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先週の「新報道2001」では、甘利さんがスタジオに来られて医療問題や公務員のモラル問題についてコメントされました。

地方公務員のモラル問題に対してどう解決すればいいか、とキャスターの黒岩さんが質問すると、甘利さんは「全員が国民のためという思いが一番重要」などの立派な見解を長々話しましたが、なぜか私はイライラしました。「これで変わる」と感じる具体論が何一つないからです。

耐え切れなくなった私は「一般論は誰でも言えるので変えるための仕組みと具体論がほしい」と釘を刺しましたが、彼はそれに応じてくれませんでした(時間も無かったと思います)。

経営コンサルティングを通じて経営者をたくさんみてきましたが、よくない組織のトップはだいたい精神論と一般論が多いのです。言葉の聞こえは良いのですが、いつも同じ話を繰り返しているので部下も聞き飽きています。結局何回話しても何も話していないと同じなので効果無しです。

全員とはいいませんが、多くの日本の政治家は話す時に緊張感がありません。ゆったりと持論と宣伝を展開し、他人の質問についてはのらりくらりとかわします。よく観察していると彼らは大臣のポストに興味があって、その省庁の具体論に興味がないことが分かります。

妊婦が8つの病院に受入れを断られ死亡した事件には医師不足だけではなく、受付システムの情報化と救急業務の標準化といった経営問題があります。しかし、なぜか世論は全部医師不足に集中し、お金と時間をかけずにすぐ改善できることに議論を向けません。

どこも医師不足の大合唱ですから、どこも解決策を出しません。番組に生中継で出演した大村副大臣がとうとう「ここで国民の皆さんに費用のご負担についてご理解いただきたい」と解決策を出しましたが、これは増税のことです。

結局最後は全部増税で解決することになりますが、これは解決ではなく、放棄することと全く同じです。具体論を語らない社長は最後に赤字を出して会社を倒産させますが、具体論を語らない議員は最後に増税や赤字国債に逃げ込むのです。

国は倒産することもあるのです。現にアイスランドやハンガリーなどはもうそうなりました。増税できない今、このまま赤字国債を出し続けると日本も危機的な状況に陥るに違いありません。

まあ、雑草のような私が政治家に文句をいうつもりはありませんが、「経済評論家」としてコメンテーターを依頼された以上、意識して聞くしかありません。番組や視聴者への義務として。

それと、今日、読者の皆様に一つ身上のことを申し上げます。
毎週のようにテレビの番組に出ると、私はほとんど日本から離れることができなくなりました。

この3年間断ってきた講演は今後、少しずつ受けさせていただくことにしたいと思います。必ず参れるとは限りませんし、ちゃんと講演料も「むしり取る」のでそれでも呼びたい方は以下のところまでご連絡ください。
soubunshu@softbrain.co.jp(担当:高橋)
この記事へのコメント
もっと、もっと言ってほしいです。
政治家は、収支のバランスシートをつくて、
公に開示したのち、自分のやりやい方向を、話してもらいたい、すべてを動かすのは、予算からです
Posted by soma at 2008年10月31日 08:31
妊婦死亡事件について触れられているので、自論を書きます。
端的な事実として病院にお金がないから、余分な医師を配置できない、という理由付けですが、事実認識としては正しいと思ってます。
じゃあなぜお金がないか?⇒ 儲かっていないかの視点が欠け落ちてると思います。

日本の医療費はどんどん上がってます。40年位前の小学生の時代、ちょっと怪我をして外科にかかった時、100-200円ですみました。
今年の初めせきが止まらなく医師にかかったら薬代込みで3000円。2日後それでもせきが止まらなかったため検査をして異なる薬を処方して5000円。もちろん健康保険適用で個人で払ったお金です。
なぜこんなに上がったかというと、もちろん薬価が上がっているからに相違ない(という認識)と思ってます。
つまり自分が思うところでは製薬会社は大もうけ、病院は儲かっているところもあれば、公立の病院などは(まじめに運営すれば)赤字ぎりぎり。製薬会社は悪名高い厚生労働省に働きかけて自分たちの権益を守り、医療費はどんどんうなぎのぼり。この構造を断ち切らない限り日本の医療問題を解決する方法はないと思っています。
Posted by 俊哉 at 2008年10月31日 08:36
宋先生の意見はいつも、楽しく読まさせていただいています。

