弱った会社の前兆(上)

世の中では不況ばかりクローズアップされていますが、台風が来ているのだからお天気に文句をいっても始まりません。会社も個人もこの際自ら強くなるしかありませんし、強くなるチャンスでもあります。

今日は景気と関係なく弱り始めた会社の兆候を述べたいと思います。自分の経験とさまざまな企業のコンサルティングを通じて感じたことですので独断と偏見に満ちているかもしれません。お許しください。

@会議が多くなる
不思議なことに会社が弱くなるとやたらと会議が増えます。部長や役員のスケジュールを覗いてみると会議で大半の時間を占めています。その分、必ず部下を巻き込んでいるので会議室が足りない状況が続きます。末期症状になると企業なのに「○○○委員会」とか「○○○協議会」のような役所的な会議組織までが出来上がります。会っても議論しない、議論しても実行しない、実行しても検証しない、検証しても責任を取らない。会議の多い組織は絶対責任に辿り着かないのです。

A同じやり方が3ヶ月以上続く
朝礼や発表会など、どこの会社にも定期的な行事があります。その定期的な行事が同じやり方で3ヶ月以上続く会社はだいたい弱っています。もともと行事の目的は何らかの経営課題を解決するためにあります。3ヶ月もすればだいたいボトルネックが移動しているはずです。それにも関わらず以前の課題のための形を取り続けることは怠慢の始まりです。

B取締役が営業しない
取締役クラスの偉い人が営業しない会社に良い会社はありません。役員やそれに該当するリーダーが営業にいくことに以下のような重大な意義があります。
・顧客を知る。事業を知る。変化を知る。現場を知る。
・社員がトップの動きをみてモチベーションが上がる。
以上の2点が大事にされていない会社は弱まります。

C美男美女が増える
偏見かもしれませんが、このような傾向を感じてなりません。昔有名なベンチャー投資家が「美人の秘書を持つベンチャー経営者はダメ」という「偏見」を持っていましたが、堀江さんなどの「風雲児」をみて見事にそれは当たりました。たぶん見栄や格好を気にすると組織が甘くなると思います。
(To be continued. 再来週は残りの半分を披露します。)


この記事へのコメント
ご本人も言っておられるように「独断と偏見」に満ちた文章だと思います。この「独断と偏見」という言葉にはネガティブなひびきがありますが、偏見というのは必ずしも誤った方向からだけ見たものとはいえないのではないでしょうか。人間が全智全能であらゆる方向から偏りなくものを見られるなら別ですが、どんなに広く情報源を持っていたとしても限りがあります。宋氏の独断は物事に正しい方向から光を当てて判断するもので、「英断」につながると思います。
Posted by 大石凝 at 2009年02月06日 08:24
わが社には1から3がぴったり当てはまります。特に1と2においては最悪です。下々の社員は大変です。
Posted by 白石 政志 at 2009年02月06日 08:38
毎回興味深く読んでいますが、
コメントを送るのは初めてです。

当たり前のようで認識していなかった、
「弱い会社には美男美女が多い(気がする)」
という指摘には、いわゆる気づきの快感をもらった気が致します。

多数に読まれるメルマガで、
肩肘張らずにこのような指摘ができることは、
尊敬というより羨ましい気がしますが、
それもこれまでの宋さんの積み重ねがあってのことでしょうか。
Posted by 利光 健太郎 at 2009年02月06日 08:40
毎度お世話になります。
今回もまったくその通りだと思いました。
ただ、あえて一つにまとめるとやはり“部下の責任は己の責任である”と社長ならびに幹部が強い意識を持っていれば、おのずと会議は減り、営業も率先して行い、人としての身なりには気をつけなければいけませんが、見栄を張ることはなくなります。私はそう思います。
ありがとうございました。
Posted by ごろんた at 2009年02月06日 08:50
おはようございます。

