100通りの幸福

「あなたは一生苦労しますね」。先日、2年ぶりに会う経営者の友人にこう言われました。経営から手を引いて悠々自適の生活を送っていると思われがちな私ですが、「なぜ分かりますか」と驚きを隠せませんでした。

「それは宋さんと出会った時から感じていましたよ。あなたは火中の栗を拾うタイプですから」。かなり年上の方ですので、その分多くの人をみて眼力を養ってきたと思いますが、ここまでずばり言い当てられるとどこか悔しいのです。

この正月中はしばらくこの友人の話が頭から離れませんでした。平和が得られない自分を哀れだと思ってしまいます。その最中に別の友人が訪ねてきて雑談しているとやはり「宋さんはリスクが大好きな人だね」と言われました。

私はますます落ち込んでしまいました。やっぱり私は落ち着きのない人であり、心の平和が得られない人だと思いました。そのせいで家族や回りの友人に不安を与え迷惑をかけていると自己嫌悪に陥りました。

寝正月の代わりに私はいろいろと過去のことを思い出しました。ここで皆さんに言える話と言えない話もありますが、総じて自分は常に変わったこと、火中の栗を拾うようなことをしてきたと痛感しました。

潰れそうな中小企業に敢えて就職した時のことを思い出しました。バブル経済が崩壊した直後の91年に、同級生は皆大手企業に就職したのに、私は聞いたこともない地方の中小企業の内定をもらいました。これを知った私の先生は私に警告しました。「いつ潰れるかは分からんぞ」と。

先生の予言通りその会社は入社直後に潰れました。そこから私の創業物語がスタートしました。事業転換の際も株式上場の際も、人の話を聞かないせいで多くの苦労と損害を受けましたが、なんとか生き延びてきました。

皆さんもご存知だと思いますが、村上氏が日本中の経営者に煙たがられている最中、なぜか私は彼を取締役に迎える「勇気」を持ってしまいました。村上事件が私に経営からの引退を決心させました。この時もまさに火中の栗を拾って自ら苦労を買いました。

個人的なことにおいても、皆さんに言えない苦労が多いのですが、よく考えてみると全部自分が「買い集めた」苦労であり、人様のせいではないことに気付きます。

悲しいことに私はなかなか普通の幸福を味わうことができません。ゴルフの楽しみを知らない、高級車やクラブに興味がない、旅行する優雅さえ覚えられません。何が楽しみかと聞かれると言葉が困ってしまうほど、哀れな生き方です。

しかし、不思議に困った時の私は元気です。難局をなんとか転換させる過程に生きる実感を覚えるのです。不思議に逆境の中から希望の光が見えてくるのです。足を踏み入れたことのない未知の世界に恐怖を覚えながら鳥肌が立つような興奮も覚えます。

希望の光を求めて生きる実感を味わう。これはこれで幸せではないかと、休み明けの直前に急に開き直りました。楽で安定した快適な生活に幸福を感じる人もいれば、その退屈さに耐えられない人もいます。

良し悪しではなく性格と癖の相違です。100人が居れば100通りの幸福があるのです。
この記事へのコメント
 「幸せとはなにか」という定義については古今東西で様々に論じられてきていますが、私も宋さんがおっしゃられるように「生きる実感を味わう」ことができるということではないかと考えます。それをビジネスや、趣味、信仰で感じることができる人など、まさしく十人十色、百人百様であると思います。
 哀れな生き方とは、普通の幸福と思われている優雅さではなく、前述の生きる実感を味わうことができない生き方のことではないかと思います。
 余談めきますが、物質的な豊かさを享受している現代の日本の少なくない人たちがそのような状態に陥ってしまっているような気がし、危惧しております。
Posted by Tenor1966 at 2009年01月09日 08:37
10年ほど前になるでしょうか、宋様の会社に転職の面接に行きました。土木のソフトを作ってる会社で、営業をやってほしいということだったのですが、私は開発がやりたくて、結局就職しませんでした。
その後宋様は日の出の勢いで社会に頭角を現されました。私は独学でC++やらを勉強して、いまは脱サラして開発をしています。