日本を良くしようとの熱い指摘、日本人としてとても嬉しく感謝しています。

日本にも頭の良い人は沢山いる筈なのに何故か、前向きな発言がされず、依然として改善されていないのか、悲しい限りです。

先生の指摘は、時分にとっては正に常に疑問を感じていた事なので、そうだそうだのしっぱなしで。

これに懲りずに、日本がほんが変るまで、何時までも辛口の指摘を続けていってほしいと、勝手な希望を抱いています。早く先生のような考え方が出来る、行動する日本人が出てくることを切に願っていいます。
Posted by 野々山定弘 at 2008年10月31日 08:41
 精神論と一般論ですか。寺島実郎さんが10年ほど前の著書で
「きみぃ、これからは国際化の時代だよ」
と滔々と語っていた経営者をくさした文章を書いていました。「国際化」というのは手垢のついた常套句の代表例。そこに逃げ込む人の頭の中にはビジョンもミッションも、それを具体化する戦略もないのでしょう。
 私が前にいた会社がそうでした。業績は最悪。でも経営陣が次に何をやろうとしているか見えてこない。そして工場に掲げられたスローガンは「やる気出せ!結果出せ!」。当時のサービス残業サービス休出の連続に嫌気が差して辞めました。
 その会社は2,3年後に他社と合併しました。当時は「大規模合併の稀有の成功例」ともてはやされ、今も業績好調ですが、実態は救済合併だったよう。幹部ポストは相手方が占めていますから……。
 抽象的な言葉と「気合」に逃げ込むと、こういう末路が待っています。ただ、この国には「大和魂」で勝てると思い込んで勝ち目のない戦争をおっぱじめた経歴があります。歴史から学んでいない政治家がそんなに多いとは信じたくないのですが。





Posted by さのたろう at 2008年10月31日 08:51
宋さん、
最近のTVなどでの活躍喜んでいます。
日本の政治家は、精神論、一般論で解決策を言わないと言うのは、同感です。
例えば、日本は観光立国と言うので、外人用の「Japan Rail Pass」では、何故「のぞみ」に乗せないのかと、官邸に問い合わせると返事なし、国土交通省に再度問い合わせると、JRは民間企業で、国の関与することでない、と言う返事です。
最新技術を駆使した、新幹線の「のぞみ」に乗せなくて、同じ技術を使っている、「ひかり」、「こだま」にどうぞでは、おかしいと思わないのです。その上「のぞみ」は増やして、半数以上になり、「ひかり」に乗っているのは、同じく乗れない、「ジパング倶楽部」会員の高齢者と外人が主となっている現状を、なんとも思わないのです。
本当に何とかならないですかね?
Posted by 越智 敏雄 at 2008年10月31日 08:53
一社員として同感する人は多いのではないでしょうか?
日本では「総論賛成、各論反対」という言葉が用いられますが、何か問題があった時に一般論というのは出来そうな気がするものなのです。精神論は更に関係のないところにありますので、論外ですが・・・。

省庁のリーダーシップである大臣が宋さんの言われるような状態にあることが、官僚の支配する行政肥大化現象の主原因だと思います。ホンネと建前のリーダーシップに違いがあるのです。ポスト・任務への責任と人事権が一致していないことが、その状態にする原因であると思います。
大臣を任命する総理大臣は、与党の代表で国会の多数派とは言え、国民の支持とは遠い存在なのです。党内の議員の支持が国民の支持よりも重要なのです。つまり少なくとも仕組み上は、大臣が国民への意識を強く持てるようにはなっていません。

一般の会社でも同様のことが多いと思います。実績で抜擢したと言っても、マネジメントのポストに実務での実績で判断すると言ったように、ポストに必要な資質を持つかどうかとは違うケースも目立ちます。そのために、一般論としての正論を推し進めるしかなくなり、リーダーシップが機能しなくなってしまうのです。