ご指摘、耳に痛い限りですが私の勤める会社も、会議が増え、そこから責任があいまいになりホトホト困り果てています。

また、役員が「営業能力ゼロ」です。営業しないのではなく、「営業出来ない」のです。手遅れにならぬうちに早くバトンタッチして欲しいのですが・・・

それと、堀江さんの話ですが、その“美人秘書”のうちの1名が、私が以前少し働いていたベンチャー企業に転職して来ました。
図らずもその会社も、消えてなくなりました。

来週の残り半分、楽しみにしております。
Posted by まーきん。 at 2009年02月06日 08:57
「景気と関係なく弱り始めた会社の兆候として、確かに会社が弱くなるとやたらと会議が増えます。」、私もこれは過去に何社か社員として経験しています。
しかし、不景気のときでも、努力したら報われた時代がありました。第一次、第二次石油ショック、円高不景気やバブル崩壊後の不況、IT不況の時など、どんな辛い時でも汗水流せば、ある程度リターンがあったのは事実です。会議の成果もありました。しかし、今は様子が違います。景気と関係なく、努力しても報われないな現象が出てきています。それは格差社会として表面化しています。今会議の多いのは不景気の性です。宗さんの言う「景気と関係なく会議が多い」というのは、末期症状の会社の話だと思います。
Posted by 竹嶋 博邦 at 2009年02月06日 09:01
なるほどと思いながら読ませていただきました。「取締役が営業しない」は、まさにその通りだと思います。偉い人ほど現場から遠くなりがちで、お客様がどう感じて何を求めているのか?がわからなくなります。大企業になってもそれらに敏感で自分から求めに行くお偉いさんがいる一方で、ちょっとマネージャになった途端に見えなくなってしまう人も居ます。”答えは現場にある”私は常にそう思います。
Posted by 峯田尚子 at 2009年02月06日 09:02
一番最初の会議の項目は、イタいところでした。
特に最近の会議は「発言力のある人の推測を事実と混同してしまう、議論が出来ていない、実行することを現実的に考えていない」と言ったことが目立って来ました。
厳しい現実があるから、そこから逃避するかのように飛躍してしまうということもひとつの原因かもしれません。
もうひとつの原因はテレビだと思います。感覚的な発言を連発するコメンテーターにアナウンサーが煽ったりするニュース番組が目につきます。これと同じことを会議でやっているような気がするのです。

黒岩さんのコラムも、とても面白かったです。
関西に居たので灘高の友達もいて、その凄まじさは身に滲みて感じています。そしてそのユニークさも。全国模試で確実にTOP5に入っていた灘高生と夜の街で出くわしたりもしました。
単純に詰め込みの受験勉強では入れない、唯一の高校じゃないかと思います。海外に優秀な学生が流出する現状を食い止めるようなビッグウェーヴを起こせる可能性があるような気がします。
期待しています。
Posted by たくみゆとうあ at 2009年02月06日 09:13
 毎週「カンゴロンゴ」で元気なお姿を拝見すると共に番組を楽しんでおります。
 昭和一桁生まれの父が、勤め先の銀行を定年になる前、造船会社に出向したことがありました。
 当時、重厚長大に関する産業は影を落とし始めてきており、父が「私企業は落ち目になると早朝会議ばかりやりたがる。それで生産性が上がるわけでもあるまいに」というようなことをぼやいていました。
 「@会議が多くなる」を見てそのようなことを思い出しました。
Posted by Tenor1966 at 2009年02月06日 09:18
いつも判り易く有益なご意見をありがとう御座います。部下や同僚に転送したり、偶には息子(高一)の教材に使わさせていただいております。
当社が7,8年前、財務的に破綻しかけた時も、美人の秘書はいなかったものの、階層別や横断的会議が無闇にあって、営業部長や課長達は会議資料の作成に追われて本来の業務は部下まかせになっていたように思います。
また、顧客企業で、工場は薄暗く窓もガラスがひび割れたままになっているくせに妙に受付と秘書に美しい女性がいた会社がありましたが、数年後に破綻しました。
ところでAの「同じやり方が3ヶ月以上続く」というのには異論があります。
私は総務部門に属しており、15人がそれぞれ別の役割を持って仕事をしております。毎朝、5分適度の朝礼を行っていますが、非常に有益と感じております。
3年前に新たな組織でスタートした時から始めたものですが、当初は部門長−課長−一般といった順番に当日の業務内容(ルーチン除く)や来客予定などを簡単に報告していましたが、その内にその順番が逆転し始め、今では全員に関係のありそうな業務内容の者からランダムに発言があります。
報告に対して上司から注意があったり、同僚から質問が飛んだり、段々と互いの業務内容を理解し合えたり、協力を必要とする業務があればその場で援軍が決まったりと非常に有益な5分間です。
これからも「継続は力なり」を信じて継続させたいと考えております。