その宋様がこんなことで悩んでおられるなんて、びっくり仰天です。

ただ、私は中学校ぐらいから占星術が趣味で、今になっていろいろなことが起こってから突然会社をやめる星とかいろいろあったことにと気づきました。起こる前は「そんなことはあるはずがない」と思ってるんですね。

ですから、結果的に仰るとおりだと思います。誰一人同じ星の人はいません。
Posted by 山内信二 at 2009年01月09日 08:46
宋さんへ
中村天風を知っていますか。近代の日本の哲学者。幸せについての考えを教えてくれます。私は、大変参考になりました。
Posted by 齋藤晃一 at 2009年01月09日 08:52
私も宋さんと全く同じ幸福論の価値観を持っています。「幸福とは、本人が幸福であると思っていることが幸福であり、他人の価値での解釈ではない」。
他人から見てどんなに不幸と見えても、本人が幸福と思っていれば、それに勝るものはない、というのが73歳まで生きてきての実感です。
だからこそ、南米のソマリアまで行ってボランティア活動をするという人がいる訳で、こんな素晴らしいことはないと思います。
Posted by 小野 昶二 at 2009年01月09日 08:56
私も宋さんと全く同じ幸福論の価値観を持っています。「幸福とは、本人が幸福であると思っていることが幸福であり、他人の価値での解釈ではない」。
他人から見てどんなに不幸と見えても、本人が幸福と思っていれば、それに勝るものはない、というのが73歳まで生きてきての実感です。
だからこそ、南米のソマリアまで行ってボランティア活動をするという人がいる訳で、こんな素晴らしいことはないと思います。
Posted by 小野 昶二 at 2009年01月09日 09:00
面白かったです。日本人の忘れたものがそこにある。これからも頑張ってください。
Posted by 山村嘉清 at 2009年01月09日 09:00
私の場合も「お金」とか「出世」とは関係なしに、自分のやりたいこと「自分の生を価値あるものとする」ことを基準に人生を選択して来たつもりです。宋さんのような多大な苦労もしていなければ、大きな成功も収めていませんが(笑)

ただ、一つ感じたことは、宋さんは苦労に耐えてそれをテコに成長して来た方なのだろう、ということです。登山家が更に厳しい山を目指すように、一つの大きな「山」を征服した宋さんは、また新たな「山」を見つけて登る「苦労」を楽しみだと感じてしまうのでしょう。

私の場合は、長時間勤務と多大なストレスで体を壊したときに赤ん坊が居たので、それから短時間集中で仕事をして家族と余暇を楽しむようにしています。
それから2年はフランス語にハマっていて、ノーベル賞作家のル・クレジオ氏の小説は原書で読みました。全くの初学者だったので、複雑な文法や発音に苦労しましたが、好きだったワインにも広がりが出て、フランス発信のニュースを聞いたり、全く違った文化に感心することが楽しみになっています。発想の違いが面白いのです。

また、私自身はお酒、食事、ゴルフ、車、ジャズ、クラッシックとおおよそ俗物の塊ですが、それぞれに奥が深くて自分の「生」に対する実感になったりします。

でも、ゴルフは面白いですよ。「ホールに入れる」という目的からブレークダウンさせる非常に戦略的なスポーツで、局所戦術的に小さい目標を見つけて苦難をクリアするので、宋さんのように「山」を見つける方にはたまらない魅力が待っていると思います。
ご家族と一緒に楽しむものとされてはいかがですか?
Posted by たくみゆとうあ at 2009年01月09日 09:33
なかむらです。

苦労が楽しいので自分から拾っていると思います。人に迷惑をかけているかは分かりませんが、そういった運命ではないのでしょうか。

Posted by なかむら at 2009年01月09日 09:35
専門紙の記者ですが、年末年始、北関東の失業している南米の人たちの取材をしてきました。

もちろん先月、今月と契約が終了して職を失っている人は多いのですが、もうすでに相互扶助のネットワークができていて、食料を集めて職のなくなった人に定期的に渡したり、家がない人は友人同士で助け合ったりしています。帰国を考えている人もいますが、また景気がよくなったらやってくるでしょう。残る人も、必死でアルバイトなりを探して、あきらめずに実に頑張っています。中には、失業保険をもらっている3カ月間、せっかく時間があるので、あらためて日本語を勉強しようとクラスを始めている人たちもいます。