ただ、宋さんの言われるような具体論が必要だとしても、マネジメントが求められるリーダーシップで自分の得意とする具体論で、しかも過去の事例を振り回して経験を含めて強力に議論を推し進めるというのも、逆に組織能力を下げてしまうものなのです。
やっぱり、何事もバランスが大切なのでしょうね。
Posted by たくみゆとうあ at 2008年10月31日 09:20
いつも興味深く読ませていただいております。
実は私もたまたま「新報道2001」を見ておりました。
宋さんがおっしゃるように具体論を言わない政治家ばかりが出てくる番組なので普段は見ないのですが、たまたまついていたテレビで宋さんの姿を見たのでそのままみました。
ご意見まったく同感です。
私がテレビの前で怒っていたら同じことを言ってくれていたので多少ですがストレスが解消されました。
ただ、私はもっともっと日本人が同じような意見で発言してもらいたいと思っています。
具体策(計画)と実行とレビューこれだけを継続して公開出来る仕組みを作るだけで政治家・行政の成功・失敗を国民が理解できる。そうすればみんな選挙行くんじゃないでしょうか。
いまは誰ができるのか、誰が本当のことを言っているのかさえ分からないから国民はしらけているのだと思います。
Posted by 二階堂 at 2008年10月31日 09:30
今回のお話は、全くその通りと感じます。
国民の大部分も同じように感じているのではないでしょうか。

この国は、いつから本当に私利私欲しか考えない人達の集まりになってしまったのでしょうか。本当に情けないと思います。
政治家、官僚、表に出てくるような偉い人達で本当の気概を感じさせるような人はごく少数になってしまいました。

それでも私は、本当にものを考え世の中をよくしようとしている政治家も官僚もまだ沢山いるのだと思います。
問題は、そういう人達が本当に影響力を持つ立場になかなかなれないことですね。
そういう人達は、組織の政治力学の中で段々排除される、それが今の現実だと思います。

友人で市立病院の産婦人科部長をしている人間がいますが、「本当に大変だよ、昨日だって手術が3件、・・」と話していました。

今は、現場で本当に苦労している人達の声がキチンと全体の大きな組織改善や行動につながらない、情けない時代ですね。
やはり我々1人1人がハッキリものをいう、そういう積み重ねで一つずつを変えていくしかないのでしょう。

そういう中で宋さんの発言は、多くの人への励みとなっていると思います。
今後とも応援しています。よろしくお願いします。
Posted by 野口 伸雄 at 2008年10月31日 09:36
宋先生と同感です。
最近のニュースや報道番組を見ていて、本当に気分が悪くなります。
精神論や一般論を語る方は、結局、情熱(パッション)が無く、ビジョンを持っていないため保身に奔走し、それに慣れると緊張感がなくなるのでしょうか?

そのようなトップであれば、企業であれば、間違いなく倒産するでしょう。国も同じですね。

当社は小さな会社ですが、『すべき論』を使うことを減らし、具体的に行動を起こす社員を重宝し、活動を続けていきたいと思います。
このような企業はたくさんあると思います。
そこにスポットをあて、報道していただいたほうが、皆、元気になると思いますが。

Posted by 山田 勝夫 at 2008年10月31日 09:47
アメリカ大統領選まであと5日です。一般論と精神論を繰り返すだけのマケイン氏は、具体的な公約をどんどん打ち出してきたオバマ氏に、土俵際まで追い詰められています。オバマ氏が当選すれば、傾いたアメリカの経済もなんとか方向転換できるのでは、と期待しています。(簡単な仕事ではないので、ブッシュの尻拭いをしなければならないオバマ氏には気の毒ですが。)日本在住ではないので、宋さんのテレビでのお姿が見られないのが残念です。ウェブなどで公開になりませんか?
Posted by 大隅昭代 at 2008年10月31日 09:48
 一般の国民は、政治家が「我々国民は」といえば、自分もその国民の一人と思ってしまう人が多いのです。
 本当の所は、各政党毎に「国民」の定義が違うのに、国民側はその自覚がないまま、選挙では自分達の利益代表ではない政治家を選んでしまうのです。
 国民に口当たりの良いことばかり言って、具体論を語らなくても政治家が務まるうちは、その様な政治家は無くならないと思います。
Posted by 清水芳寿 at 2008年10月31日 10:08
宋さん、いつも歯切れのよいご指摘、興味深く拝読しております。