Posted by 荒川 隆 at 2009年02月06日 09:29
現在の様な世の中全体的に不況の場合、苦難を乗り越える会社と潰れていく会社の違いは、極論を言ってしまえば運だと思います。でもそれは、タナぼた的な運ではなく、額に汗して努力したり、社会正義に忠実な行為が、直接的に関係なくても、そうした幸運をもたらしてくれるものだと思います。ですから、@の様な自己満足的なパフォーマンスだけの行為やAの改善マインドの無い成り行き管理やBの様な経営トップに危機感を持った行動が無い会社やCの様な見せかけだけに拘る会社には、こうした幸運は巡って来ないと思います。
だから、徒労に終わったり、小さい成果しか得られないかもしれないけれど、今出来る事や、やるべき事は必死になってやるべきだと思います。
そうするとそれ自体に直接、成果が無くとも、どこからか、良い話が転がり込んで来るものです。
人生、そんなもんですよね?、宋先生…!
Posted by 白石 哲也 at 2009年02月06日 09:31
「美男・美女」には爆笑しました。たしかに思い当たる点が…男性の場合ですが。
背が高くて…
おちょぼ口、とがり顎で…
ちょっぴり猫背で…
(男性なのに年をとったら骨粗鬆症になりかねない…)
…勝手な偏見・妄想です。陳謝陳謝。
Posted by UTP at 2009年02月06日 09:52
宋さん、いつも楽しみに拝読しております。
今回の記事、端的でまさしくそのままずばり!ですね。
特にCは秀逸です。もちろん単純に「美人だからいけない」んじゃないですよね。
それと、Bはタイトルが「営業しない」とありますが、説明で「現場を知る」とあるので安心しました。営業と称して顧客と高い店を飲み歩いてばかりで、営業以外の「現場」を知らない輩も多いので。
これに関連したような視点で、小生も思いあたることがあるのですが、もしかして後編で出てくるかもとちょっと期待して再来週の次回をお待ちしております。
Posted by おーたに at 2009年02月06日 10:35
駄目になる会社の兆候。
今回は宋さんに脱帽です。
会議が多い、同じ事を続ける、役員が営業を
しない、それに美男美女が多い(?)。
最後のひとつはともかく、小生が在籍した会社も似た様な事が多く、そのあげくに事実上の倒産となりました。
その経験から言いますと、指摘された事以外に「改善」されないことが大きいと思います。伝統的な技術や商品内容を護ることで評価されるものもありますが、その他の多くはニーズや環境に合わせて変わっていかなければならないし、品質的な向上も必要です。
しかし、これは口で言うほど簡単ではありません。最近、テレビなどで受注激減の下請け企業が、独自製品や新技術の開発に懸命になっている姿が放映されますが、これはショック療法とも言える状況にあるから全社一丸となって取組めるでしょう。
だが、ジリ貧で弱っていく会社というのは、
営業強化、商品改革、社内効率化などとスローガンばっかり掲げても、やることは小手先かお茶濁し程度で終って、しばらく経つと元の木阿弥。それでいて自画自賛ばかりが横行する会社です。
改革や改善を本気で行うには役員や管理職、
社員にもプレッシャーがかかります。やり方を変えたり負担を増すわけですから苦痛も伴います。慣れた仕事を無理なくこなす、微温湯的な状況から追い出すのですから、当然でしょう。
どれだけ多くの者がそうした改革に熱心になれるかは、モチベーションを高めたり、魅力的なインセンティブを用意できるか。経営者の手腕と、システムづくりにかかっていると思います。

Posted by 大手門 at 2009年02月06日 10:59
ご無沙汰しております。宋さんの営業手帳の帯コメントを担当させていただき、ありがとうございました。