まさに、幸福は与えられるものではなく、自分で感じ取るものだと思いました。宋さんが「100通りある」とおっしゃっているとおりです。人間はたくましくなれるものです。

一方で、日本人のホームレスの人はこれに比べて寄る辺ないなあと思わされたこと。また日本のメディアは悲惨な状況を殊更に伝えて、ステレオタイプだなと、また思わされた次第。こういうときこそ、連帯と助け合い、創造力が発揮されて、希望がもてるんだ、といっていた人たちが印象的でした。
Posted by ケロです。 at 2009年01月09日 09:46
宋先生 やはりあなたは勇気がありそこが読者の魅力と思います。
私も同じように何か危険なことをしていないと元気がなくなってしまいます、80歳も過ぎたのに毎日仕事をしています別に働かなくても生活にこもるわけではないのですが新しいことをしては自分がためた資産を減らしています、困っている弱小企業にお金を貸しては返済不可能になり自分の物にはほとんどお金を使いません、それで満足しているのかもしれません?。
Posted by 小平 駿 at 2009年01月09日 09:50
宋さん
毎回楽しみに拝見しています。小生もゴルフの楽しみを知らない、高級車やクラブに興味がない、旅行する優雅さえ覚えられない人種ですが、仲間(ITベンチャー)の苦境と欧米のバ破綻企業と一生懸命汗をかいていても株価が100分の1になり、対中進出も挫折する現状や和僑会(シンセン、
香港、他6箇所で中小企業オーナー1500社の日系集まり)に一度宋さんお出まし頂き意見交換など出来れば幸せです。
是非今後も継続と中日ビジネスの何らかの
コラボが出来ると良いですね!!!
Posted by 大津山 訓男 at 2009年01月09日 09:59
以前から読ませて頂いています。今回初めてコメントしています。
私は、「日本の零細企業の雛形を作る」という一つの志に邁進している創業21年目の47歳の経営者です。

「あなたは一生苦労しますね。」と見抜かれた友人経営者の方のコメントや、自分自身がチャレンジ精神旺盛な性格のため、ご家族や友人の方達に心配を掛けていると自覚された感想等、心中察します。

また、物欲的なものに幸福感を感じない事に、「哀れな生き方」と思われるのはどうかと感じました。が、最後に開き直りの心境には同感です。「開き直る」とは、心を開き、素直になる。と私は解釈しています。決して居直ることとは異なると。
私は、物欲を満たして、物欲が無くなりました。「煩悩を断ち切らずに涅槃を得たい」と思って歩んでいます。

また、真の自己実現は、個人の夢を達成する程度のものを言うのではなく、天から与えられた役割を自覚して、それを仕事を通じて、果たして行くことを言う。と私は、定義付けています。
失敗も「乗り越える」のではなく、「蓄える」ことが大切と感じています。人としての「重さ」を蓄えることですね。「重さ」とは、己の使命感、人生観、社会観、哲学
であり、計画である。と。つまり蓄えることは、養うことかと。

私は、宋さんの日ごろの考えは、メルマガを通じてですが、好きなんです。

おそらく、宋さんも失礼ながら私と(次に述べることに)同感じゃないかなぁと思っています。それは、「幸を求めて歩む人生は愚かなり。道を唯ひたすらに歩むのみ。
その一歩一歩の中にこそ、喜びがある。」

私の一番好きな武将は、源義経ですが、次に好きな武将、楠木正成がいます。正成公の言葉に「我、全(まったし)と思う時は、全(まった)からざる時なり。我、不全を知りて、全(まった)きと努力する姿こそ、全(まった)きなり。」があります。まさに、人生は、この連続と感じています。「自分は、完璧だ、出来てる。と思う時は、全然出来てないよ。自分は、まだまだ出来てないと知って、理想を目指して努力している時だけが、他人から見ると美しく、完全に見えていて、自分には充実感が生じているのだ。」ということでしょうか。