今回まさしく問題の核心!という感じです。
どなたかがご指摘のように、敗戦(と言わず終戦と言い換えてるあたりがもう駄目ですけれど)の反省もせずに、精神論・一般論で物事が成せると思いこませる土壌はそのまま根深く残っています。中学時代の部活とか思いだすと、そんなささいなことにも盛りだくさんありました。

これは思うに、「物事をきちんと整理して考えて正しく表現する」ことのできない、アタマの悪い、あるいはそういう訓練をする機会がなかった、可哀そうな人たちなんだと思うのです。中学の部活の時も、学校のワケのわからない先生も、会社の理不尽な上司や経営者も、客だと威張る取引先も、説得力ない政治家も、皆同じ。

日本には「俺の言うことを黙って聞け!」あるいは単に「言うことを聞きなさい!」という言い回しがあります。そこに自分の意見や考えをぶつけるどころか、質問すら失礼にあたるということを、物心つく前から社会に出た後までずっと叩きこまれます。要するに自分の頭で考えてはいけない、あるいは考えようとしても考える方法を知らない、そうなってしまう。
そのままたまたま地位や名誉がついて人を導く立場になったときに、具体的なことが何も言えなくて、通りの良い・どこかで聞いたような・責任取らなくて良い・反論しようのない、精神論・一般論に逃げ込むわけですね。当の本人は逃げ込んでる認識はないので、ますますやっかいです。

論理的に具体的にモノを考え、実際に物事が前に進むように発言する、ということを、子供のうちからちゃんと訓練することが、一番必要なんだと、そしてそういう訓練をしてモノを考え言ってくる子供や若者を頭ごなしに怒鳴らずにちゃんと受け止める度量を責任ある大人が身につけていく必要があると、つくづく思います。

長くなってすみません。
Posted by おおたに at 2008年10月31日 10:23
今回は、宋さんの意見に同感です。「金がない、人手が足りない」は、政治家から官僚、企業トップまで事あるごとに使う常套句です。そうした怠慢や逃げに踏み込んで追及し続けないマスコミや、そんなもんかと思ってしまう国民性に、往々にしてやり切れない思いを抱きます。
精神論、一般論も所詮、踏み込みの無い者が
言う口汚しに過ぎない場合が多いと思います。
しかし、問題は何故そうした逃げ口上や口汚しがまかり通ってしまう社会なのかです。

ひとつには「長い物には巻かれろ」「泣く子と地頭には勝てぬ」といった諦念思想が依然として日本人の心情の根底にあること。
もうひとつは「物言えば唇寒し」「人様に後ろ指を差される様な事はするな」といった、歿個性を尊び、調和のみを求める思想。
その一方で、損得勘定や利己主張にたけ、保身には鋭敏になるという、まったく戦前の為政者が都合良く美化した「滅私奉公」を裏返した世相がある。

「人は為すべきことを為せ」。この一言の意味を正しく理解し、真に実践する人が増えていく世の中にするには、どのような事をすればよいかを、示唆して欲しい。


Posted by 大手門 at 2008年10月31日 10:32
>しかし、なぜか世論は全部医師不足に集中し、お金と時間をかけずにすぐ改善できることに議論を向けません。