私もコンサルティングをしておりまして、弱った会社ほど会議が多く、それだけではなく、責任所在を不明確化させるために会議が活用されている現状に対して、リーダーシップ力の強い人材が不足している現状を実感している一人です。
特に、成績が向上しない営業チームほど、「どうすれば成績が上がるのだろうか?」というテーマの会議が好きですね。その“結果的怠慢時間”を1件でも多くのお客様アタックの時間に振り替えたほうが、よほど成績が上がるのですが、会議は一種の権力欲を満たしながら、責任をコントロールできる便利な道具としての暗黙知があるのかも知れないと、最近考えています。

いつも宋さんのコメントに多くの含蓄をいただいているのですが、今回は「まさに!」という気持ちだったので、コメントさせていただきました。今後ともメルマガ楽しみにしております。
Posted by 藤本篤志 at 2009年02月06日 11:07
いつも、刺激を受けながら読んでます。
どうしようか〜と、悩んだときは・・・、
宋様の本やこのメールの内容を読んで、いろいろ考えることにしております。
読みながら、いろいろ考えているうちに、悩みが夢に変わり、その夢が手の届くものになりそうな・・・そして希望がかなえられそうな気にもなってきます。
いろいろ考えを膨らませるのに、これからも宋様のメールを読ませていただきます。
ありがとうございます。
Posted by 小林 博 at 2009年02月06日 11:11
今日の記事には全く同感です。私も今は無き某証券に30年以上勤務し、その間は対上場法人担当を長くしました。私は問題が生じた時常に上司、部下に言い続けたことがあります。それは「最悪のことを考えろ。中途半端な結論は出すな」ということです。このことを顧客にも理解させ結果は最悪の事態を招かず、感謝されたことを覚えております。また、初めて担当した先のトップに対し「当社に対して今迄の不満、要望を全て話して下さい、しかしこの一回限りにして下さい」と言いました。この一言で相手トップの信頼をかち得たことが何度もあります。宋さんの記事の内容は我が身の経験を改めて思い出させられました。
Posted by 山田 穹 at 2009年02月06日 11:17
村上さんを外部取締役?にされて非難を受けられてたとき以来のコメントです

宋さんの、おっしゃるとおりですね
何も政治の世界だけでなく
民間企業も民僚といわれるように悪しき体質になってきております(責任取れない、取らない体質)。
それは大企業だけでなく中小企業にまで浸透してきております。

中小企業でさえ親会社(無責任な腰掛のくせに権力欲と派閥を作ることには頭が回る)からの出向、大口取引先からの出向まどなど
腐りきってますね(弱いほうは必要なくても受け入れざるを得ない)。
できる人間は、会社にしがみつかず(必要も無い)期限を区切り自分の人生をしっかり生きておられます。そうじゃない人は会社、地位、名誉に必死でしがみついておられます。
(ある意味かわいそうですが)

おそらく会議、発表会など数多く行うことにより、自分を偉く見せようとしているのだと思います。やたら会社?年史みたいな物も作りたがりますし。

しかし、そんな人が社長を続けたら、組織が腐るのはあっという間ですね。


どちらにしても搾取的資本主義もろとも、
一度滅んで、そこから新しい未来が生まれるのでしょう、いわば今は、生みの苦しみ、なのだろうと思っております。

いつも、いつでも天は我々を見ているはずですから
Posted by ピッカリー at 2009年02月06日 16:14
美男美女ではなく、「馬」を買うなというのもありました。