宋さんのような世間から見て、実績を残している人が、発信する言葉は影響力がありますから、是非、権力でなく、金力でなく、人格で統治する世の中であって欲しいと発信して行ってくれることを願います。

最後に、「希望の光」とありましたが、宋さん、こう思いませんか。希望とは、希(わずか)な望みのこと。決して、大きい望みとは書きません。つまり、人は、希な望みさえあれば、勇気が湧いてくるんです。人は、希な望みさえあれば、それだけで、生きる価値がある。と。

長々となってしまいました。
香ぐわしい、川に、湧き出る、慈しみの心より、感謝。
Posted by 香川 湧慈 at 2009年01月09日 10:29
宋さんのご意見殆ど同感しながら読ませていただいております。
宋さんの苦労の万分の一程度でしょうが就職受験先無し、勤めたら倒産数回を経験したお陰で零細企業経営も常に業績環境の激変を覚悟し危機と騒いでいるときは好機としてきました。
「何が楽しみかと聞かれると言葉が困ってしまうほど、哀れな生き方です。」はノンビリ暮らしている人に対する皮肉でしょう
「希望の光を求めて生きる実感を味わう。これはこれで幸せではないか」が前向きに生きる人の実感と思っています。
住む家も戦災で失い着のみ着のままの生活も懐かしい素晴らしい経験と思うようになった幸運に感謝しながら生きていられる幸福感!
100通りの幸福は同感ですが、豊かな日本に住んでいて政府社会に不満不満と喚いている人達、本当にそうなら(?)不幸な人たちと思います。福祉を要求する高齢者も然り、子供の頃を考えたら豊かさに感謝の筈なのに

Posted by 石山 良明 at 2009年01月09日 10:33
『天将降大任於斯人,必先苦其心志,労其筋骨』。
 このように選ばれた宋さんは特別で、誰よりも幸せではないでしょうか。
自ら与えられた運命を引き受けて、「大事」を成して下さい。
Posted by YRP at 2009年01月09日 10:39
私もゴルフ、クラブ、高級車、旅行などには興味はありません。

それだって全然いいですよね。
ワクワクすることがあれば!
宋さんは、まさにライフワークをやっておられるのではないでしょうか。
Posted by 木村さとし at 2009年01月09日 10:40
私は宋さんのそういうお人柄、ご性格を尊敬しますし、好感を持ちます。以前宋さんはあるTV番組に出演されたとき”日本人は必死に働くをよしとしますが なぜ必ず死ぬような働き方が美徳なのかわからない” というような発言をされていました。本当に必死で働いてこられたのは宋さんなのではないかと思いました。これからもがんばってください。
Posted by 萬代 享宏 at 2009年01月09日 11:43
 こんにちは。
 宋さんの今回の話は私にとってとてもありがたいお話でした。なぜならば、私もそうだからです。
 なぜでしょうね?どうしても抵抗したくなるのです。ただそれでも闇雲に抵抗しているつもりはありません。それなりの理由があるのです。
 学生時代もそうでした。受験の際、合格の一番の近道は出来るだけ多くの点を稼ぐことです。そのため、難しい問題は最後に回し、簡単な問題を確実に押さえていくということが常套手段です。ところが私はいつも難しい問題からどうしても逃げることが出来ないのです。相手が強ければ強いほど燃えてくるんです。後で後悔するんですけどね・・・。とにかく逃げることが嫌いですね。困ったものです。
 それでもそんな自分は決して嫌いではありません。
 とりあえず、宋さんに惹かれる理由が一つ分かりました。
 それでは失礼します。  
Posted by ごろんた at 2009年01月09日 11:54
毎回楽しみに拝読している秋谷と申します。