「例えば○○すればお金をかけなくてもこれだけ改善できます」などと具体例を出してくれると説得力があったのに(笑)。
Posted by 舟木正紀 at 2008年10月31日 10:47
私も「新報道2001」を観ていました。質問と回答が噛み合わず、宋さんが大夫イラついているなと感じましたがやはりそうだったのですね。一般論は建前論、具体論は本音論とも言えるのではないでしょうか。
医師不足の問題はつい2年くらい前は医師過剰時代と言っていたのに何故急に医師不足になったのか。その原因と実態を正確に把握・分析して初めて有効な具体策が打てると考えます。どうしてそれをしないのか非常に疑問に感じます。政治家もこのように踏み込んだ結果で発言すれば説得性と国民の信頼も得られる思うのですが・・宋さん今後も本音でどしどし質問して下さい。以上
Posted by すけ川 宏一 at 2008年10月31日 11:19
>彼はそれに応じてくれませんでした
>(時間も無かったと思います)

時間があっても語ってくれないと思いますよ。番組の方針and/or甘利さんの方針でしょう。

もし甘利さんから具体論を引き出したいなら、マスコミのいない所…そうですね、料亭あたりでないと。テレビ番組で言う筈がありません。この国の政治家、特に、与党の政治家は、そういうものです。
Posted by UTP at 2008年10月31日 11:59
日本で生活している中国人です。
日本が好きですが、医療制度に困っています。
最近、妻は時々お腹が痛くて、病院を通っていました。女性のお腹が痛いと言って、婦人科か胃腸科か検査しないと病因は正確的に把握できないと思います。
ただし、病院へ行くと、ある病院は胃腸科しかなかったり、ある病院は婦人科しかなかったりします。1つの病院で検査を受けて、さらに他の病院へ行かなくてはなりません。
しかも、病院は土曜日の午前だけ受付したり、ある医師が×曜日×時しかいない、×科があったとしても、医師がいないので受診できない。
本当に考えられない状況でした。
ある診察を受けるために、中国の病院ならば、数十分もしくは数時間で済むはずなのに、日本の病院だったら、数日もかかって、しかも、病因までわかるかどうかも未知。なぜかというと診査の結果はまとまらないからです。
病院へ行くために、土日も中々活用できなくて、まさに、日本のサラリーマンは病気になりませんかと聞きたい。

特に最近、どこの新聞紙でも週刊誌でも政治家までも、資金の不足や医師不足と唱えています。
日本の病院と中国の病院を比べてみたら、中国の病院は明らかに効率が高いですが、中国政府は日本政府より医療に資金を多く出しているわけがない。
まちにあるくと、クリニックはどこでも林立している中、医師不足と唱え声を聞くと、政治家やマスコミは真剣に国民のための医療制度を考えているのかと思います。

政治家に関わる組織の営業利益が潤うために国民(外人を含み)の資金が必要だが、国民ための医療制度を作るためには、金で解決できない問題が多いです。
Posted by ハオ at 2008年10月31日 12:21
妊婦の病院タライ回しですが、亡くなった方にはお気の毒としか言えませんが、疲弊した現場を考えると病院ばかり責めるのは違うように思います。

1.医師の数は人口比ではそれほど悪くないのになぜ医師不足になるのは、病院の数が多すぎるせいという話があります。(もっと中核病院規模でまとまれば医師のシフトが回りやすくなるという話)
2.「不妊治療」の行き過ぎのせいで、NICUを含む「不妊治療をしていなければ発生していなかったであろう医療行為」が増大して現場を窮状に陥れているという話もあります。

複合的に考えないと解決には程遠いですよね。(でも解決するのか???ですね)
Posted by かんの at 2008年10月31日 12:33
>妊婦が8つの病院に受入れを断られ死亡した事件には医師不足だけではなく、受付システムの情報化と救急業務の標準化といった経営問題があります。