フェラーリとか、
競走馬のことらしいです。

えーと、MEITECとか。
//
Posted by ルート134 at 2009年02月06日 17:37
私が思うダメになる会社は、不相応に急拡大している会社です。人材教育をすることが非常に難しくなります。
そして美男・美女というよりは、芸能人がちらちらする会社ですね。特に社長の周りがそうですと、非常に危険な香りがします。
また労組が強すぎる会社も会社の成長には足かせになるかもしれません。
取締役は、営業にでるかでないかは職種にもよるかと思いますが、センスがよく、常に考えることのできる頭の柔らかい人がいることが条件だと考えます。
Posted by アルテ at 2009年02月06日 21:07
よくぞ言ってくださいました!自分が勤めてきた会社と照らし合わせても全て同感、胸のすく思いです。私はまだ職業経験が浅いのでここまでズバッと言い切れませんが、自分が常々感じていたことは、少なくとも自分の偏った思い込みではなかったのだと思い、少し自分の判断に自信が出てきました。(下)も楽しみにお待ちしています。
Posted by 小泉真理 at 2009年02月07日 03:49
宋さん、いつも傾聴にあたいするコメントで、敬服しております。会議の多いのは責任を取りたくない上司の多い会社とイコールかもしれません。会議も必要な場合もありますが、現場の会議は立って30分で済ますのがよいと提案します。
Posted by H.FUKASE at 2009年02月09日 21:14
昨日のNECネクサソリューションズに於ける講演会で質問させていただきました者です
とてもうれしく思いました。ありがとうございました。
さて、記事についてですが
「(4)美男美女が増える」については色々考え方があると思います。
なぜなら、「形から入る」も有りだと思うからです。
これ以上話すと「美男美女」基準論になってしまいそうなので止めますが、私は皆さんが張りのあるいい顔をして身なりもキチンとしていることは逆に良いことと思います。
(2)についてはチームのミーティングを開く立場として心が痛いです。
(1)については当社では本社で特にその傾向があると思います。現場と離れた本社機構はプロジェクトの為の報告や会議をしただけで「何かやっている感」に浸れるのではないか?とさえ考えてしまいます。
しかし、文句ばかりでも仕方ないので、微力ながら自分なりのやり方でなんとか変えていければと思います。
今後もメルマガで自分の引き出しを増やしたいと思います。
Posted by 辻松 和之 at 2009年02月10日 14:46
会議が増えると言うのは何となくわかる気がする。
一生懸命模索してるつもりになってるんですよね。
実行しなければ意味が無いのに。

美男美女が増えるというものは、能力より顔優先で採用を繰り返した結果、会社の能力自体が下がる可能性があるってことなんでしょうか?
顔関係なく、能力がある人間が揃えば、会社はそこそこ良い方向に向かうでしょうから。

後、追加で5つ目として、やたら提出書類が増えるって言うのを提案します。
Posted by repo at 2009年02月12日 04:00
宋さんの「弱った会社の兆候」は、非常に鋭い指摘だと思いました。
私の勤め先は、今回の金融危機発生の半年以上前から、工場閉鎖や従業員解雇などの事業縮小が続いていますが、数年前から、正に宋さんご指摘の「@会議が多くなる」そのままの状況が続いています。まるで私の勤め先のことを指摘されているようです。
Posted by 佐藤宏 at 2009年02月19日 11:08
朝礼や発表会などは、何か目的があって始めたはずなのに、いつのまにかやることが目的になってしまうということですね。
というか、最初から朝礼に目的なんかないのかもしれません。朝礼をやっておけば、そのうち社員の交流が広がるだろう、くらいに思っているのでしょう。だから、朝礼のやり方や内容をチェックしないし、チェックした結果を朝礼にフィードバックすることもない。
そうして社員にとってよくわからないことが
毎日繰り返されていく。会議も同様ですね。
Posted by ゆう at 2009年02月20日 06:29
的ハズレな部分もあるかもしれませんが、思ったことを書かせていただきます。

(1)会議が多くなる
漠然とした不安があるから寄り集まって話をしていないとストレスが溜まる。
また、ある意味では、不安を感じる仲間に引き込み、お互いを監視したいから。

(2)同じやり方が3ヶ月以上続く
考えるより感じる。学ぶより馴れる。そして、執着せずに忘れる。
それが基本。

(3)取締役が営業しない
それでも業績が上がる会社であれば、社員が育つ環境があるといえる。
会社の銘か社員の能力を過信しているため?