どうぞ落ち込まないで下さい。

以前講演会修了後の一般質問に、一人一人パワフルで明快な答えを丁寧に且つ、驚く程早い対応をされている様子を拝見しました。

賢い人の受け答えはこれだと、鮮明に記憶しています。
そして思いやりの深い、優しい人だと。

宗さんのご存じ無い所で宗さんの無垢な(と感じています)志に、動かされている者が居る事をお知らせしたくて。

Posted by 秋谷 多衣子 at 2009年01月09日 11:57
宋さんへ  いつも楽しみに拝読いたしております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
起業家の宋さんが今はコメンテーターとして活躍されていることがすごくうれしいです。
時間があればいつでも拝見したいと思っています。
今回の内容は心に響くものがありました。本当に人の幸福の尺度は人の数だけあると思います。日々幸福(健康・家族・環境)であることを至福の喜びとし、全てのものに感謝の気持ちを忘れずにこれからも前に進んでいきたと思います。宋さん、いつもありがとうございます。
Posted by Y.Watanabe at 2009年01月09日 13:13
いつも楽しみにしています。今回は理解できませんでした。ゴルフの楽しみは知っています。高級車やクラブにも興味があり、旅行もしてみたいです。リスクは最小限度で過大なリターンを得たいです。それが正直なところです。そのリスクさえ先延ばしにするのが現状です。小雪交じりの寒いなか出かけるより家でのんびりぬくぬくとしていたい。小さな幸せが連綿と続いてほしい。火事があれば親父がろうそくの灯で不始末をしないか心配している今日このごろです。
Posted by 藤岡一男 at 2009年01月09日 13:30
宋様
とっくに還暦を過ぎたのに、特別な趣味も無く、未だ仕事オンリーで、多分生涯仕事人かと、少々この先を悩んでいたのですが、あの!宋さんも似た様な方だと知り、心強くなりました。感謝です。
ところで、15cmほどのマウスパッド型カレンダー年賀状をお送りしましたが、バラバラにならず届いていますでしょうか。

Posted by 小杉博俊 at 2009年01月09日 13:56
思わず笑ってしまいました。
そんなことしなくても幸せでいられるのに思わずしてしまうのですね。
傍から見たら大変な苦労でも、本人は幸せですからね。しかし家族や周囲はとばっちりを受ける。
自分も宋さんほどではないですが、似たところがあり苦笑です。
健康に留意されて、新しい時代の旗手になってください。
Posted by 片貝孝夫 at 2009年01月09日 13:58
はじめてコメントします。

毎回、宋さんの論長論短を大変興味深く、楽しんで読ませて戴いております。

あえて、「火中の栗を拾うタイプ!」
この言葉に私もピクッと反応してしまいました。
そう、何を隠そう私もどうやらそのタイプのようなんです。
人によくこう言われることがあります。
「もっと適当にすれば良いものを。」
「適当に流して見過ごせばよいものを。」「なんで、あえて苦労することがわかっていながら、それを引き受けるのか?」
「あえて、困難な道を行くのか?」
「なぜ、わざわざ苦労を買って出るのか?」
「わざわざ、泥をかぶらなくても良いものを」
「なぜ、安泰の道を行こうとせず、あえて苦難の道を行こうとするのか?」
「あえて、苦難を引き込んでる気がする」などなど・・・
でも、宋さんのおっしゃる通り、あえて苦難に立ち向かう時の僕は元気なんです。
なぜだか生き生きしてるんです。ワクワクドキドキしてるんですよね。
自信満々ではなく、不安もいっぱいでありながら。
もちろん、決して楽なんてもんではありません。
当然、苦渋の思いもたくさんすることになります。
でも、そんな時こそ開き直って、「よっしゃ!それなら、やったろうじゃないか!!」ってな感じで、文字通り、逆境でこそ燃えて、はじめてスイッチが入って!真価を発揮するタイプなのでしょうか?
というより、あえて逆境に自分を追い込むことによってのみ、力を発揮することができるタイプなのか?
それこそ、ピンチにならないとスイッチが入らないというか、危機に瀕しないと最大パワーが出せない!?あるいは変身できないヒーロー漫画にありがちな主人公・・・例えば、古くはウルトラマンがカラータイマーが鳴ってからしかスペシウム光線を出さない!(笑)近年の漫画でいえば、ZETTMANのように、命の危機に瀕し極限状態に追い込まれないと変身できない(笑)ようなものなのでしょうか!?(苦笑)
それとも実は、単純にM体質なんでしょうかね!?(苦笑)
なにはともあれ、ピンチはチャンス!虎穴にいらずんば虎児を得ず!
成せば成る!成さねば成らぬ何事も!!で
例えば、誰もが疑わぬ負け戦をひっくり返すことに醍醐味を感じてしまうこの性分!
なんとかならないもんでしょうか(苦笑)

