざ掛けを配っていました。中国と香港の試合を見て、いよいよ日本戦で、ブルーのひざ掛けを掲げて応援するように案内がありましたが、サポーター有志が1万本の日の丸を手作りして配りそれをもらい、それを振って応援しました。壮観でした。しかし、これが韓国の日の丸に対する国家的教育、恨みと復讐心に火をつけたようです。
いまだに執念深く国家的教育を継続しているという韓国の恨みと敵討ち,復讐、憎しみに目的意識を持たせた国家総ぐるみの怖さは推して知るべしです。
韓国の戦いぶりは、中国に3点取られ完封されたことがうそみたいに、
まるで中国戦はわざと負けたみたいな変貌振りでした。
それはそれで、サッカーもそうですが、サムソンにやれる日本企業群を見ながら
最近思うことは、
日本はシステムがおかしいのではと思います。若くて実力あるものをつぶしていつまでも変わらない体制を維持し続けることを
チェックできない。「和のシステム」の欠陥があると思っています。
正義が多少はあるかもしれないが、変に権威主義で、実力主義でなく、内部の係争にエネルギーを使い果たし、国会でも2世議員が闊歩して総理になる愚の繰返し、明治の初めに下級武士から指導者が出た時代とは明らかに違う。もちろん時代は違うが、良いものは残すことの工夫をしたいものだ。
韓国は違うでしょう。
大手企業に在職中、20年以上前から世界中を回らせて頂いた経験があります。華僑の方々や中国の方々がどこの国にも生活基盤をお持ちなのには驚きませんでしたが、韓国のビジネスマンが旧東欧の小都市にも現れたり、中華飯店の数より韓国料理店の多い街に出会ったり、韓国の方々のバイタリティには何度も驚愕させられた経験がります。
確かに、日本のビジネスマンも昔は頑張った方がおられ、現状があるのでしょうが、有史五千年、中国や韓国の方々の対外民族感覚は
日本人のそれと比べて、遥かに優れたものでありましょう。
実生活で隣近所付き合いできないエリートビジネスマンが、果たして隣国の方々と上手くやっていけるでしょうか?
組織と組織の関係重視の日本では人間と人間
関係重視の中国、韓国に、いずれは打破されましょう!
「韓国如きの国なんか・・・」と仰った方は、「日本如きなんて」と言われている現状を全く認識していないのでは無いでしょうか!
「栄枯盛衰」、「諸行無常」の理を忘れるべからず!でしょう。
ヨーロッパの電化製品はもうすでに韓国企業がダントツ一位です。
自動車も今はまだ前を走っていますが、リコール問題やアメリカの攻撃により漁夫の利を得るのは韓国勢のように見えます。韓国政府はEPAを積極的に結び、輸出を猛烈に後押ししています。
日本はどうでしょう?
政治家はどこを見てるのでしょう?自国の農業でしょうか?少なくとも和食は世界で大ブームです。でも日本米は日本でしか食べれません。政治家が時代錯誤の農業保護をしているからです。
今は、世界全体と競争している時代です。
もっと世界に目を向けていかないと日本は井の中の蛙になってしまいます。
私も若い時からUSAを中心に海外出張を繰り返し会社生活の最後は台湾で八年間現地販売会社の社長として駐在しました。台湾駐在の時に本社に「台湾企業以上の競争力をつける為に」と言う事で色々な提案をしましたがトップから帰って来る言葉が「台湾如き」でした。その後の台湾企業の成長はご存知の通りです。日本はアメリカに追い付け追い越せでアメリカの物は全て先進として学び受け入れてここまで来た背景があり、それに比べアジアを見るときの意識に大きな差を感じます。
宗さんも何時もコメントしてますが 日本人の国際性の低さもそこから来ているのではないかと思うのです。どんな国の人でもその人の人物を見て敬意を払う、そして相手を良く知る努力をする事です。
日本人の真の国際性を高めない限り より高まるワールドワイドな国際競争にどの分野でも日本は力を失っていくのではないかと危惧している今日此の頃です。宗さんの歯に衣を着せないコメントを今後も期待しております
「臥薪嘗胆」の心意気です。
奢れる者久しからずは…勝者になった瞬間から背負う宿命。
それは誰であろうと変わりはありません。まさに歴史はこのようにして何度も繰り返しているのですから…