(4)美男美女が増える
人を育てられない会社なら、確かにその通り。
美男美女が能力で大きく劣るというわけではないので、
人を育てられる会社なら、見た目が良い分営業には有利かも。

(5)文章が多い
無駄に忙しいとか、余裕が無い為に、
忘れると不安だから文章を残す(させる)んでしょうかね。
結局は責任の所在を明確にしておきたい心理の現われなのかも。
「以前メールしたじゃないですか」って言う人ほど、
あて先を絞らずに全体的なメーリングリストに投げてることが多く、
そして、積極的に責任回避する傾向が強い気がします。

(6)喧嘩をしない
全体最適よりその場の空気の快適さを重視。
議論に参加しなかったのに、決定事項や結果について、陰で的外れな批判や文句を言うやつが多い。
自分の意見をはっきり伝えるのは、気力も頭も使うから膨大なエネルギーが要る。
そのため、気を吐きなれてる人、普段から頭を使ってる人でないと発言とかはムリ。

(7)社員が急に増える
この場合も人を育てられる組織かどうかで結果が正反対になる。
増えた人に単純作業ではなく、プロセスのある仕事を与えられるなら、
むしろ伸びそう。

(8)横文字が増える
「美しい国」と言っていながら、美しくない引き際が際立った人が居ましたが、
横文字でなくても具体的なイメージを描き難い言葉は、
大事な部分を聞き取り難くするノイズ。

(9)意味不明な部署が増える
何をやってるのか判らない人が増える。と読み替えました。
ある意味、労働者の雇用維持には役立ってるのでしょうが、基本は飼い殺し。
労働者の成長維持には全く役立ってないことが大問題かと・・・


さらに、目視可能な現象面から勝手に2つほど付け加えさせていただくなら、

I仕事に必須の経験や知識が豊かな社員がいない
協力会社へのアウトソース(まる投げ)によって、
仕事の知識や技術(筋力)、現場の経験(感覚)を持った社員が育たない(筋力低下)ため、
協力会社が居なくなると仕事が回らず、人員削減による効率的なコストダウンが難しい。
協力会社は寝たきりになった組織の介護担当として、精神的重労働を強いられながらも、
おいしい汁を吸っている。いつの間にか抜き差しならぬ共生関係。

J上目遣いな管理職が多い
上司や顧客にばかり注目している。つまり、自身の評価に焦点が合っている。
部下(体)を鍛えて自分の仕事を楽にするより、自分(頭)ががんばって評価されることを選ぶ。
そのため、組織の足腰が弱って、代謝機能(世代交代・育成力)が衰え、
免疫力(問題の早期解決)も低下の一途をたどる。
結果、組織全体で、やる気やモチベーションや意欲や熱意(つまり体温)が低下し、
人間関係(ホルモンバランス)が冷め切って、コミュニケーション(免疫システム)が失われ、
全体最適を大きく毀損する部分最適が自己増殖(癌)する。

そしてメタボリックカンパニー誕生(余命幾許もないが)。

人も組織も、仕組みは大して変わりませんね。
Posted by 三年寝太郎 at 2009年02月21日 03:25
@とAは日本企業の「みんなで渡れば怖くない」集団主義のマイナス面ですね。「報連相」の習慣もそうですが、沿い企図しての方向性と目標がしっかりと決まって、組織メンバがおなじ価値観を共有して動いていないことの証左でしょう。それが組織の力をそぐことになりますね。

Bは「取締役」の役割を理解せず行動しない悪しき企業風土のことですね。自らが考え行動し、企業のあるべき姿を監督することなく、自己保身に走るとおかしくなりますね。「営業」にかぎらず、経営マインドは分らず「手配師」になった企業幹部が多くなるとその企業はおかしくなります。

Cは日本企業の特徴かもしれません。ベンチャー経営者に限らず大企業でもおなじですね。それが欧米企業と違うことです。欧米企業で業績が良い企業の場合、「心が美男美女の人物」が増えます。心が美人で、ボスの仕事の40%はこなす秘書が活躍します。

Posted by 平井克秀 at 2009年02月24日 13:02
Bが面白いと思いました。
取締役が「営業」に行くのは、社外だけではなく…というよりもまずは「社内」ではないか、と思ったからです。
まず、社長を筆頭として取締役が「社員に」自分たちの存在を売り込む。そうすることで、同じ給料でより多くの労働力を入手する。
社外へと営業に行くのはその次かと思います。そして、社外へも営業に行かないと会社としてはまわらない。

実際には社外はおろか、社内にも営業をかけていない取締役は非常に多いのではないかと。結果として、実はかれらは「社内で何が起きているのか」も良く判らない。
Posted by 奥山健一 at 2009年02月24日 14:31
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