逆転の発想!無から有を生む!ことに価値を見出す。
難局をなんとか切り抜け、逆転攻勢に転じさせる過程に、生きる実感を、何ともいえぬ遣り甲斐を感じてしまうという、なんともやっかいな私が存在するのです。
今また、皆の心配を他所に、安泰の道をゆかず、苦難の道を行かんとする自分がいるのですが・・・、心の奥底では安らぎを求めているような気がするのですが、やれやれ、お互い安らかな日々は一体いつ訪れるのでしょうか?といった感じですね。同志の宋さん!!(苦笑)
Posted by コウ at 2009年01月09日 15:19
年が無事に明けました。喜ばしいことです。

宋さんの今回の論長論短もとても琴線に響きました。ほぼ2年前の第32回のときにも幸福のことについて述べられていますが、いつも幸福のことを考えておられる宋さんの姿に感銘いたします。

100人には100個の幸福感がありますが、僭越ながら、私の幸福感も宋さんに近いかなと感じました。
私も、ジェットコースターを乗り継ぐかのような仕事を経験したことがありますが、間違いなくキツい仕事を楽しんでいました。たぶん当時は脳内麻薬が出ていたんでしょうね。

ワーカーホリックにテクノ依存症併発を自覚した数年前、「何もしない」を経験するために、南の島にバカンスに行きました。
よく、日本人はリゾートの楽しみ方を知らないと言われますが、実際に行ってみるまで私はそんなの嘘だと思ってました。だって休日に丸1日ゴロゴロすることだって簡単にできましたから。
しかし実際にリゾートに行ってみると、残念ながら暇を持て余すことは体が受け付けませんでした。刺激が足りなくて気持ちがソワソワ動き、ちっとも余暇を楽しめないのです。
こうして私も、本当のバカンスを楽しむことのできない'哀れ'な日本人の仲間入りをしたのですが、この性格を知ってむしろ元気が出たように思います。だって老後にボンヤリと何もしないで腐っていく人間にはならないんだろうなということが分かったんですから。

宋さんもきっと、何歳になっても元気で何かやっているのだと想像します。

長文失礼しました。
Posted by 岡部 at 2009年01月09日 22:10
宋 様
「傍目八目」に出会い、こんなにも心に響く言葉を発信される方がいらしたのかと
衝撃を受けて以来、毎回楽しみに拝読させて戴いております。
今回のコラムは特に共感を覚えました。

私も7年前、子供達の反対を押し切って、火中の栗を拾いました。
会長、社長(夫)が相次いで亡くなって経営危機に陥った会社を継いで、
無謀にも専業主婦から社長に転身したのです。
ようやく信用も得て、経営も安定してきたのに、経済状況の激変です。
でも、何故か「ピンチはチャンス」と、気持ちが燃えています。

私もゴルフにもブランドバッグにも興味が有りません。
経営立て直しのけじめとして、一時的に手放した社長車もまだ買っていません。
今朝も徒歩で通勤する途中、雨に濡れた道端の草花の美しさに幸せを感じました。
近所の方々が、親しく挨拶して下さるのも嬉しいです。

家族や友人には心配を掛けてばかりですが、良い会社にしたいとの夢があるので、
あまり疲れることもありません。
苦しい日があったので、今の幸せが有ると思います。
「頑張らないように。」と言って下さった方が居たお蔭で、心が自由になりました。