「赤ひげ先生」と「白い巨塔」のイメージしか、医者に対する意識はないためではないか?と思っています。医師がすべて判断して動いている・・・みたいな。少ない専門家に最大限の仕事をしてもらうためには、救急システムだけでなく、モンスターペイシェントなどの対応も医師まかせではないシステム作りが必要だと考えています。
Posted by ハルナエリカ at 2008年10月31日 13:17
政治家の精神論と一般論に関してはマスコミの責任も一端にはあるのではないかと感じます。
成功しても大して取り上げず,失敗したら叩きまくるという報道姿勢が,具体策を示すのを拒ませている気がします。
Posted by エッジ at 2008年10月31日 13:57
宋さんの本質を的確に捉えたご指摘には、いつも気付きと学びを得ることが多く、本当に感謝しています。
今回のご指摘を読み、自らが課題解決に直面した場合は“ぶれない志”“リスクに対する覚悟”“関係者への理解”“具体策の実践”を心掛け、時間の質と密度を高めていこうと思いました。
Posted by 小西克弥 at 2008年10月31日 15:46
本当に今の日本の政治家・官僚には呆れるばかりですね。
大企業のトップも含めてですが、人間は雲の上で仕事をしていると、精神論、一般論
者になる傾向が強いと思います。
そして具体論の話になって、自分の立場が悪くなると「総論賛成、各論反対」になっ
て、事が進まなくなるのです。
こうした現象はもう今まで、嫌になる程、見てきました。世間一般でも、身近な仕事
の場でも…。
結局、雲の上人間は、現場を見ようとしなくなるのです。
そして小気味良い名言や理屈に酔いしれて、現実はその通りにならない事が多々ある
のに、その複雑怪奇な現実を検証しようとはしません。
勿論、為政者はいちいち現場ばかりを見て回るヒマはないだろうし、大局的な見地か
ら方針を打ち出すのでしょうが、今の連中はあまりにもそのセンスが感じられませ
ん。所謂、泥臭い現場の経験、実地体験を経ずに教科書教育のエリート路線で登り上
がってきた頭デッカチにしか見えません。
だから、今更、泥臭い現場に触れようという発想にはならず、やる事為す事
現場サイドからするとトンチンカンな事が多いのです。
昭和の旧日本軍もそうでしたが、組織が官僚的になるとロクな事はありません。みん
な自分や組織の保身に走り、本来のミッションがどこかへ飛んで行ってしまいます。
やっぱり水は長く放っておけば濁って来るし、政権交代も必要でしょう。いや、明治
維新の様に政治組織機構も根本的に変えなければならない時代に突入してきたのかも
しれません。彼らの様に、下級武士からのし上った現場上がりの人間達が世の中を変
えないとどうにもならないですね。今の既得権だらけの構造じゃあ、何も変わらないでしょう。むしろ、1回どうにもならないくらい追い詰められるしかこの国の再生は難しいかもしれません…。

Posted by 白石 哲也 at 2008年10月31日 15:46
そうなんです、本当にそうなんです。でも、それよりも私が強調したいことは、そんなに無内容なお偉方の話を簡単に「理解」して、もう増税を飲む気になっている有権者が、日本にはたくさんいるってことです。ったく!
Posted by TLOV at 2008年10月31日 17:12
「記憶にございません。」
政治家、元政治家、等が自分に不利な質問になるとよく使う言葉です。この言葉をきくととてもいらいらします。
まず、このような答えが受け入れられるディスカッション、それをしゃーしゃーと口にできる政治家、のらりくらりと質問をかわし、結局何時間の討論もひとつの解決策をもたらさない。まったくの税金の無駄遣いだと思います。
宋さんのような政治家が増えれば、日本も変われるような気がします。
Posted by nann at 2008年10月31日 18:13
ある投稿者から観光立国を目指すというのに海外から日本の鉄道チケットを買っった場合のぞみが使えないことを問題にしてましたが、全く同感です。私も何年か前東京から広島へ行きたいという外国人から相談を受け、ひかり利用を調べたことがありますが、直通のひかりはなく、乗換えが必要だがそれも、連結が悪く、実質的に使えないことが判明した。
観光庁を作るのではなく、こういう詐欺的商法の改善から始めることが肝要である。
この改善策は実に簡単である、つまりJRの採算に合うようにチケットの値段を上げれば良いであろう。
Posted by 桜村 at 2008年10月31日 18:22
久し振りで’宋さん節’に触れました。
政治家へのスタンスなど、著名人の立場では難しいものもおありでしょうが、社会の”木鐸”がミスター宋”の天命と心得て(!)、発信を続けてください。
そうでなくては’宋さんのメルマガ’でなくなってしまいます。
(表示不要)
Posted by 高橋 at 2008年10月31日 18:34
現在の政治家にとって、国民とは献金をしてくれる人々であり、経営者にとって、社員とは具合の良いときは経営者のことであり、具合の悪いときは一般社員のことです。何れも、自分たちの都合さえ良ければ、後は野となれ山となれです。
問題を解決する気があれば、例えば、医療の問題は、
短期的には、医療機関の検索システムの改善や、医師や医療関係者の間の協力を改善する事しかないでしょう。中期的には、精神科などの危険の少ない医師の収入は、ワーキングプアー程度にし、危険のある仕事をする医師には、十分な収入を得られるようにする。又、開業医のように古い技術でしか仕事をしない医師は低収入で良いのです。こうすれば、国民全体の負担は変わらずに医者不足を改善できます。長期的には、(医学部に限らないのですが)公立の大学の授業料を現状よりも引き下げて、お金は無いが、能力のある人が進学できるコースにすれば良いのです。(昔はそうでした) これは、国民の負担が増えますが、十分見返りがあります。
中・長期の改善がされないのは、開業医を中心にした医師会等の圧力団体が医療をひん曲げているからです。政治家の2世・3世・4世も同じ穴のムジナです。政治の変化が必要です。
Posted by 旧旧者 at 2008年11月01日 02:29
 甘利大臣の擁護をするつもりはありませんが、講演会で話を聞いていて私は少し期待しています。
 公務員改革の甘利大臣のスタンスは経済ジャーナリスト町田徹氏の以下の記事で判断するしかないのですが、宋さんもお時間がとれましたらお目通し下さい。