日経ビジネスオンラインのベスト100に宋様のコラムがたくさん選ばれています。
残りのベスト6にもきっと入っているのではと楽しみにしています。

どうぞご自愛の上、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
Posted by 松本百合子 at 2009年01月09日 23:09
事情があり、しばらく拝読しておりませんでしたが年も改まり読ませていただきました。
「火中の栗」忘れていた言葉です。ともすればリスクに対する恐怖感に押しつぶされそうになることもしばしばです。
「火中の栗」はどうやって拾おうか?という立場でリスクを見ているクールな言葉です。私も出来る限り、生涯、他人の、社会の「火中の栗」を拾いたいと思います。
Posted by たかお at 2009年01月10日 09:39
はじめてコメントします。
いつもメルマガを楽しんでおります。
でも今回はコツンと響くものがありました。

「楽で安定した生活の退屈さに耐えられない」

「難局を転換させる過程に生きる実感を覚える」

宋さんの言葉を見て、
あぁ、これだったんだ、と思いました。

私は51歳で安定を捨て独立しました。
経済的な成功にはまだまだですが、
本人は充実感でいっぱいです。

共感できることばをありがとうございました。

今後もいいお話を聞かせてください。
楽しみにしております。
Posted by 門ノ戸一孔 at 2009年01月10日 11:38
名古屋のセミナーではありがとうございました。

読ませていただいて感じたことは、自分自身のことを大切だと思えませんか?

心が満たされないのは、自分を認められないことにあります。

自分が幸せだと思わない人が、他人を幸せには出来ませんね。

他に求めるのではなく、己に求めることです。

偉そうに言いまして申し訳ありません。

(財)ソーシャルサービス協会 ITセンター
玉田より







Posted by 玉田哲雄 at 2009年01月10日 18:03
以前宋さんと名刺交換をさせて頂いたことがあるものです。宋さんの「論長論短」をいつも楽しみにしております。
さて、今回の「100通りの幸福」に寄せて、ご存知かも知れませんが、「100人の村」を取り上げて頂ければと思います。

「もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう、その村には…
57人のアジア人、21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がいます

52人が女性で、48人が男性です

70人が有色人種で、30人が白人

70人がキリスト教以外の人たちで、30人がキリスト教

89人が異性愛者で、11人が同性愛者

6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調に苦しみ、1人が瀕死の状態にあり、1人は今生まれようとしています

1人は(そうたった1人)は大学の教育を受けそして1人だけがコンピューターを所有しています。(以下、続きは下記URLをご覧下さい。
http://www.romi-nakano.com/100.html

以上、今後とも「論長論短」を楽しみにしております。
Posted by 倉科 伊作 at 2009年01月11日 07:04
宋様

新年明けましておめでとうございます。
都内某所で偶然お目にかかった際に名刺を交換させていただいただけでしたが、メールマガジンをお送りいただけるとは非常に感激しています。
名もない会社への就職、火中の栗を拾う性格、何だか自分のことを言われているようでドキッとします。
起業して3年目に入りましたが、以前のサラリーマン時代よりも充実した毎日を過ごしていると感じています。
苦労は多いものの、全部ひっくるめて楽しんでいるような気がします。きっと今の心持を幸せと言っていいのだと思います。
これからもメルマガ楽しみにしています。
Posted by 坂口幸伸 at 2009年01月13日 12:37
今日の世直しバラエティー見ました!!
面白かったです。
会社、個人、仕事、多様性って本当に大事ですね。その人の生き方を尊重する、正直に生きられるってことですよね。当たり前なのことなのに、周りの目を気にして忘れがちになってしまいます、つい。次回も楽しみにしてます♪(29才、女性、しゃべりの仕事修行中のフリーター)
Posted by みのさん at 2009年01月19日 00:06
宋さんておもしろい!なんだかユーモラスで好きだなあーと思ってしまいました。昔TVでかラジオでか話を聞いたことがあります。その時発想が面白くて、とても共感した記憶があります。所謂世間の常識を正論で「変だよ」と素直に言ってしまえる、その感性が。
Posted by rarara at 2009年04月03日 16:55
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