http://diamond.jp/series/machida/10050/

 それから「カンゴロンゴ」を見ましたが、宋さんの役割がよくわかりません。明治大学の教授がナゼあんな怪人二十面相のような出で立ちなのでしょうか。もっと宋さんの意見を聞いて発言させるべきです。
Posted by 藤井 一夫 at 2008年11月01日 04:06
テレビ見てました。
甘利さんの発言に、宋さんイライラしてるなと思ってたので、今回ブログみて笑えました。
でも彼ら政治家を選んでいるのは国民(といっても組織票がほとんどと思いますが)です。
みんな自分のことだけしか考えてなくて、外の世界には無関心です。
お金が無いとか、時間が無いとかで。
僕も大学卒業して社会人になって、残業で毎日深夜帰りになって
いろんなことに対する関心が冷めていくのを感じてます。社会人になって社会が狭くなったと。
皆何も考えられなくなっているんじゃないかなと、会社で配られた党員登録用紙を見ながら思ってました。
Posted by 濱田 健志 at 2008年11月01日 08:10
宋さん
きわどい突込みが必要な場面が多くて、表現が難しいとは思いますが、ご活躍嬉しいことです。
精神論、一般論のことですが、仏教では、わかりやすく信義の心を伝えるために、比喩説法(たとえばなし)を用いると聞いたことがありますが、師と仰いだあの幸之助さんも、必ず、具体的なたとえ話を使って経営理念(企業の心)を教えてくださいました。
甘利さんも、宋さんが期待されるように、「たとえば、こういうことをやりたいんだ。」とか「こんなことをやろうという要望が渦巻いているのだ。」とか、
難しい話を抽象論や理念で終らせずに、現実の「たとえ話」で語ってくださると、私たちも、わかりやすく真実味や誠意を感じるのですが。
Posted by 田丸 孝 at 2008年11月01日 10:55
一般論=奇麗事しか意識しないトップが務まるほど世界は甘くないはずです。ワイドショウ同様に、政治経済を語る番組も各局同じような内容ですから、出演する政治家も仕方がないのではないでしょか。国民は、国の民ではない、国と民とは一体の関係ではないという意識で生きていく必要があると思います。日本人の一人として。
Posted by 安部 久雄 at 2008年11月01日 17:43
>多くの日本の政治家は話す時に緊張感がありません。

同感です。平和ボケなのでしょうか。
ずいぶん前から気になっているのが、
「●●しなければならない」という言葉です。

決意表明のような印象をうけますが、よく聞くと、どこか他人事なんです。
自分の決意表明なら「●●します」が最適なのではないでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000002-yom-pol

日本の政治家には申し訳ないですが、中国の指導者のほうが、
まだ、大国を率いている緊張感があります。
少なくとも任期途中で投げ出すことはないでしょう。
政策に関しては、いい悪いは別にして、具体的です。
経済についても、よく勉強されています。

状況は違うでしょうが、日本にとっていいことは、
まねするべきだと思います。
Posted by ゆう at 2008年11月01日 19:36
自分が出た報道2001を
ビデオやDVD録画して何度も見ました?^^

なんかそんな文章ですね
Posted by こんにちわ at 2008年11月01日 20:03
本当にそう感じます。
私の住む街でも、懇意にしている元市議が3期程勤めた後に漏らした言葉を思い出しました。
「政治が嫌になった」なぜなら「党派を超えて皆私利私欲に走っている」との話です。
これは国会議員でも同じだろと思いたくなりますね。現在元市議は社会福祉のNPOで頑張っています。
だらしない政治家の多い国には明日が無いのでしょうか。
Posted by 新原 幸雄 at 2008年11月02日 07:25
今の日本のトップは政界・財界・官界と本当にお粗末な人間が多い。
そして七十前後の老人ばかりです。今回のバラマキ政策など最悪でまさに朝三暮四じゃないですか。
国民を猿扱いするムチャクチャな愚民政策です。アメリカではオバマが大統領になりそうですが、
日本でも宋さんはじめ優秀な外国出身の人物に政権を担ってもらうときが来るかもしれませんね。
Posted by 椿五十朗 at 2008年11月02日 15:10
報道2001、カンゴロンゴ
どちらも見てました
宋さんのお話されることは、いつも共感させられることばかりです。
私は高校生ですが、どうして大人達がこんなにも政治に無関心な人ばかりなのか、今とても腹が立っているところです。
わたしはまだわからないことがかなり多いのですが、宋さんのお話されたことを調べたりして勉強しています。
Posted by 吉田愛子 at 2008年11月03日 01:01
私は悲しいことに有名人と言う剣を持っていません、でも貴方は其の剣を持っておられます。貴方の意見を拝聴していると8割方は私もそうだと感じています。
社会に影響を与える剣を持つ人間の義務として是非多くの問題に切り込んで欲しいものです。闘牛場の牛を咬み散らかすブルドックのごとくバカな間抜けどもの後ろ足に牙を立て痛みを味合わせて欲しいのです。命を絶つマタドールは国民がやらねばならないことですが、牛の間抜けさ加減や、狡猾さを知らしめるためには、優秀なブルドックに働いてもらわなければと思います。
Posted by 里形道彌 at 2008年11月03日 13:50
>まちにあるくと、クリニックはどこでも林立している中、

なにを抜かしてやがる、金儲けして自民党に100億円用意してみやがれ。

by.医師会
//
Posted by ルート134 at 2008年11月04日 16:44
今自社の体質改革の一部にかかわる仕事をしていますが、企業に置き換えて考えても全く同感です。頭に置いて仕事をしようと思います。
Posted by 家家都有難念的経 at 2008年11月05日 13:39
宋さんの鋭いがバランスのある論評にいつも感服しています。しかし、評論家と政治家とは全く違う立場であることは理解してやってほしい。大臣が一会合のなかで具体論を述べてしまうと他の意見を封殺してしまう危険があります。論が熟するまで大臣は具体論を差し控えるのは、多様な意見を吸い上げる手法でもあると思います。大臣は機関の長である立場があり、ただ個人の信念を問うという評論家では全く責任感が異なると思います。政治家には、もっと大風呂敷を語らせるほうが政治が大きくなって良いのではないかと最近思います。
Posted by 服部 玄蔵 at 2008年11月24日 17:05
最近、宋さん復活しましたね。
Posted by 校長 at 2008年12月05日 23:55
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